なんとも興味深い。シンガポールの選挙 [出張・旅行]

これなんだと思う?シンガポールの選挙ポスター。今年は、シンガポールの選挙の年で今月57日そう6日後がが投票日だそうだ。

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前回の2006年の選挙のときはどっちらけだったらしいが、今年はかなり盛り上がっているそうだ。
前回2006年総選挙では30議席以上が,野党が候補者を立てられず
与党の無投票当選となったが,今回は積極的に野党各党が候補者を擁立。
1972年以来の激戦になると地元紙が伝えている。

組織票で勝る与党・人民行動党(PAP)が優勢であるが,
「最低でも1つのグループ選挙を得る」と野党幹部の鼻息は荒い。


65年の独立以来,与党PAPによる1党支配が続いている中,
今回は野党が積極的に候補者を擁立しており,72年以来の激戦となっている。

14の集団選挙区は与野党の一騎打ちになっており,
特に,Aljunied集団選挙区ではかなり白熱している。
と,言うのもリー顧問相が記者会見で
「(与党が)敗北した場合,有権者は5年間後悔する」などと言った,
半分脅迫めいた発言をして有権者に対して,野党への投票をジワリとけん制している。
(※事実,この国の場合,野党を当選した選挙区ではHDBのリフォームや
公共施設の修繕等が後回しにされるなどの嫌がらせを受けるハメになる…かも)

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そうなのだ、シンガポールって国は一党独裁の国。それを継続するために与党もそうとうエグイことをするそうだ。
シンガポールの友人が言っていたが、与党と野党の選挙演説を見に行ったが資金力にそうとうな差がある。与党の選挙演説会場にはレッドカーペットが敷いてあったのに対して、野党のほうはヨレヨレのスーツ着たひとたちの集まりだったとか。

こんな若い女性たちが立候補しているそうな。これは盛り上がるってもんだ。
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それにつけても、リークワンユーさんは凄いな。とまたまた感じた次第だ。リークワンユーさんが無くなったあとのシンガポールってどうなっていくのか興味がある。

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ではでは。
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地理的距離の重要さ。 貿易における「引力の法則」からみる優位性 台湾 [出張・旅行]

先月、出張の際の飛行機のなかでぼんやり考えながら描いていた。以前、伊藤元重さんの話を聴いてなるほどと思った、貿易における「引力の法則」(オランダのティンバーゲン)がヒントだ。
(貿易における重力モデル Trade Frictions and Welfare in the Gravity Model
:ヤン・ティンバーゲン(Jan Tinbergen, 1903年4月12日 - 1994年6月9日))


2国間の貿易額は、両国の距離が近いほど大きくなり、当事国のGDPや一人あたりのGDPが大きいほど、貿易額が大きくなるというもの。

現在経済活動が活発になっているかつ、今後の成長も期待できるエリアである環渤海圏、アセアン連合諸国などを丸で囲んでみるとこんな絵が見えてくる。このディンバーゲンの引力の法則が正しいとすると、この中心に位置する台湾の地理的優位性があらためて浮き彫りになる。

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中国視点だけではなく、インドを視野にいれても自然な見方だ。

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で、加えて華僑、印僑、ユダヤなどの世界の物流、商流の流れのカギを握るひとたちのテリトリーを重ねるとさらに面白いものが見えてくる。

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話は、変わるがこれも1月だったかにANAラーニング主催のセミナーで朝日新聞東京支社に出かけたときのことをふと思い出した。朝日新聞東京支社があるのは築地だが、そのエリアには、主要な新聞社のオフィスが例外なく存在することに気付いた。情報メディアとしてインターネットメディアへと移行したとしても、情報における地理的「引力の法則」は成立して続けるような気がした。

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情報も結局は、人。情報に感情がこもって初めてコミュニケーションが成立すると考えるとごく自然なことなのかもしてない。(シリコンバレー、オフィスで働くなどもそういうことなのではないだろうか。)

ではでは。
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これは面白い。でも使う人いるんだろうか?Speedpost シンガポール [出張・旅行]

シンガポールのチャンギ空港で先日こんなの見かけた。空港のゲートの傍にSpeedpost。僕も経験があるがPassportコントロールを通過して荷物検査のときに手荷物に持ち込みNGのものを入れていたことに気づく。チェックインカウンターまで戻って荷物をCheck-inし直すか、その物を廃棄するかの2者択一の厳しい選択を迫られる。以前、UKから帰任する際のLHW空港にてカバンに妻から結婚まえに記念にもらったトラベルセットに爪切りが入っていてそれを結局捨てる羽目になった。すっごく悲しい思いをさせてしまったのが忘れられない。

そういう人に朗報!というのがシンガポールが始めたSpeedpost。手荷物検査がゲートのところでやるのがシンガポール流なのだがその直前にこのポストがあって別送でその持ち込めない品物を送るサービス。

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なかなか、気のきいたサービスだが実際使う人がいるのだろうか。よほどの事が無い限り使わない気がする。どうだろうか。

伝票にその場で書きこんで投函する。到ってシンプルといえばシンプル。
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ではでは。
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華やかな舞台とそれを支えるチームワーク。Star Power Woman's フィリピン [出張・旅行]

いや~っ、ラッキーだった。たまたま出張したタイミングが良かったせいでフィリピンの人気番組 Star Powerの最終決定戦の番組収録(生放送)の会場に入れた。これも内緒だがそれもVIP席での観覧。ついている。日本でも名前だけは聴いたことがあると思うAmerican idolのフィリピン版だと思ってもらえばいい。UKだとあのスーザンボイルが脚光を浴びるきっかけを作ったあの視聴者参加型番組。スター誕生。みたいなものだ。

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最終決戦までは、かなり時間をかけてテレビを見ている人の感情移入をさせて、ファンにさせる。そしてファン同士のコミュニティー形成なども出来てしまう。というメカニズムをもった仕組み。視聴者にSMSなどを使って投票させてその結果を審査判断の基準の一つとするなど。結果、高視聴率のお化け番組というシナリオ。うまくできている。(日本では、どうしてこれやんないんだろうか。かなり懐かしいがスター誕生なども面白かった。AKB48とか、モーニング娘とかの企画で十分楽しめているというところなのだろうか。いろいろ合った方が面白い。是非、やってみてもいいのではないだろうか。)

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割れんばかりの歓声。エントリーしている女性のテーマカラー(衣装)に合わせてサポータたちも服装をそろえて応援。ほんと地響きするとはこのことだ。集団のエネルギーはやはり凄い。
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審査員たち。かれらもかなりの人気者だった。とくにこの手前の男性は番組スタッフなども一緒に写真に写りたがって群がっていた。俺も一緒に写真撮っておけばよかったかな。帰り際にもニッコリしてもらえたのでそこでも握手は出来た筈。おしいことをしたのかもしれない。
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今回の決勝で熱唱した女性たち。いままでも何度も対戦して勝ち残ってきただけあって上手だった。番組出演当初とくらべると一人ひとりが大きく成長しているのも過去ビデオが流されたおかげで感じることが出来た。

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審査結果を一度に公表せずにひとりずつ、脱落させていく方法で番組を盛り上げる。この女性は、会場での人気もあったし声量あり。華を感じて優勝の可能性を感じていたが、以外と2番目に脱落した。なかなか難しいものだ。

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3番目に脱落してしまった女性。この女性の印象は、性格がよさそう。そういう部分が始めの2人より勝ったのかもしれない。とかってに想像してしまった。(過去の放送分などをつぶさに観ていないと分からない。なんかそういう要素もいっぱいふくまれているのだろう。)

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繰り返すが、どの女性も魅力的だった。ここまで勝ち上がる間にさらに磨かれたのだろう。女性は変わる。凄い。
あとで出てくる黄色い服を来た姉妹になんか惹かれたな~っ。彼女より、姉妹の方が女優かなにかでデビューしたりして。なにがきっかけになるか分からないからこの世の中。
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フィリピンの人気ベテラン歌手との競演もあった。ベテラン歌手の歌の味というのは更にレベルの高いものだった。この貫禄というか、雰囲気の違いみたいなものっていわゆるオーラというものなのかもしれない。

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この女性が勝つとおもったのだが、分からないものだ。脱落決定の瞬間。お疲れさまでした。
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優勝者は、この女性。みんな歌が上手だったがそのなかでも更に。という印象。いや、甲乙つけ難かったというのが僕の印象。
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で、TVではなく会場でそれもVIP席で観れたおかげで、裏方さんの働きっぷりもつぶさに見えた。「見える化」とか「現場力」を感じる連続。やはり目標(TV番組を成功させる)が全員の中で共有、共鳴されているので担当者各人が自主的に動いている。当事者意識をもって動いている。そしてそのみんなのプライオリティ付けが同じ。というのが観ていてよくわかったし、気持ちよかった。

紙吹雪がドバーっつ。
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次のステージのためにCM中に急いでみんなで紙吹雪を掃除。でも、画面に映らないところはお構いなし。これ本質を突いている。目的にあった行動。プライオリティ付けの基準。

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プレゼンテータたちの目の前でカンニングペーパーを見せる。どこを今読むか指さししながらサポート。見える化の実践だ。
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そのそばで、次のコメントを即興で書いている様子。なりふり構わない。
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読み終えた紙は、そのあたりに丸めてポい。余計なことをやっている余裕はない。掃除している暇なメンバーも居ない。そうそうこの紙、いやにボロイ紙(トイレットペーバーのしっかりした紙みたいなもの)に見えたがどうやら「テカラないこと」「ガサガサ音がしない」ということから選択しているのではないかと推察した。そうとうボロイ紙だったから妙に印象にのこった。何事にも理由とか背景はあるはずだ。だから、推察するのも楽しい。

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それにしてもフィリピンの女性は、きれい。かわいい。いろんな背景はあるだろうがやはり混血というのは、美しい女性をつくるのだろうか。
家族席がそばにあったが、お父さん、お母さんたち自身が西洋人だったり混血っぽかったりしたのを観ていて思った。
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黄色い衣装で唄った彼女のお母さんと姉妹のようだ。この女性に僕自身かなり参ってしまった。観戦している家族は各2名だった。もしかして、この姉妹をデビューさせたいというのが心だろうか。それとも父親不在の家族なのだろうか。そこまで考えてしまった俺はどうかしているかもしれない。

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今回もいろいろ貴重な体験だったと思う。

ではでは。
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カスタマーフィードックの収集と活用。シンガポール チャンギ空港 [出張・旅行]

シンガポールのチャンギ空港で見かけて、ギョッとした。いろんなところで最近とみに見かける顧客満足度調査だがトイレにまであった。

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でも、これどうやって活用するのだろうか。実際のトイレ運用に対して手応え(現場の納得感とか、実際の改善活動の反映)をもって活用出来ないとあまり意味がないような気がする。これが単純に清掃している人のKPI(給与体系)とリンクしている?いや、それでも納得感が無いと調査の意味をなさない気がするのだが。

(近年は、パスポートコントロール(インドとかにもあったな。)などにもこの手のSurveyが横行している。目的と手段をちゃんと見極めないと意味がないとおもうのだが。)

ではでは。
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中華文化の影響。シンガポール [出張・旅行]

シンガポールにまたまた来ている。といっても業務上の目的があってのことだが。あまり考えずに来たが旧正月(Chinese New Year)の直後の訪問だった。ことしは(毎年変わる)、2月3日から2月17日までが正月期間。なに?15日間も?!と思うが、中華系の人たちは親類縁者の繋がりを凄く大事にする。お互いの家々を訪問して挨拶をするのでこれくらいないと足りないとか。週末もかならず日曜には家族であつまって食事をする。シンガポールでは、よく大勢で外食している様子を見かけるがそれがそうらしい。当然外出だけなく親(おじいちゃん、おばあちゃん)の家でご飯を食べる人も大勢いるのだろうが。親というか年長者を大切にしている。というのも見ていて感じる。わ~っと大家族で移動しているなかで真ん中に位置していてみんなが取り囲んでいるのは、対外おばあさん。(おじいさんはもう居ないんだろうな。どこにいっても女性の方の寿命がながい。)そのおばあさんをみんなチヤホヤしているかのような雰囲気で囲んで移動しているのだ。とても微笑ましく、素晴らしい文化だと思う。

で、ホテルに夜中に戻ったら近くにChina Townというエリアがあってそこの通りには、旧正月の飾りつけの一部がまだ残っていたのでちょっとだけ歩いて撮りに行った。やはり中華の雰囲気のデザインだったりする。
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(これ真夜中のChina Town駅。チャイナタウンっていってもシンガポールの場合は90%が中華系の人たち。国そのものがチャイナタウンと言ってしまえないこともないが。とくに中華の香りの強いえりあ。それがこのチャイナタウンエリアだ。こんな表現を旅行ガイドでみたようなきがするな。ずいぶん昔に。)
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シンガポールに限らず、東アジア(韓国、台湾)だけでなく東南アジア一帯(マレーシア、マレーシア、タイなど)でも中華文化の影響は強い。どこの国にいっても昔から経済の実態を握っているのは華僑のひとたち。それに加えて、中国本土の発展。海外からみると日本から見えている以上に実際はもっともっと中国の影響力が強い。ということが分かる。

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華僑、印僑、ユダヤの人たちのビジネステリトリーを小寺圭さん著の本を元に絵にするとこんな感じ。いろいろ考えてしまう。。。

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今日は、これからフィリピンに移動。またいろいろ感じることがありそう。これで3度目だが何年振りだろう3年ぶりかな。まあ楽しみだ。断わっておくがこれも仕事の一環である。決して出張を私物化していないので誤解がないように。(何言ってるんだろ俺。)


ではでは。
タグ:華僑
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分類整理することの価値。蚤の市 シンガポール  [出張・旅行]

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シンガポールでリトル・インディアエリアを散策していたときのこと。以前から気になっていたエリアに初めて行った。リトルインディアは、名前通りインド系の方が大勢あつまるエリアだが、隣接してアラブ系、マレー系のコミュニティを形作るエリアが存在する。いかにも多国籍国家、シンガポールらしい。

で、気になっていたエリアというのがこのスンガイ・ストリート。いわゆる蚤の市。毎日やっている。いつもざわざわしていてなにやっているんだろう。と思っていたのだが、こういうものを売っている。仕入先はどうやらゴミ収集所。日本人赴任者の間でも自分たちが廃棄したものがどこかで売られている。という噂があったが、これがいわゆるそれ。

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ただ、ここでポイントにしたいのはゴミも分類分け整理すると、商品になってしまう。という事実。ようは必要なひとに必要なものが明確に提示できればそれはちゃんと魅力的なものとして存在を変えるということだ。

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以外となくて困ったACアダプターなども手に入るかも。掘り出し物の時計なんてのは無いだろうな。

ひまそうなお金持ってそうなシンガポール人と物見遊山の観光客。日曜は、きっと出稼ぎ労働者がわんさか来るんだろうな。

ではでは。
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どちらが正しい?子供の公共運賃ガイドライン。日本とシンガポール [出張・旅行]

これまたシンガポール関連の案件。シンガポールでMRTに乗ろうとした時に目にしてちょっと思ったことを記事にする。
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シンガポールの場合、身長の高さをひとつの目安として子供に料金を支払い始めるタイミングを決めている。日本の場合は、年齢がクライテリア。3歳だか、4歳以上は子供料金を支払う事。それにたいしてシンガポールは、身長。90cmを超えたらチケットが必要になる。

どちらの考え方が正しいというわけではなく、あくまでどちが仕組みとしてその国に合うか。そういう案件。改札口が自動化されている昨今。キセル乗車か否かをいまの仕組みでスムーズにやろうとすればシンガポール式が望ましい気はする。まあ、そんな簡単な話題ではないのだろうが。

ではでは。
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インドネシア資本の流れ。シンガポール [出張・旅行]

チャイニーズニューイヤー目前のシンガポールで先日見かけた風景。商売繁盛を願ってシンガポールにある企業の多くがこのライオンダンス(獅子舞)をやってるところを見かける。とはいってもそんなに頻繁に見かけるわけではないので見れてラッキー。チェックアウトの準備していたところ部屋からたまたま見かけた。というのが正確な表現になる。

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最近出来たショッピングモールの商売繁栄を願ってのライオンダンス。Little Indiaエリアにあるがそこはそれ中華文化のライオンダンスも縁起ものということなのだろう。

ライオンダンスをなんどか観ててなるほど。これか。と思うことが一つ。ライオンダンスの依頼人(モールのオーナー)は、どうやらインドネシア人。この風景を観てそう思った。
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このモールに限らず、オーチャードにあるホテルや、コンドミニアム(高級マンションみたいなもの。)のオーナーの多くがお金持ちのインドネシア人だと聞いたことがあるが、このモールもそのたぐいらしい。インドネシアという国は、貧富の差が激しい国でごく一握りの中華系インドネシア人が富を握りしめる国。そのスーパーリッチがインドネシア国外であるシンガポール、(イスラム圏である)中東などへの投資をしている。この風景をみかけたときなるほど。と思った次第。

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シンガポールのライオンダンス団の団員には女性も結構混ざっている。で今回もちょっと期待してみていたらこれもなるほど。納得。うなづいてしまった次第。
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時間があれば、チャイナタウンでもっとライオンダンス観たかったな。

ではでは。

ところ変われば、ステータスも違う。ゴールドカード [出張・旅行]

シンガポールの空港でラウンジに立ち寄った時にこのテーマについて考えた。というか思い出した。
航空会社のマイレージプログラムとか、クレジットカードのグレードに関してだ。

このグレード、カードのグレードによって受けられるサービスが違う。よって、優越感とかお得度、そして安心感を得ようと通常クラスよりも、(シルバー)、ゴールド、それよりもさらに上があればそれが欲しくなる。という顧客心理を考えて各社が活用しているシステム。得られるサービスの質も良くなる代わりに獲得するのが難しくなる。というのが仕組み。

で、そのクラス分けの位置づけが各社違うというのは言うまでもないが、お国柄においてもそのポジショニングというか意味合いが違う。たとえば、日本とシンガポールとの比較が面白い。日本では、クレジットカードでも航空会社のマイレージカードでもゴールドカードにプレミアム感がそこそこある。
反面、シンガポールでは、ゴールドカードが結構一般的でその上のプラチナカードをもっていないとプレミアム感を体感できないのが実際だ。ゴールドカードがどうでもいいカードというわけではなく、ゴールドカードホルダーの比率が高いために特別感が無いというのがポイントだ。

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シンガポール航空は、その典型で。ゴールドカードの上にPPSカードなるものを設定している。このカードを取得するための条件が厳しい。ビジネスクラス以上のフライト回数および、マイレージのみカウント。エコノミーでフライトを年間何百回飛んでも取得出来ないというもの。僕も年間110日以上の出張をしていた(年間30往復以上つまり年間60回のフライトを略、シンガポール航空でやっていた))が殆どの場合エコノミーだったのでPPSは、ついに取得出来ずじまい。使うラウンジもSilver Kris LoungeとPremier Clubのもの。

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クレジットカードを日常的に使う国で良くある話なのだろうが、クレジットカードのゴールドカードもみんな普通に持っているのがシンガポールという国の印象。銀行窓口で混雑する場合もプラチナカードホルダーのみ特別窓口が用意されていて、ゴールド位だと平民扱い。

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これゴールドカードメンバー用のラウンジ。
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で、こっちはビジネスクラスを今回使うもしくは、PPSカードホルダー(エコノミーチケットでもOK)。
この写真は、シンガポール空港のターミナル2のものだが、他のターミナルでもこの仕組みは徹底されている。たとえば、T3のGold Loungeには、シャワーが無い。T2のGold Loungeには、シャワーが辛うじてあるのでT3からのフライトでシャワーを使いたい場合は、T2のラウンジまで移動することすらある。本当に厳しい。)
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