ところ変われば、ステータスも違う。ゴールドカード [出張・旅行]

シンガポールの空港でラウンジに立ち寄った時にこのテーマについて考えた。というか思い出した。
航空会社のマイレージプログラムとか、クレジットカードのグレードに関してだ。

このグレード、カードのグレードによって受けられるサービスが違う。よって、優越感とかお得度、そして安心感を得ようと通常クラスよりも、(シルバー)、ゴールド、それよりもさらに上があればそれが欲しくなる。という顧客心理を考えて各社が活用しているシステム。得られるサービスの質も良くなる代わりに獲得するのが難しくなる。というのが仕組み。

で、そのクラス分けの位置づけが各社違うというのは言うまでもないが、お国柄においてもそのポジショニングというか意味合いが違う。たとえば、日本とシンガポールとの比較が面白い。日本では、クレジットカードでも航空会社のマイレージカードでもゴールドカードにプレミアム感がそこそこある。
反面、シンガポールでは、ゴールドカードが結構一般的でその上のプラチナカードをもっていないとプレミアム感を体感できないのが実際だ。ゴールドカードがどうでもいいカードというわけではなく、ゴールドカードホルダーの比率が高いために特別感が無いというのがポイントだ。

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シンガポール航空は、その典型で。ゴールドカードの上にPPSカードなるものを設定している。このカードを取得するための条件が厳しい。ビジネスクラス以上のフライト回数および、マイレージのみカウント。エコノミーでフライトを年間何百回飛んでも取得出来ないというもの。僕も年間110日以上の出張をしていた(年間30往復以上つまり年間60回のフライトを略、シンガポール航空でやっていた))が殆どの場合エコノミーだったのでPPSは、ついに取得出来ずじまい。使うラウンジもSilver Kris LoungeとPremier Clubのもの。

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クレジットカードを日常的に使う国で良くある話なのだろうが、クレジットカードのゴールドカードもみんな普通に持っているのがシンガポールという国の印象。銀行窓口で混雑する場合もプラチナカードホルダーのみ特別窓口が用意されていて、ゴールド位だと平民扱い。

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これゴールドカードメンバー用のラウンジ。
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で、こっちはビジネスクラスを今回使うもしくは、PPSカードホルダー(エコノミーチケットでもOK)。
この写真は、シンガポール空港のターミナル2のものだが、他のターミナルでもこの仕組みは徹底されている。たとえば、T3のGold Loungeには、シャワーが無い。T2のGold Loungeには、シャワーが辛うじてあるのでT3からのフライトでシャワーを使いたい場合は、T2のラウンジまで移動することすらある。本当に厳しい。)
Goldカードホルダーには厳しい差別化だ。スライド142.JPG
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