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車内広告も少しずつ戻ってきている。 がんばろう日本! [車内広告]

先日も触れたが、広告宣伝活動が通常運転に戻ってきた。いろいろあるマーケティング活動の中でも動かす金額が大きいが、その投資に対してのOutputが見えにくいものとして扱われている。たしかに効果測定が難しい。調査して調べられるのが「この商品知ってますか? この広告見かけたことがありますか?どこで?」(認知調査)、「この広告を見てどんな気分になりますか?商品に対する印象はかわりましたか?」(印象チェック) この商品を購入した際のきっかけは何ですか?(口コミ?店頭?それとも広告?どの広告?)という程度の調査でなんとなく効果があったとか、なかったとか会話しているのが関の山。

じゃ、広告って意味がないか?というとそんなことは無い。と力強くだれでも答える。購買という行動は、商品を認知してから調べて、比べて、試してみて、それで気に行った場合に購入する。というのが通常の行動パターン。当然、広告だけで購入を決めるわけではない。当然、過去の経験、記憶も購入の際の影響を及ぼす。(なんだかあそこのブランド買っておけば嫌な思いしないんだよな。ってのもあるだろうし、明確にあそこのサービス体制が好きだからなんてのも動機としてありうる。)ただ、複合的かつさまざまな体験プロセスのなかで複合要因で意思決定るるのが人間なのでややこしくかつ、風が吹いたら桶屋が儲かる(因果関係を説明するのが難しい。)的な話の典型が広告、サービス&サポートなのでたちが悪い。コストダウンをする際に真っ先に白羽の矢が立てられるのが広告、およびサービスサポートだったりするのだ。

逆の言い方をすると、因果関係さえ明確に、説得力をもって説明できればもっと論理的な投資方法および金額として決められるということだ。
震災がために、各社広告費を抑えるのは、ごく普通の成り行き。だが、そういうときだからこを踏ん張って広告で楽しませてほしいと思う。

■UNICLO x 新垣結衣
いいですね。日本国内のユニクロ及び、海外のユニクロ一部店舗(中国、台湾、香港、シンガポール)、ユニクロオンラインストアで販売とのことなので、シンガポールなどにも彼女が露出されるということです。アジアの方々には受け入れられるだろうな。彼女のようなタイプは。

ちなみに僕は、戸田恵梨香さんと新垣結衣さんと区別がつかなかった。やはり僕も既に立派なオッサン。最近見分けがついた次第。お恥ずかしい。でも、二人とも魅力的。

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■フジテレビ
ぱっと見たときは雲のデザインの広告だ。と思った程度ですが、台紙の形そのものがクモガタ。これお金かかってます。なんでもそうですが、まず人を引き付けられないと始まらない。ということ。そいう思いでこれやったんでしょうね。さすがです。
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■グリコ
吉瀬美智子さん。単純に好みなので撮っておいた。それ以外に理由は無い。やはり美しい女性はそれだけでOK.凄い素質を持ち合わせて生まれてきているということ。美女の力は凄い。
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何の話だったか訳がわからんようになったが、まあ良いではないか。広告を考察するのも通勤通学時の楽しみとしてつづけていこう。

ではでは。

最近印象に残っている車内広告   パナソニック ドルツ他 [車内広告]

外出する際は、たいていカバンにデジカメを入れた状態で出かける。気づき、発見があった際はとにかく撮る。というのが僕流。歳のせいか写真にでも撮っておかないと忘れてしまうのだ。あとは、記事のネタになる。というのが理由だ。

【パナソニック ドルツ】
つい先月、娘の虫歯をきっかけに電動歯ブラシを買いそろえた。ついでなので娘の物だけではなく、妻用、自分用と3セット購入。電車広告および、インターネット広告に確信させられて購入したのがこれ。「リアルに10年使った、筧利夫の結論。」PHILIP社製のSonic care. いろいろ実際ためしたことはないが、約10年前に他社のを使った経験からすると相当いい。10年前の製品と今の製品と比べるのはちょっと酷かもしれない。ともかく、このPHILIP社製の電動歯ブラシに満足している。

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で、巷でヒット商品として話題をさらっている電動歯ブラシがこれ。パナソニックのDoltz(ドルツ)値段、デザイン、サイズなどが受けてOLにかなり受けているそうだ。
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それはそうと、パナソニックともあろうものがなんこの仲間由紀恵さんの髪型。普通関係者がNGだすと思うのだが。僕が担当者なら間違いなく撮影し直しの指示を出す。クリエイティブの想像力はリスペクトするが自分の感覚を大事にして広告コンテンツのOK、NGを出すというのが僕の流儀。それにしても、仲間さんが。。。。
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電気歯ブラシの話をしたかったのではなく、この写真写りについてコメントしたかったから記事にしたのだ。

【Suicaとセブンイレブン】
Suicaとセブンイレブンのタッグはそうとう協力だ。とくに電車を多用する首都圏でならなおさらのこと。Edyがスタートダッシュよかったが、Suicaにそうとう歩がありそうな気配。

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さらにEdyとSuicaで互換が出来たらとも思うが、日本政府がそれは阻止すると思う。Suica, Edyは結局はバーチャルマネー。実際、Edy,Suicaでは切手などは購入できなかったりする。(先日近所のローソンで切手を買おうとしたら言われた。)そのバーチャルマネーコンセプトをつかってポイント制などのビジネスモデルを展開しているわけだが、あらゆるところで無制限で使えるものになってしまうと、バーチャルマネーと通常の通過との境目がなくなってしまう。それは、政府としては黙って見てられない。ということになるのだ。よって、いくらEdyがSuicaと結びたくてもそれは阻止される筈。ただ、JRグル―プ各社のカードシステムは着々とコンパチを実現している。これに関しては、JR同士だからということで今のところ認めているようだ。
広告の下隅の注意書きなどをみるとそれがよくわかる。TONICA,ICOCA,SUGOCAなどなども使える。とある。

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【地図のゼンリン】
どかっと眼に入ったのが、「うんちくはいいから、早くしらべてよ!」というコピー。かなりインパクトある。左右2枚構成の車内広告で右には、とにかく文字の羅列。ゼンリン(という社名)の由来は、どこから来たのか。ということに関して延々書いてあって、右のポスターには、ウンチクはいいから。というコピー。これはいい。個人的な趣味だがマルをつけたい!

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【都営バス車内のセキュリティカメラ】
最近、ほぼ毎日都営バスにのるのだがそこで見かけて驚いたのが本件。驚くというのは大げさかもしれないがそうなってるんだという気づきはあった。このカメラがIPカメラだったら本社などでの監視や、記録残しなども用意になる。が、いまのところそこまでの活用はしてないようだった。

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どうでもないことも、注意深くみているとなんか面白い。そういう案件をいくつか挙げてみた。

ではでは。


階段を登りながら思ったこと。 独り言。 [車内広告]

体調調整のために階段で上り下りしています。年齢による代謝がおちていることに加えて、運動不足。過剰な脂肪をみにつけてしまった。先日の人間ドックでも警告をもらってしまってショック。時間がないななかで良い手はないかと考えた結果、階段の上り下りを自分自身に強制することにした。

オフィスが16階にあるのでそこまでの毎朝、毎夕そして、業務時間内の移動も時間が許せば階段を使うようにした。これが結構キツい。なれればなんとかなる。なんとか成り始めたら効果が出る。そんな思いでやっている。だいたい7、8階まで来た頃から息が上がり始めている。。。。。

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で、その階段上りの際に思った事だが、人間目標設定するとトタンに数えかたが変わる。16階まで登るぞ、となる(目標を設定する)と16階まであと何階?と思いながら登る。たとえば、いま5階だから11階分ある。要は、引き算。その数字も2桁から一桁になるとちょっと嬉しい。あとは、半分を超えたかどうかでも気分が変わる。逆に明確な目標設定が無いと単純に足し算しながら事をすすめることになる。いま何処だろう、どれだけだろうと。当たり前と言えば、当たり前のことだがなにか面白い。
人間心理を感じる。そして目標設定の意味、意義も感じる。
同じ階段を登っていても、気にするもの測定するもの目安にするものを今の場合は、階数としたが、時間をKPIにすることも出来る。16階までを3分で登りきるぞ。とか。その場合の真理状態も当然ことなるものになる。そして、そのKPI次第でやる気とか実行、継続しやすさが変わったりする。これもまた真理だし、心理だ。

ちょっとした、自分の頭での出来事を書き留めてみた。よもやま話っぽい。
そういう下らない事を考えながら、冷静になった。いまの僕に一番重要なKPIは、痩せる事。体重による目標設定だった。そう、目的にあったKPIというものあるし、それを一番重要視するのが正しい。ただ、直接的すぎるKPIだと続かないことが多い。風が吹いたら桶谷がもうかる。(たしょう楽しみながら階段のぼっていたら、結果体重が減った。)商売同様、何事もそういうものなのかもしれない。

こういうボディを目指しているわけではないが、それにしても同じ人類なのだろうか。。。。醜い己の姿をなんとかしたい。見た目を気にする。というのも何かモチベーションになるかもしれない。

それにしても美しい。道端ジェシカさん。そして感心したのがPanasonic.。綾瀬はるかさん、仲間由紀恵さん、吉瀬美智子さん、滝川クリステルさん。そして、いままた道端ジェシカさんをブランドアンバサダーに加えた。すばらしいセレクション。

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さすがにここまではを階段を登りながら考える余裕は、無かった(笑)


ではでは。


因果関係が分かれば使う気になる。「燕が低空飛行すると雨になる。」 [車内広告]

東京の電車の広告、自粛ムードもあってか数激減していたが、ここにきて徐々に戻ってきた感がある。よいことだ。とにかく我々が出来るのは、経済を動かして活気づけることだからだ。

で、今朝の通勤途中の電車のなかで見かけたクイズ形式の広告を見ていてなるほどと思った。「燕が低空飛行をすると翌日雨になる。」なんでやねん。と思っていたが、その根拠を聞いてなるほど。と思った。空気が湿って燕の餌になる小さな虫たちの体が重くなって低空飛行になる。それが我々にとって現象としてみえるのが燕の低空飛行なのだ。

この説明を聞いて、この「燕が低空飛行すると雨になる。」を信じてみよう、使ってみようと初めておもった。背景や、理屈に納得できないと使いこなせない。なんだかオッサンくさくなってきたな~俺も。と思うのだった。
どうせオッサンなら、いやな理屈っぽいオッサンより、かっこいいオッサンがいいな。カッコいい還暦男になりたい僕としては。日々精進。

それにしても、間接的な現象をとらえて、何かを予見する。というのは例に枚挙がない。その法則を見つけるこtが出来るかどうかはその人のセンスにかかるのだろう。やはり僕には、精進が必要なようだ。

ではでは。

まさにこれ「強者の戦略」 キヤノン IXY [車内広告]

「ランチェスター戦略」や「孫子の兵法」などいわゆる競争戦略でいう、強者と弱者それぞれにあった戦略があるというが、これまさに強者の戦略。一切こまかい仕様などには触れない。ブランドネームのみが印象にのこるように広告をドカンと打つ。定石通りやってきますね。(先日もキヤノンの方が ドラッカーの言うとおりに経営してきた。みたいな本を出されているのを見かけた。マーケティングの王道を目指す商売の本質を大事にする企業カルチャーをもった会社ということになる。

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「IXY持っていくし〜。」ってなかなか大胆なコピーだな。とおもってたらこんなのもあった。「いってみヨーカ堂」なんだなんだ日本の広告業界は、今ダジャレが流行か?

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ではでは。

広告に説得力をもたせる。スポーツ用具の場合。YONEX.&石川遼 [車内広告]

広告の使命。それは、商品、サービス、ブランドなどの認知をターゲット層させる。さらには、認知から理解、そして確信してもらえるところまで高める。そういう効果が期待されている。

で、今朝の山手線で見かけた広告。ゴルフ好きには、これはかなり説得力があるのではないかと思う。
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学生時代に、僕はある日本のスポーツブランドと用具の機械要素解析をしていた。修士論文テーマとしての取り組みとして。これもある種、共同研究をしてくれていたそのスポーツブランドとすれば、説得力をもたせるデータが取れればそれを活かした設計はもちろん、広告にも使いたい。という思いがあったに思う。結局は、お役に立てたのかどうか。。。。(一緒に研究作業をしてくれた人の一人は、出てデータ解析やってます。みたいなのでテレビ出演されたのを後日観たのがちょっとだけ僕の救い。)ちなみに、その共同研究者はYONEXさんではなかった。
(ちょっと気になって自分の名前で検索してみた。当然、本名で。マイク島田なんてペンネームですよ(笑)。僕の研究論文も幾つか出てきた。世の中の役に立ててればいいのだが。とまた自嘲してしまった。と同時に同姓同名って意外といるのにも驚いた。それも同じ区の住民にいるとは。珍しい名前だと自分では思っていたのにこれは意外だった。)

それにしても今朝観た、この広告は影響力あるんだろうな。つくづく感慨深い。。。

ではでは。

NHKの変わりっぷりに注目です。紅白歌合戦。 [車内広告]

最近かなり思い切って変化しようとしているNHK。今年の紅白も見ものですね。早いもので今日がおおみそかなんですね。スライド34.JPG

ではでは。

これ勿体無いですね。せっかくの 壇れいさんが。。。。 [車内広告]

これ今朝の山手線のなかで見かけた広告です。勿体無いです。壇れいさんのお顔の上に広告を止めるホルダーが被さっていてきれいなお顔が良く見えません。。。

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ちなみに僕は、日頃から金麦を愛飲していますが、その理由のひとつは、「壇れい」さんのファンだからです。単純でしょ。そういう僕からすると益々勿体無いと思わざるを得ない広告です。広告としてのバランスも大切ですが、こういう用途に応じた広告デザインというのも
大切ですよね。

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目標設定は、長期レンジで行わないと。 [車内広告]

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東進ハイスクールが開催している中高生対象のセミナー(講演会)です。「大学学部研究会(この夏「最先端の学問」と「夢」に出会う。60名もの超一流大学教授陣による感動の2日間。」
中高生の頃にこういうのに触れていたら僕の人生も変わっていただろうなと思います。とくに高校生のときは、勉強の目的が定まらないから、目標もいい加減なものでした。何の為に(目的)勉強しているの?が明確じゃないから勉強に対する動機づけなんてあるはずもなく、なんとなく。あえて言うならなんとなく就職じゃなくて進学するもんだ。ぐらいの位置づけで高校通ってましたね。で、入学した時は、相当成績良かったはずなのに卒業するときは、ビリグループ。結局浪人して受かった大学の学部に入った。なんかよくあるタイプですかね。

大学では、なんというか開放感と大学って勉強するとこじゃないと勝手に思っていたのもあって1年生のときは、単位とればいいや。って感じ。学校いって友人つくって授業の合間に会話を楽しむ。って感じでした。だけど、ちょっとした気付きがあって、大学でこの研究室に所属してその研究やってみたい。と思ったときから結構勉強しましたね。時間がふんだんにある大学生でしょ、集中できる時間も環境もある。はまりましたね~。回りも勉強しない友人もおおいので、成績は当然のように良かったですね。

でも、よく考えるとその研究室に入りたいというのもある企業に就職したい。という思いがあったための目標設定に過ぎなかった。目標設定が短期レンジのものしかないと、息切れするんですよね。中長期で目標設定がマイルストーン化していると、次はこれ。っていう目標(夢)のがあるからのんびりモードにならない。そういう中長期て的な目標設定が容易されていないといけないな~というのをこの年齢になって理解した気がします。(ちょっと遅いですね。)

で、僕の将来の夢は、いま勤めている会社を退職したあとも社会貢献したい。遣るのは、マーケティングの経験と知識を活かして大学の講師、もしくはコンサルティング業。とちょっと大きく構えています。その知識を補強するために独学で本を読んだり、講習会に出かけてたりしていますが、やはりMBAくらいとっておかないと。それに向けて準備開始しようか。というのが現状。理論と経験を売りにしたいので、海外マーケットでのマーケティング活動をもう一度経験する。という目標も設定して会社側にアプローチしています。MBAの取得は、頑張ればなんとかですが、会社のなかでの業務はなかなかコントロールできないですね。

生涯の目標、人生の目的をみすえると、直近でおもうようにいかないことがあってもそんなに苦にならない。というのが実感でいろんなことが小さくみえるし、これもなんとか将来の糧にできないか。糧になるはず。と思って頑張れますね。

企業でいうと、現状の企業は、株主の利益を考えすぎのために直近で利益をだすことに注力しすぎな気がします。中長期の視点でとりこまないと結局、ネガティブスパイラルに入ってしまうような。不安になってしまいますね。あとは、いまの日本は、必要以上に自信をなくしてしまって萎縮している。100年単位で歴史を見直すと、ここ50年くらいの日本の栄華なんて奇跡のようなもの。そんなものに縛られすぎず、貪欲にかつに全世界の利益のために日本人はどうあるべきか。貢献していくかという目標設定を持つべきときなんじゃないですかね。ちっちゃいちっちゃい日本人。って本気でおもいますね。

東進スクールのような講演会セミナーとかに参加して刺激をうけまくっていたら、若かりし僕は何をめざしていたかな。
 マーケティング
 教育心理学
 生命科学
 材料化学
 ロボット工学
 などなど。

以外と、結果は今の現実と同じだったりして。。。。

ではでは。

「プラットフォーム」という言葉そのものに意識を持つ大切さ。 [車内広告]

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この吊り広告みて思い出しました。「プラットフォーム」って言葉。平野敦士カールさんの「新・プラットフォーム思考」って本を最近読んだのですが本としての完成度としてはあまり関心しなかった。というのをAmazonの読者レビューにも投稿しました。考え方としては、他の本や講演会で聴いた話で受けたInspireは無かった。というのが正直なところで、内容も深みを感じなかったといのが正直な感想です。ただ、ひとつだけ、一文だけ心に残っていた。その言葉を思い出しました。プラットフォーム型ビジネスというものは以前から存在していた。が、プラットフォーム思考という考え方で運営されていなかった。(僕なりに意訳すると、プラットフォームでありながらプラットフォームであることを十分理解して意識的にビジネスしてきている例が無かったという話です。)

で、この吊り広告の話に戻りますがこれっていわゆる、Suicaとか、Pasmoのプラットフォームに会社や学校が乗っかったという例ですね。SuicaやPasmoなどは、必要な個人情報や用途が酷似している。だったらひとつにしてしまえ。乗っかる側からすればそういう情報インフラコストは使わなくて良いし、乗っかられる側からするとプラットフォームへのトラフィック(会員数)が増えるというもの。
何気なく見ているとああ、便利だね。そういうのも始めたんだ。で終わるところですがいや、これプラットフォームだな。と考えたとたんにどんなものがこのプラットフォームに乗せられるか。より便利なものになってさらに人が集まるものになるのか。って考えに及ぶ訳です。

プラットフォームって怖いもので、要は人、物、金のトラフィックが集まるところ。逆に言うと、集まるところには集まるが集まらないところには集まらない。それがこのInternet時代、インターネットをベースにしたプラットフォームにおいてはこの動きが加速されるということです。河合忠彦 ダイナミック戦略論.jpg河合忠彦 ダイナミック戦略論2.jpg
これ以前引用した、中央大学ビジネススクールの河合忠彦先生のチャートですが、プラットフォームをつくるには、Fast Moverもしくは、Innovative Fast Followerでなくてはいけない。って表現も出来そうですね。
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これ、「ATMならローソン」っていう吊り広告です。ある種、コンビニエンスストアも立派なプラットフォーム。トラフィックが出来る仕組みにいろんなものが付随してますます魅力を増してきている。「セブン銀行」に続けとばかりこういう広告を出しているんですね。かれらがやりたいのは銀行じゃなくて、プラットフォーム化とそれをより魅力的なものにするための仕掛け作りですから。

言葉にする、言葉で意識することで見えてくるもの見え方が変わるもの分かること。いろいろあります。そういうことをツクヅク感じた瞬間でした。


たった一人で組織を動かす 新・プラットフォーム思考

たった一人で組織を動かす 新・プラットフォーム思考

  • 作者: 平野 敦士 カール
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2009/12/18
  • メディア: 単行本



星ひとつしかつけなかったけど、増やしておこうかな。この本のレビュー。

ではでは
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