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理解出来ないので実際に観にきた、感じに来た、考えるために来た。 [出張・旅行]

インドへの渡航はこれで11度目。もちろんインドの目覚ましい発展は、表面上の観察だけでも十分体感できたが、今回は約2週間の訪問で明確なテーマと目的意識をもって訪問したおかげでインドの結婚式という切り口で大小いくつかの都市に訪れ、様々な人とふれ合い、多少長い時間をともにすることで理解が格段に深まったように思う。市場、人、商習慣、地域性など。こんな機会を得られることはそうない。あとはこれを関係者にいかに分かり易く伝え、活かす方法を提案するかだ。

それが出来なければ、今回の訪印の価値は、半減。個人的に良い体験が出来た。で終わる。これこそ組織で働く事の価値として活かせるかどうかがかかっている。会社を変える。強くする。そのための活動の一貫だからだ。

ではでは。

■インドの結婚式ビデオ
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One of high class


■インドの結婚式写真

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【ROLEX】説得力、納得、安心感のためのパフォーマンス。(シンガポール) [出張・旅行]

以前、シンガポールに住んでいた頃に利用したことがあるロレックスのオーバーホールサービス。たまたま近くに寄ったので立ち寄ってみた。

日本で言う銀座のど真ん中オーチャードの一等地に高級デパートらと一緒にロレックスのビルが立っている。(自社ビルじゃないだろうがロレックスのビルという印象を受ける。)
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写真がその入り口。向かって左は、ショールーム。時計が優雅かつシンプルに陳列してある。で、右側がサービスエリア。要は、修理の類いは右側へ。という配置になっている。

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ガラスに光が反射してしまって見え辛いがここには、サービス受付カウンター(と言ってもホテルのチェックインカウンター的な印象で女性が二人常駐。)とお客様の待合いスペース、そして床から天井までガラス張りの修理作業スペース(ある程度のクリーンドが保証されていると思いわれるスペース)という造りになっている。
つまり、待ち合いスペースから修理工房の様子がツブさに見える造りにしてあるのだ。
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タイミングによるが、今回立ち寄った際は3名の白衣を着た修理作業者が中で作業をしていた。

以前に10年以上使い続けた時計が動かなくなったのでココに持ち込んだので分かるのだが、受付で賞状を伝えると、受付の人が時計を修理工房に届けて、修理担当者が目の前で診断、見積もりを手際よくやってくれる。そのスピートが凄い。ものの2分位で僕の時計はバラバラに。作業工程は複数にわたるが流れるように作業が出来るように各種ジグが配置されていて一気にバラバラ。バラしながら拡大鏡で確認しながらチェック高目標になにやら書き込む。書き込んだ物と一緒に、修理作業者が出て来て説明してくれる。この部品は、交換マスト、この部分はお客様次第。ここの部品を交換すると幾らで、これをやると幾ら。この内容でオーバーホールすると幾らで何れだけの期間が必要かなどの見積もりを説明してくれる。この手際の良さには圧倒される。そんなことを思い出しながら待合室のソファーでサービスの水を飲みながら眺めていた。

こういう作業をオドオドやられたり、時間を掛けられてしまうと「この修理工房、作業者に任せておいてだいじょうかよ。」などと不安になってしまうが目の前でパパッツと済ませて作業者本人からコメント、アドバイスが貰えることで納得度、安心感が格段にちがってくる。僕が実際修理に出した時は年末の忙しい時なので2週間といわれたが実際はそれよりも早く仕上がり連絡が着たのを憶えている。金額も略見積もり通りもしくは若干安かったように記憶している。(決してBest Case Senarioでの約束はしない。という点も徹底されているのだろう。)

あらためて訪問できて、こっそり写真に収めた。もしかしたら写真撮らせてくれたのかもしれないが。
先日のエルメスといい、このROLEXのサービスといい感慨深い経験をした。

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自分の業務でもこの経験をいかしてみたい。これも一種のHospitality Marketing だったり、Creating Peak Experiencesだと思う。

ではでは。

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【エルメス】ニッチビジネスの極意。日本もここから学べるかもしれない。 [出張・旅行]

ブログをここ1カ月書かなかった。久しぶりの記事になる。時間が空いてしまった理由は大きく分けて2つ。

1つは、忙しかった。とにかく。昼間は業務、そして夜は学校。行くだけならよいが課題(宿題)やらテストやらで特に7月、8月はフラフラ。睡眠時間は、2~3時間といったところ。(23時頃に帰宅するのは早い日で、それから晩飯、なんだかんだと寝るのは2時、そして起床は5時。それが普通だった。)折角の夏休みも夏期集中講座を性懲りもなく取ってたから。。。。夏期集中講座といえば会社が休みというイメージだが、実際は会社に昼間いって、夜授業。(それもすべて英語でやりとりね。)中々しびれる毎日だった。とにかく眠くて時間が無くて、ブログに手が伸びなかった。

で、もうひとつは、Facebook.完全にハマってしまった。学校に入学する前は、アカウントは持っていたが殆どつかっていなかった。アクセスしても友人のコメントを読むだけ。情報発信は、もっぱらブログとTwitterだった。友人とのやりとりには、メール。誰が読んでくれるかわからないけど情報共有してみたい。という欲求のためにブログ、Twitter。ぐらいの使い分けでやっていた。だけど、夜学に行き始めてからFacebookでのやりとりに嵌ってしまった。いままで持っていたコミュニティとはちがったコミュニティに所属し、異業種の友人との間のやり取りをする場が確保される。自分との共通点も持っている。そういう輪のなかでの情報共有は、複数の人に情報共有してみたい。というのと共有している相手の顔があるていど見える。というブログにはない要素に惹かれたからかと思っている。だからといってブログは止めるつもりもない。要は、選択肢が増えたが、自分自身の使える時間には限りがあるのでブログは以前ほど書かなくなるということだ。僕もご多分にもれずしばらくは、Twitter, ブログ、Facebook, Mailといった道具を使い分けて行くことになりそうだ。それらの間での時間配分を変えながら。


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これ、道路に埋めてあったプレート。オーチャードって正式には、Orchard Mallなんだ。知らなかった。

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アバクロもとうとうシンガポールに出現。どかっと目立った広告。こんな広告国によっては受け入れられない(?)
とにかく目は引く。凝視できるかどうかは別物だが。まずはアイキャッチ。

前置きが長くなってしまったが、今日は先日行ったシンガポールで見かけた事の一つを記事にしたい。
シンガポールは、経済発展著しい国で一人当たりのGDPはいつのまにやら日本を抜いている。というのは有名な話。そのシンガポール人、はたまたシンガポールに駐在している富裕層、観光客らが競って歩きまあるシンガポールの銀座、オーチャードでの出来ごと。いくつものデパートが立ち並ぶエリア。各々のデパートも客引きのための仕掛けに余念がない。そいうデパート側の思惑と、ラグジュアリ―ブランド【エルメス】そして、そういう客層がいるシンガポールという市場が一致して可能にした企画 FESTIVAL DES METIER(エルメス展とでもいうのだろうか。)PARAGONというデパートで開催されていた。

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これPARAGONっていうデパート。タイのバンコクなどにもある。(きっと系列。入口横はGUCCI)
他にも高級ブランドがビッちし。

何やってたの?
エルメスの実演会。エルメスの職人が来て、工房での作業を説明する。それをお客さんが気軽に観ることができて実際、その職人たちと言葉をかわす。質問が出来る。というものだ。(もちろんエルメスなので職人の大半はフランス語しか話せない。仏→英語の通訳つきでの対応。
展示カテゴリーも多岐にわたり(というか全部?)バッグ、スカーフ、時計、皿(陶器)、皮製品小物(財布など)のミニ工房公開というイベント。

工房で作業の実演を間近にみせて、会話もさせるは、写真撮影もOK.これはある種の感動マーケティング。
ブランディング活動以外のなにものでもない。Intangible(触れることができない)ブランドというものを実演を見せること、会話させることでTangible(触れらえる、体感できるもの)にしてしまう。というものだ。

通常、ものづくりをするブランドというものは、作る工程を見せたがらない。真似られることが嫌だからだ。もしくは、それが致命傷につながると考えるからだ。それに反して、このエルメスというブランドは徹底的に見せる。語る。というアプローチにでている。

ココから見えてくるエルメスからのメッセージは、「これだけ手の込んだことを一流の職人の手でじっくり、丁寧につくっています。だからこそ品質も良いし、大量に作ることはできません。それだえの価値のあるものを提供させていただいています。値段も当然お高くなります。」というもの。もっと下品な言い方をするとこうなる。「こんだけ面倒なことをこんな高給取りに徹底的にやらせているんだから高価なものになる。でも、これだけのことを真似られるなら真似てみなさい。きっと出来ない筈だから。」そういう自信とプライドがハッキリ伝わってくるものだった。

これって日本の生き方に対してのヒントなんじゃないかな。と思った。以前、聴いた2つの話。ひとつめは、森永卓郎さんが言った「日本人は、イタリア人になりなさい。(中国と張り合うなんて考えないこと。大量生産型じゃなくて、安く一杯便利なものをという発想ではなく、生活を豊かにすることで価値を提供することを考える。)」という話と、もう一つは、菅野敬一さんのAERO CONCEPTの自分が作りたい、欲しいとものを作る。拘ってつくる。という話だ。

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http://mike-shimada.blog.so-net.ne.jp/2011-04-04

要は、ニッチなビジネスを拘りをもってやる。ということだ。薄利多売型から少量だが付加価値が高いビジネスを日本は目指すべきなのではという投げかけを思い出す。
確かに、ニッチなビジネスというのは基本的にマーケットが小さい。ただ、そういうニッチな市場、カテゴリーをいくつもいくつも持っていれば、日本全体が潤う事ができるのではないだろうか。と今回のこの体験で真面目に考えるようになった。会社で言えば、薄利多売、大量生産のためには、大きな会社、組織が向いているがニッチビジネスには向かない。だが、その大会社であっても活動そしきは、細分化(小さい小さい事業部)とし、最低限のインフラもしくは、資金面でのつながりのみとする。という方針に切り替えるという考え方だ。たしかに、製造効率は下がるが、利益率は上げられる可能性は十分にある。というかそれを目的とした細分化であり、ニッチビジネスにフォーカスをあてたアプローチとする。というものだ。

ヒミツ主義からOPEN主義というのは、INTERNET、SNS(ソーシャルネットワークサービス)時代の流れだけではなく、こういうニッチビジネスにとっての有効なアプローチなのかもしれない。そのためには独自性がありそれが真似ららない。そして企業姿勢として真摯かつ真面目であること。などが条件となりそうである。

近距離で接したのにもかかわらず、ヘルメスに対しての畏敬の念にも似た、憧れを感じた。
いずれにしても、偶然目にした光景だったが感じることが多い一日だった。様々な意味でラッキーな時間だった。
そうそう、先ほど触れたAERO CONCEPTの商品がひと伝えでHERMESの社長の耳に届いて、実際作っていることろを見せて欲しい。と尋ねて来たことがあるらしい。そのときAERO CONCEPT菅野敬一社長は、惜しげも無く見せたらしい。その時HERMESが興味をもったのは金属と革の縫い合わせの部分に特に興味をもったらしい。菅野サンいわく、「ジックリ観ていた。HERMES側はなんか離れ業でもあってパパットやっているのでは?と思って観たかったらしいが結局、真面目にキッチリ手間が掛かる作業をごまかすことなく遣っているのをみて納得して帰って行った。」そんなごまかし技なんてないし、そもそも『高い加工技術と精度』、もう一つは『手間を惜しまないモノ造り』がポリシー。「手間のかかるモノ、手間のかかる生き方、手間を掛けた楽しみ、手間を惜しまないモノ造り」私たち職人の強固な、そして喜びに満ちたポリシーなんだから。と語っていたのを思い出す。(自分自身の記憶とAERO CONCEPTのHPからの引用)

(以下に、当日撮影しまくった写真の一部を掲載する。)

ではでは。


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今回話題にしたい、エルメスによる催事。FESTIVAL DES HERMESの看板。デパートに入る際に目にははいってきたが、ふ~ん、ヘルメスか。ぐらいの印象だった。

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これ全体像。吹き抜けスペースだから、2階、3階、4階からも丸見え。爽快な眺めだった。

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ほらほら、スカーフ。ドドーンと展開。見応えあります。
そういえば確か2年前に東京ミッドタウンでエルメスのスカーフ展みたいなのやってたな。(あのときたしか帰任早々でウイークリーマンション住まいであの辺りに仮住まい。今考えても優雅だったな。)

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財布の革の縁を丹念に補強。エルメスの製品はガチッとした造りではなくきゃしゃ?と思わせる造りという印象があるが実際は丈夫。こういう丁寧な作業のお陰なのだろう。縫製もスッゴク丁寧なのが分かる。暇があったらエルメスの製品を手にとってみるといい。エレガントで丈夫。

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エルメスは、時計ブランドとしては超後発だと思うがちゃんとDNAは入っているようだ。時計専用メーカーに丸投げってことは少なくともなさそう。

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皿の画づけ作業。作業者の白衣姿もなかなか良い。

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スカーフの染め工程。何色もの繊細かつ鮮やかな模様を丹念に丹念に載せて行く。こうやらないとエルメスのスカーフは出来ない。いわんばかり。説明していた職人も熱かった。

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で、いつも人だかりが絶えない鞄。ケリーバッグ?バーキン? 内縫い?外縫い?革の種類は?金具は?そんなことは僕にはどうでも良い。ただただ人気のこのバッグ。やはりストーリーがあるというのは凄い。

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ネクタイってこんな形しているんだ。というのが正直な印象。

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これ、いったいなんだったのだろうか。確認するのを忘れるくらいに興奮していた。

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こんな革からつくってま〜す。見て、そして触ってみて。ってことなんだろう。たしかに良い発色していた。

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催事上の床のカーペットもしゃれてた。

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(こんなゴージャス系の女性も真剣に聴き入っていた。思わずパチリ。)

こんどこそ、ではでは。
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期待値と感動との関係。ANA [出張・旅行]

以前からANAに関しては、セミナーなどを受講してきた際に記事にしてきた。
http://mike-shimada.blog.so-net.ne.jp/2011-02-05

顧客との接点である現場の重要性を掛け声だけでなく、会社の中の意識付けとしても徹底している企業。(組織図などは、現場にちかい若手が上、社長が一番した。という逆ピラミッド型で表現される。職場の机の配置は、廊下に近い側が部長、一番遠くが若手。と通常よくある職場での座席配置も真逆だったりする。全ては、社内のコミュニケーションの向上と顧客接点の重要性を体現させようと言う狙いからやっているらしい。)

顧客の接点がブランド価値を決める最重要ポイントであると僕も思っている。あらゆるダイレクトタッチポイントを如何に強化出来るかがこのインターネット時代、SNSが活用される社会では益々意味を持つ。と理解している。以前聴講したANAラーニング主催のセミナーで、ANAの数ある施策の一つとして、ピンクストラップ。というのがある。(正式名称は知らないが。CA(Cabin Attendant)の言葉使いや接客態度が大事な事はいうまでもないが、加えて身だしなみの重要性もANAではかなり意識しているそうだ。エリア毎でCA同士がこの人は素晴らしい。と思うCAに投票してスコアが高かったCAに対してピンクストラップを授与するというもので、毎年エリア毎に1名ずつ表彰して、一度授与された人は、(名誉)ピンクストラップとなり、翌年度以降の投票の対象からは外れる。そうやってピンクストラップ(素敵なCA)の数を増やして行くことでANAのCAの魅力を上げて行くという狙いとのこと。で、いつも空港に幾たびにピンクストラップに出くわさないかな。。。と思ってたら昨夜のTV番組「知る知る見シル。」のANA特集で見つけた。

ずらっとCA.ご多分に漏れず、皆さんお美しい。
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ほら、奥のCAのストラップだけ”ピンク色”している。(写真をダブルクリックすると拡大される。認識できます。)
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後日談:Googleで検索したらさくっと出てきてガっくし。正式名称アピアランスリーダー。(僕的にはピンクストラップ)
これです。
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で、身だしなみだが、制服を着こなすといってもなかなかフレキシビリティもないなか差がつきにくいのでは?と思う方も多いと思うが、ハード面ではフレキシブルな部分として「スカーフの結び方」があるそうだ。結び方は各自の自由とのこと。今後これも気をつけて観察してみようと思う。何かの縁で会話することがあったら話題ネタにも出来そうだ。下心?ん〜っ、そんなのありません。単純に話題が必要なとき、場面って出てくるでしょ。言葉に詰まるときってあるもんです。僕みたいに自然に言葉が出てこないタイプ(アドリブに弱い)は、引き出しを幾つも事前に持っていないとダメなわけです。加えて、ソフト面が実はあると思っています。着こなしってあくまでハード面で評価されるものだと思い勝ちですが、着こなしのなかには動作の美しさ、対応の美しさというのも自然と反映される筈。あの人のようになってみたい。と思わせることがポイントだと思う。そういう意味でこのピンクストラップというのは凄い仕組みだと思う。なにせCAが憧れるCAってことですから。ピンクストラップを貰ったCAは、アドバイスを請われたらちゃんとアドバイスしてあげる。というのが決まりだとか。ピンクストラップを貰った人は益々磨かれそうですし、憧れるCAたちも具体的な目標、Roll Modelの存在があることは、ES(Employee Satisfaction)の向上にも役立つ。と思うからだ。

と前置きが長くなってしまって、題名からかはり離れた話になってしまった。主題に話を移そう。先日、成田(NRT)からロサンゼルス(LAX)にANAで行った際の話だ。空港のラウンジとくにANAの成田空港のラウンジは大好きでいつも早めに行ってしまう。お目当ては3つある。
①生ビール(あの機械で入れる生ビールは、簡単かつ美味しくてたまらない。機内で仕事しなくては。とおもっていてもついつい飲んでしまう。自分に程よい言い訳をしつつ飲んでしまう。)
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この以前、マシーンでビール飲んだ外国人のお客さんが言っていたのを思い出す。
「Genius(天才だ)!」まあ、日本の生んだ天才ビールロボット。というところだろう。

②うどん(小降りの盛りつけなのできまって2杯たのんでしまう。特徴があるわけではないが旨いからしょうがない。自分のなかでは決まり事。成田にきたらANAラウンジでうどん食べるべし。)
③PCエリア(これはラウンジだからというより非日常空間なので気分転換になって仕事がはかどる。また邪魔が入りにくい空間だというのもプラス要因。)
今回もいつものように事前準備不足のままでの渡航。到着の翌日にプレゼンテーションが在るのにも関わらずプレゼン資料がしあがっていなかった。加えて、いま通っているビジネススクールも春期の期末ということもあって提出課題が山積み。出張期間中にプライオリティをつけてこなさなくては行けない状況のなかでの出張。いつも以上に早くラウンジ入りして、ビール片手にPCエリアにへばりついて居た。(そういえば、この間行ったシンガポールでも空港ラウンジに搭乗の5時間前くらいに入って作業していたな。あそこも搭乗時間のかなり前からカウンターが受付してくれるので助かる。)

かなり集中して作業ができた。いつものようにビールもうどんもたんまり頂けた。満足満足。時間になったので飛行機搭乗した。で、本当にテンパっているので機内でも作業を。とおもって鞄の中をガサガサやったのだが学校のノートが見つからない。どうやらラウンジに置き忘れたに違いない。あんなの誰も盗まない。いまの僕にとっては100万円だしても欲しい。と思う代物だが、他人様には価値ゼロ。だから盗まれることは無い。でも、このままでは課題が。。。という思いと同時に本当にラウンジに置き忘れたんだよな。ラウンジじゃなくて、空港まで来る際に乗ったNEX(成田エクスプレス)の中?とか余計な不安まで出て来た。。ほんと、参ったなーというのが正直なところだった。

この写真撮ってた時は、こんな事になるとは思っていなかった。。。情けない。
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ここからが本題中の本題。もしかして、なんとかしてくれないかな(機内から成田に連絡してラウンジ内の忘れ物しらべてくれないかな。)とおもってCAに「成田のラウンジに忘れ物したみたいなんだけど。どうしたらいい?」って聞いたら、「申し訳ありませんがLAに着いたら(自分で)空港内関税関係デスクに電話してみてください。電話番号はこちらになります。」ということだった。そっか、しょうがないな。でも、手がかりは掴めそうだ。聞いてみてよかった。と思って飛行機を降りた。

飛行機降りて、いつものようにLAXのPassport Controlの長い行列に並んでいたら、館内放送で僕の名前を読んでいるではないか。「シマダミツヒロさま、いらっしゃいましたら手を挙げてください。地上CrewがPassport Control前方を走りますから声かけてください。」って。それも日本語だったので尚助かった。(笑)もしかして、と思って言われたように手上げて走ってきたクルーに声かけたら「成田のラウンジにお忘れ物が届いています。帰国された時に成田で受け取られますかそれともLAに送らせましょうか?」だって。えっすごすぎ。確実に手元に欲しかったのでここは焦らず成田で受け取ろうと思いその旨を伝えたら「承知しました。テレックスでその旨、伝えておきますので帰国の際、成田のグランドCrewから受け取れるようにしておきます。」とのこと。素晴らしすぎる。

帰国して、ちゃんと僕のノートに出会えた。実際、着陸後の機内アナウンスで僕にアドバイスをくれたり、飛行機を降りたところでグランドCrewが僕の名前を書いた紙をもっていてくれて受け取り場所をおしえてくれた。ノートを紛失するというミスのお陰で、感動的な接客を体験できた。ANAのなかの社内連携の良さを体感した出来事だった。

最近、JALも相当頑張っている。意識の変革が末端まで行き届いている印象がある。いまのJALなら同じレベルのことをやってくれそうな気がする。ANA,JALが切磋琢磨して日本の航空会社が世界と伍して行ける。という状況が早く来る事を期待してやまない。厳しいマーケットと良きライバルが強いブランドを創り上げる。僕は、そう信じている。

僕のところに帰って来てくれてありがとう。大事なノートちゃん!
(余談:学部のころからの付き合いなので今通っている大学ものではない。それも卒業すら出来ていない。。。そんなことよりも愛着のある品物を大事に使う派。ただそれだけ。大意はない。)
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ではでは。
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出てきた荷物。よっかった。 [出張・旅行]

これ昨夜の記事の続き。荷物でてきた。ブリュッセル空港で荷物の積みのこし。が原因だったようだ。まあとにかくよかった。

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で、これワルシャワ空港内の紛失届のオフィスでもらったアメニティグッズの中に入っていたカード。
あわゆく気づかず捨てるところだった。

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文面もいい記念(?)なので書き留めておく。

お客様へ
この度はご不便およびご迷惑をお掛けしましたこと心よりお詫び申し上げます。
弊社といたしましては、お客様のお荷物を速やかに見つけ出し、お届けすべく最大限の努力をいたします。
当座の間の御入用の物を、心ばかりですがご用意致しましたのでご利用ください。

Dear Passenger
We sincerely apologise for the
inconvenience that you have been caused.Please be assureed that
we are doing our bet to return your belongings to you as soon as possilbe.
In the meeantime, please accept this overnight kit as a small compensation.
We hope that you will find the contens useul.

英文と日本語文で妙な違いがないか、読み比べてみた。英文を読んだおかげで、このアメニティグッズ自体がコンペンセ―ションだということが分かった。変な期待をしていたのだが、英文を読んでよしておこうと思った。(がっつりコンペしてくれるものかとおもっていたのだが。。)

いずれにしても、このアメニティグッズ、妙に手回し良く準備してあるのが気になる。それだけLost Luggageが発生するということか。極力荷物は預けないようにしようと思う。余裕のある旅行ならいいが、動きの速い出張のときに荷物を紛失するとダメージが大きい。

こういうアメニティグッズも航空会社アライアンス毎にアクションしているのが興味深い。今回は、Star AlianceだったがJALの所属するOne World だったらどうなんだろうか。(このLost Luggageの話をミュンヘンのANAカウンターで冗談交じりに話ししたが、あまり盛り上がらなかった。ANAからも謝辞の声とかもらえたりするのかちょっぴり期待したのだが。まあ、そういうものなのだろう。)

いろいろ参考になった。

ではでは。
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およよよっ。なんだよ参ったな。  ブリュッセル&ワルシャワ [出張・旅行]

これなーんだ。

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ワルシャワ空港でもらったアメニティグッズ。いやそこがポイントではない。なんでワルシャワ空港でアメニティ・グッズをもらうんだろうか?ことがここでのポイントになる。
ブリュッセルから飛行機でワルシャワまで来たのだが、普段は預けない荷物をブリュッセル空港で預けた。先日のフランクフルトもそうだが、ヨーロッパの空港は広いだけでなく移動に苦労する。東南アジアも大きい空港が作られているが空港内、ターミナル間の移動のための手段が容易されている。シンガポールなんて同じターミナル内でもモノレールで移動出来るし、T1,T2,T3と3つあるターミナル間の移動用にもモノレールが用意されている。またその運行頻度も高いのが助かる。

で、そのアメニティグッズの中身だが、歯磨きセットにひげそりセット、櫛にLaundry Detergent(洗濯洗剤).TシャツXXL。

っていうラインナップ。パンツが入っていないかわりに洗濯洗剤とは。パンツは洗えというメッセージのようだ。
まずは、荷物が出てくることを祈るしかない。コンペンセ―ションをどこまで遣ってくれるつもりなのかそれとも知らんぷりなのか。彼らのOperationでまた勉強させてもらおうと思う。

ではでは。
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本日投票日。シンガポール [出張・旅行]

先日、記事にしたが本日5月7日がシンガポール総選挙の投票日だ。この映像は、5月2日にシンガポールのテレビニュース番組で放送されていたもの。実際の活動としては、5月1日のメーデーのものになる。

今年の選挙は、なにやら盛り上がりがあるらしく、リー・シェンロン首相もかなり力が入っているもよう。力強く演説している様子を画面を通じてみた。物価(生活費用)が上がっていることに対してのアクションを約束する。というのが内容だった。たしかに、シンガポールは成長著しい半面、生活するためのコストとくに家賃、不動産の値上がりが激しい。そこに焦点があたっているようだ。

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ことしは、野党の活動も例年以上に活発とのこと。でも、野党を当選させた地域は開発を送らされるなどの実質ペナルティ―をもらうことになるので結果に結びつくのか興味深い。

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選挙活動メディアとしてYouTube, Twitte, FacebookなどのSNSが多用されている模様。
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本日、投票当日。結果はいかに。

ではでは。
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シンガポール国歌 [出張・旅行]

シンガポールのホテルの一室で早朝観た映像。実は、以前シンガポールに住んでいた時にも2度ほど見て気になっていたというか記録に残しておきたかった映像がこれ。放送が始まる6時直前に流れるのがこの映像。シンガポールの国歌斉唱である。日本もそういえばこういうのがある。(いまでもある?ちょっと自信がなくなってきた。あの日の丸が出て君が代がながれるやつ。NHKでたしかあったが。今実は廃止されていたりして。)

ともかく今回運よく画面を幾つか収めてきたので記念に掲載しておく。深い意味なんてまったくない。シンガポールではこういうのを流していて、映像のなかから国家指針などが見て取れるので興味深い。という話だ。
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なにをくみ取るかは、観た人それぞれでよい。とおもうので今回は僕からはコメントはしない。

ではでは。
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一党独裁の国 シンガポール [出張・旅行]

うまく行くと何事も旨くことが運ぶ。合議制をとりみんなで議論して次の方向を決めていく。皆の納得感を大切にしながら物事を決めていく、進めていく。デモクラシーとはそういうものだと僕も思う。だが、デモクラシーが何が何でもいいか?と言われると、僕はNOと答える。

なぜか、それは日本とシンガポールを対比することで説明が出来る。日本は、いたって基本に忠実な国だ。デモクラシーにおいても日本人、日本国ほど教科書通りにやっている国はないと思う。徹底した合議制。だがそれがこの失われた20年を生み出したといっても過言ではない。議論ばかりしていてまったく先にすすまず、しまいには首相がころころ変わってしまう。政府がじっくり政策を考えて、イニチアチブをもって推進する。ということを難しくしている。悪循環そのものだ。反して、シンガポールは?というと、完璧な一党独裁の国。なんか自由な国で進んでいる。というイメージがあるだろうが、現首相のリー・シェロンが「日本は、デモクラシーしすぎ。デモクラシーは発展を妨げる。」とまでコメントしただけあって、猛烈な独裁国だ。もちろん議会や議員制度は引いているが野党議員を選出した地区は、開発投資をしてもらえずに干される。ということも平気でやるお国柄。徹底している。

で、今週の土曜日がその5年に一度の総選挙らしいのだ。今週は、土曜日、May Day(5月1日), Lavbor Day(5月2日)で3連休。今週末は、5月6日が総選挙なので?5月8日が振替休日にする企業が結構あるそうだ。(おそらくシンガポールの選挙は、みんなの熱もはいって投票率もかなり高そうだ。)

ニュース番組も取り上げているのは、総選挙の話と英国王室の結婚式のことだけだ。(で、ここからの話が実は興味深くシンガポールという国を物語る上で大事な話になる。)
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これからフライトなので続きは、帰国後。
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とにかく心地よさを大切にする国。 シンガポール [出張・旅行]

シンガポールの友人たちとホーカーセンターにやってきた。せっかく、シンガポールに来ているのだから懐かしの味、シンガポールらしい場所でという計らいである。どこも清潔。とにかくクリーンなイメージのシンガポール。というのが大勢の方が持たれているシンガポールに対する印象だと思うが、こんなところもある。

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「ホーカーセンター」はシンガポール独特の屋台で。もともとは路上の至るところに不潔な屋台があって衛生上の問題があり、交通の障害にもなっていたため、政府が各地に屋根つき・上下水道完備の屋台村を建設し、路上の屋台業者を移転させたというのが背景とのことだが、そうは言っても清潔感からは距離を置くそんな存在。でもシンガポールの名誉のために言っておくと、味はいい。安い。香港や日本ほど、見栄をはることがなく実利をたっとぶシンガポール人の気質が反映されたそういう空間だと僕も思っている。だから、多少不衛生に見えても僕自身は気にならない。

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で、もうすこしホーカーセンターにふれておくと。建物の構造としては、屋根はあるが壁は無い。そういうだだっ広いスペースに3~4坪(6~8畳)程度のお店が軒を連ねている。料理のメニューは、シンガポール料理、マレーシア料理に始まって、中華や和風があったり、韓国風や、アメリカ風ファーストフードみたいなものもある。
ホーカーセンターでは、いつでも誰かが何かを食べていて、朝からサラリーマンやOL、家族連れがご飯を食べに来るし、真夜中近くになっても小さな子供を連れた親がご飯を食べている。そんなの見るから、僕なんかよく「シンガポール人は、いつも何か食べている」。って言っちゃッてた訳だ。

友人たちは、思う存分奮発してドカッと料理をそろえてくれた。といってもさっき書いたように単価は安い。だいたい一皿4シンガポールドル(240円)。金額より感激するのが、これだけ買いそろえてくれた苦労。実は、人気店のものを食べさせたくて30分並んでくれたメニューも入っている。それだけでも嬉しい。この写真では、見づらいかもしれないが見た目、結構美しくないものが多い。でもこれもシンガポール料理、マレー料理。うまいんだこれが。堪らなくうまい。こんだけ買ってきてくれたのに殆ど平らげた。(もちろん、友人2人と僕の3人でだ。)

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食べながら友人にも言ったのだが、「このホッケンミーってゴミみたいだね。見た目が。良く似た例がスペインのパエリア。あれも見た目かなりゴミなんだけど、旨い。不思議なもんだね。」って。友人たちは笑っていた。(内心怒っていなかっただろうか。まあ、僕の性格を知っているから大丈夫なはずだ。(ほんと?)
ちなみに、ホッケンミーって福建の麺っていう意味らしい。福建省から移民してきた人が多い、シンガポール人の料理ってところだ。太い麺と細い麺の2種類が入っていて、エビのエキスバリバリのスープで煮込みながらユルイ焼きそば状態にしたもの。大好物のひとつだ。みたいに、食のなかにもいろんはいきさつ、背景が盛り込まれている。

ホーカーセンターは、先ほどコメントしたようにシンガポール政府が建てた。それをテナント料を払いながら小さなお店の店主がやりくりしている。と聞くとなんだか、零細企業でほそぼそと厳しいビジネスを強いられているように聞こえるが、なかには相当稼いでいる人もいるらしい。支払いは基本現金のみ。ということで脱税も簡単にできたりしそう。シンガポール人ってそのあたりかなりしたたかだ。表向きヨレヨレでじつは、ベントレーやカウンタック乗ってたりするもんな。実際。(テナント料なんて相当安い。これは間違いない。)

オーチャード通り、日本で言うと銀座。その銀座を半ズボンとビーチサンダルですたすた歩いているシンガポール人。でも本当はかなり金持ってる。とにかく、肩肘はらずにのんびりと、コンビ―二エントに人生を謳歌する。そいういうのを今回も見せつけられた。(ちなみに僕のこの友人の一人もあの税金の高いシンガポールでBMWの5シリーズを乗っている。その彼もかなりユルイのが好きらしい。だから僕とも相性がいいのかな。朝空港に迎えに来てくれて、そのままバドミントンして、昼食一緒にくって。ホテルまで送ってくれて。(May Day)家族サービスもほったらかして相手してくれた友人たちがありがたかった。なによりも。)

ということで、友人と楽しい談笑。そういうよいひと時をすごしながら、余生はやっぱりシンガポールがいいな。とまたつくづく思ったのだった。

ではでは。
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