期待されているコトに的確に応える。これはスーパー難しい。。。 [よもやま話]

とてもありがたいことに、僕自身『便通が良い』です。

 今朝も『スポーンと一本 バナナのように』〔1〕トイレを済ませることができました。

体質なのか、食事習慣なのかわかりませんがいい感じです。
(とは言っても、体調が悪い時などもないわけではなく そんなときは便通も悪かったりしますが)

っていうのは、あくまで話のつかみです。


 今日、ここで触れたかったのは、サービスに関してです。

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 今朝、近所のスーパーマーケットで買い物をした時にふと思ったことです。

そもそもスーパーマーケットの良いところは、日常食用品で必要なものが大概手に入り、

価格もお手軽。

という利便性と価格が多くのお客様を惹きつけているのだと思います。

価格は、安いに越したコトがないので話は単純ですが、ややこしいのが利便性です。

ひとことで『利便性』と片付けてしまいましたが、これが多種多様。

・自分の家から近い
・お店の営業時間が嬉しい
・品揃えが良い
・在庫切れが無い
・店内で品物を探しやすい
 
 などなど。

毛色が違うようですが、これも利便性に入れられると考えられるのが

・(応対品質)サービスが良い

このようなものも利便性のひとつと言える気がします。


 そうそう、今日ここで触れたかったのは、この対応品質の部分です。

今、列挙した『利便性』項目において、この応対品質というのはさらに深いと認識しています。

というのも、対応品質、サービスにおいてお客様が求めるものが異なり、その幅も度合いも

大きく違う場合が多い。というのがポイントです。

 
 今朝、スーパーマーケットに買い物に行った話をしましたが、

その時にこの『求めるものが人によって大きく異なる』を心のそこから共感できるでごとに

遭遇しました。

 欲しいものを買い物カゴに詰めて、レジに並んだ際に思ったことです。

僕が普段使いしているスーパーマーケットのレジ対応は、『丁寧すぎる』と常々感じています。

『丁寧すぎる』ことの何がダメなのか? ってお思いの方もいるかと思いますが、

『丁寧すぎる』行動によって、『時間のかけ過ぎ』とお客様が感じてしまうといった副作用が

伴ったりするというのがここでのポイントになります。

 
 そこで、ちょっと北九州でお世話になった方にこんな話をされていたのを思い出しました。

(かなりのブッチャケ話をしていただける方で、納得感がある話ばかりでした。その中の一つです。
 またお会いして、色々教わりたいです。)

『駅の売店の店員のトレーナーをやっていたんだけど、常々言ってたんですよね。
 
 駅の構内でお買い物されるお客様。接客の丁寧さなんて望まれていない。

 期待しているのは、スピード。迅速なレジ対応。時短こそがお客様にとって大切。

 丁寧にお辞儀されたりしても嬉しく思うどころかイラつかせてしまう。』と。


その話にピッタリな体験を今日したのです。

普段から僕の行きつけのスーパーマーケットのレジ対応は、丁寧すぎる。と感じていたのですが

今日はいつも以上に強くそう感じたのです。

買い物カゴに品物を入れ終えるぐらいのときに、便通のいい僕がもよおしたのです。

幸い、日曜日に朝ということもあってレジの前は列もない。これならちょっと我慢してレジを済ませた

後にトイレに向かっても間に合う。と判断しました。

が、それが甘かった。

こんな日に限って、しこたま品物をカゴにいれていたのです。

レジの女性は、いつものように丁寧すぎる。バーコードで読み込んだ品物一つ一つを綺麗に

並べるかのように、カゴに並べ直しながらレジ作業を進めます。

こちらは、臨戦態勢状態。そんなに綺麗に並べなくてもいいから、早くやってよ。

って言いたくてしょうがない状態。

支払いもパッと済ませたいのでクレジットカードをお金を置くトレイに事前に置いているのに

「お支払いは、クレジットでしょうか?」と分かりきった質問でまた、時間のロス。(それくらいに切羽つまってたんです)


 それならば普段から、『丁寧すぎる』と思っているんだったら別のスーパーマーケットに行けばいいじゃない。

ってことになると思われるでしょうが、
・一番近所のスーパー
という一点で、普段も今日もそのスーパーに行っています。

ちなみに、うちからの距離が多少遠くなるのですが、あるスーパーマーケットは、
・接客面
・価格面(若干ですが価格が安いことがある)
で優良なお店があります。

 接客面では、レジ作業がテキパキと早く、カゴに入った品物をレジ袋に素早く丁寧に収めてくれる。
速さだけではなく、利便性でも長けています。
ですが、徒歩5分 vs 徒歩15分 の差で残念ながらこのスーパーに行く機会は少ないです。

で、結局トイレはどうなったの?
ってとですが、難は免れて無事『スポーンと一本 バナナのように』でした。
(ふーっ、危なかった。あれをパンツの中でやったら大変なコトになっている!)

お客様が求める、期待するものを的確に提供するのは、簡単ではない。と実感させられたのでした。
北九州の友人の言葉を身にしみて理解することが出来ました。

ではでは。

〔1〕3年B組 金八先生 第3シリーズ 1話 「ウンコの旅」88年10月10日放送
http://homepage-nifty.com/kinpachi/part3/0301.htm
脚本: 小山内美江子
演出: 生野慈朗
視聴率: 27.3%


3年B組金八先生 第3シリーズ 昭和63年版 DVD-BOX2

3年B組金八先生 第3シリーズ 昭和63年版 DVD-BOX2

  • 出版社/メーカー: Viictor Entertainment,Inc.(V)(D)
  • メディア: DVD



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「(組織内での)出世のため」に求められる事。 [よもやま話]

仕事が出来る!

と言われる人の共通点の一つに、

モノゴトを「シンプルに考える」というのがあるかと思います。

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大抵 仕事が進捗しないのは、モノゴトをややこしくしているからに違いとすら思います。

進捗していない仕事ほど、アレコレ悩み、考えてばかりいて手足が止まってしまっているように

思います。

そんな時にからなず思うのです。

「アレコレ悩んでいる暇があったらとっととやっちまえばいいのに。」と。

最善の方法とか、最良の結果を出したいから、考えている。みたいな反論をされると

益々、言いたくなります。

「そんなのやってみないと分からないじゃん。」

「やりながら修正すれば良いんだって。」って。


ゆっくり構えて、考え込んでいるから益々、悩みが増えて動けなくなる。

しなくて良い心配まで背負い込んでしまう。というネガティブなループに入り、
抜け出せなくなる。

そして真面目な人ほど、そのネガティブループからさらに深みにはまるのです。
成果を出せない自分に憤りと不安を感じ、最悪の場合は「うつ状態」に近づいてしまうことすらあります。

この状況が、組織の上から下まであらゆる階層でなされたとしたら、それは大変なことになりますね。

でも、それが多くの組織の実態。大組織ほどその傾向が強いように思うのです。



大曽根幸三さんの名言を記した
「急ぎの仕事は忙しいヤツに頼め―ソニー元副社長・大曽根幸三の成功金言53 [1]なども

「結果を出す奴、出し続けている奴は、モノゴトをシンプルに考える。

 忙しいから、シンプルに考えないと間に合わないからそうせざるを得ない。とも言える。

 そうやってシンプルに考えて、素早く行動に移しているから益々、仕事が回ってくる。

 それをこなすために、さらにシンプルに考え行動に移す。」だから、

 急ぎの仕事は、忙しいやつに頼むに限る。と解説されていました。

(大曽根さんの金言が詰まっている本で、これ以外にも刺さる事が無数に書かれています。
 読み手次第では、無限の学びが得られる本だと思います。)


そして、ケン・シーガル著の「Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学」は、さらにシンプルに

モノゴトを捉えることの重要性をスティーブジョッブスによる事例を題材によりストレートに表現した本でした。

これらの本を読んでから6年程度たっていますが、この考え方は変わらず支持しています。



僕の場合も物事を進めるにあたっては、つとめてシンプルに考えるようにしています。

はじめからそうできたとは思っていません。

その僕がシンプルに考えられるようになったのは、二度の海外赴任体験がそうさせてくれたように思います。

日本に居た頃は、大勢の中で業務をこなしていました。方針ややり方などを決める際には、基本合議制で裁量も少なかった。

反面、海外で仕事していた際は、少人数なのにカバーすべき業務内容は格段に大きい。その代わりに裁量は十分与えられている。そんな環境でした。

じっくり悩んでいる暇もないし、逐一お伺いを立てている義務も余裕もない。そんな中で仕事を進めていると、自然とThink Simple、Act Quickになるものです。



ただ、時々シンプルに考え過ぎると弊害も生まれたりするんじゃないかな。

といいうか、「シンプルに考えろ!」と強制したり、シンプル過ぎて。。。。って事も

あったりするかもな〜。って思うようになりました。

僕自身が、シンプルに考えて、素早く行動に移すことに慣れていたのは、そういう環境に身を置けたからというのがあるようです。

「簡単じゃん。シンプルに考えれっばいいだけじゃない。やるだけだよ。やるだけ。」

と言っても、大量の業務と裁量を与えてもらった事がない人たちには、この言い方だけでは、

ピンとこないどころか、プレッシャーになったりするだけなのかもしれません。

単純に考えろよ。とか、シンプルに考えなよ。やるだけじゃん。

というだけではなく、そういう風に振る舞えるような環境に身を置かせてあげる。
そんな必要性をこの歳になってようやく、感じたりしています。

 葉っぱをかけるだけの上司だった僕のことを、

おそらく、後輩や外の人からは、僕自身が「Too Simple」(シンプル過ぎる!)と感じていたのかもしれません。

自分の仕事が「バカっ早さ」を誇る前に、そういう配慮が出来る人間であったらなー。

後悔先に立たず。

本当にそうです。

でも、気づいたら実行に移せばいいだけです。それこそThink Simpleですね。

何事にも遅過ぎる。はないはず。

(ただし、会社という組織の中、出世のためには、年齢に応じた成長というのが求められるため

「遅過ぎる」というのは有ります。組織が大きくなればなるほど、大器晩成というのは、成り立たない

 仕組みですからね。)

(出世のことは忘れて、人間の成長そして、世の中への貢献という視点で考えれば)

気づいた時に行動に移す。それでいいのです。

ようやくそう思えるようになりました。

ではでは。


[1]https://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/History/SonyHistory/2-06.html

[2]

急ぎの仕事は忙しいヤツに頼め―ソニー元副社長・大曽根幸三の成功金言53 (角川SSC新書)

急ぎの仕事は忙しいヤツに頼め―ソニー元副社長・大曽根幸三の成功金言53 (角川SSC新書)

  • 作者: 石田 修大
  • 出版社/メーカー: 角川SSコミュニケーションズ
  • 発売日: 2008/03
  • メディア: 新書



[3]

Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

  • 作者: ケン・シーガル
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2012/05/23
  • メディア: ハードカバー



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『数学者』と『映像スペシャリスト』の両刀使い。シニアサイエンティストDominic Glynnさん。Pixar [よもやま話]

映像のスペシャリストにして、数学者。

なんか、めちゃめちゃ憧れます。

この組み合わせは、決して不自然な事でないことは、多くの人たちが知ってますよね。

映像表現を突き詰めていくと、数学的な知識、センスが必要になりますからね。

でも、ここまで堂々と数学者と名乗れる人は少ないのかもしれません。

そう言う意味で憧れちゃいます。[1]

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で、こんなことを思い出しました。

かなり前に、会社に講演しに来てた高橋俊介さんが言ってたのを。

『現代のキャリア形成において起きているコト』

⑴想定外の変化が起きる仕事環境(予測可能性が低い)

⑵同時に深い専門性が求められる。
 単なるジェネラリストでは太刀打ち出来ない分野が増えている。

この時代に対応していくためには、
違ったベクトルを持つ専門性を複数持つことが求められる。[2]

 予測可能性の低いモノ(例) 育児......こうすればいい。という答えが無い。
                   どう育てたらどういう子供になる?
                   どうい子供にしたらいい? 
                   →答えが無い!ですよね。

 予測可能性の高いモノ(例) 試験......傾向性があって努力の方向性も明確。
                   日程まで決まっている。

じゃ、どうすればいいの?
 『目的合理』ない生き方ではなく、『価値合理』な生き方をすればよい。というのが結論でした。

 『目的合理』とは、目的を達成するためにやる。目的にあわせて思考、行動する。
 『価値合理』とは、正しいから、大切だからやる。何のためとかは考えない。
  →稲盛和夫さんの言う『人間として正しいコトをしてください。』
   迷ったら、『どちらが人間として正しいかで判断してください。それだけです。』とも通じますね。

(そういえば、稟議の際に
 『島田の言っているコトは、正しいコトをやろう。ってことだからヤルナ。とは言えない
 けど。。。。』ってことを言われたコトがあります。

 僕の提案の多くは、経営数値上のインパクトとして見えづらい提案がどうしても多く、
 経営判断をする側からは、そういう発言にならざるをえなかったんでしょう。

 でも、僕のなかには『風が吹いたら桶屋が儲かるんだ!』的な信念あっての提案の
 数々だったんですけどね。

 まあ、桶屋がなにものか。を相手にもイメージできるように説明出来てない。
 それが僕の抱える課題ということなんでしょうねW


 話は、大きく逸れましたが『複数の専門性』を身につけるというコトは大切なこと。
 これは疑うべきも無いコトのように思います。実感としてもありますね。

 Dominic Glynnさんの場合は、その専門性のベクトルが実は近い方向性にある。が、
 各々の専門性の深さがとてつもなく深い。というところに魅力と憧れを感じました。

 彼らは、扱う色で様々なものを映像の形で表現しています。映画=エンターテイメント
 完全に感性の領域であり、センスがものを言う世界。と一見片付けられてしまいそうですが
 実のところは、かなり工学的なアプローチが下支えしているのがよくわかりました。

 そのベースとなる『色彩工学』の領域は、感情、感性に訴えるための色を定量的に扱えるように
 すること。つまり、クリエーターはもちろん、制作に関わる人全ての共通言語化のために
 物理学だったり、心理学、生理学といった複数の工学を駆使しているのです。[3]

 僕がいま取り組んでいるコトも『エンジニア』に『クリエイター』の気持ちを理解させることです。

 クリエーターさんの言葉や想いをエンジニアに翻訳することで、エンジニア自身が理解できるよう チャレンジし続けています。翻訳どころか僕自身の理解もまだまだ不足してるのも事実ですが
 やるしか無い。という想いで取り組んでいます。

 つまり、本来僕自身、文理両刀使い、いやそれに芸術分野にも理解をふかめなければならない
 と思っています。道は大変険しく、長いようです。

 ですが、この僕の想いに共鳴してくれる多くのクリエーターの皆さんからは、
 多大なるご協力を得られています。お陰で頓挫せず継続できているというのが現状です。

 この場を借りて感謝を言いたいです!皆さん、ありがとうございます。

 感覚的なものを共通性と再現性をもたせるために数値化したり、学問として整理している
 この色彩工学。僕の取り組みの象徴的な領域のように思えます。

 次回、多少違う角度で取り上げてみたいと思っています。

ではでは。

[1]Getting to know Dominic Glynn
数学者、映像のスペシャリストになった背景を自分の言葉で語っています。これも興味深い。
(自身に降りかかったネガティブ?な出来事から興味を持って掘り下げることで今日がある!)
https://www.khanacademy.org/partner-content/pixar/color/color-101/v/dominic-glynn


[2]高橋俊介(著)『キャリアショック』

キャリアショック どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるか? (ソフトバンク文庫)

キャリアショック どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるか? (ソフトバンク文庫)

  • 作者: 高橋 俊介
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2006/06/28
  • メディア: 文庫



[3]色彩工学

色彩工学

色彩工学

  • 作者: 大田 登
  • 出版社/メーカー: 東京電機大学出版局
  • 発売日: 2001/09/01
  • メディア: 単行本



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実感する、体感することこそ学びの近道のようです。映画『旅するダンボール』 [映画]

自分でも世間一般的には、映画を見る方だと思います。

そして先日、映画を観ました。

あまりジャンルを決めて見ることはないですし、洋画派、邦画派というのにも拘りはありません。

何らかのキッカケというか、縁がある映画を観ているというか、観たから何となく関係性が生まれたりしている。って感じです。

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今回観た映画も、ただただ偶然に巡り合った映画でした。

いつものように事前の知識は一切ありませんでした。海外でそんなに話題になっていることなんて映画をみた後に知ったぐらいですから。[1]


『旅するダンボール』って題名のドキュメンタリー映画でした。




ドキュメンタリー映画と聞くと、何やら硬めのメッセージが根底に会ったりする。と自分勝手なイメージを持ってしまいます。

が、昨日みた映画は、そんなことなかったです。

メッセージ性はあるんです。だけど、押し付けがましくないというか なるほど。って自然に思わされて、観た人たちはいつの間にか納得感に包まれているそんな映画でした。

頭で分かったつもりになっていても、実際はほんの表面的な部分の理解に止まってしまっている、いやそれは誤解に近い。そんなことって実は多いようです。『旅するダンボール』に関しての鑑賞前と後の印象は間違いなくそれでした。

これもあくまで想像に過ぎないのですが、この作品を撮り始める前には決して知る由もないハプニングの連続。それが観るもの感動にストレートに繋がる。それも心地よく、そして良い意味で期待を大きく超えるレベルで。
観てみないと分からない。実感できない。そんな経験をまたしたように思います。




[1]
SXSW2018に新時代のクリエイター島津冬樹を撮った岡島龍介監督のドキュメンタリー『FROM ALL CORNERS』が正式出品決定!
http://cinefil.tokyo/_ct/17145525


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『まんぷく(52話11月29日)真一のスモモでダネイホン商品化の目処が立つ』 は、泣けた。。 [よもやま話]

会社には、Operationを得意とする人たちと、Inovation(に力を発揮するタイプの人たちがいます。


Operationは、業務目標の達成のために物事を運営すること。
それに対して、
Innovationは、(経済発展の一因としての)技術革新。


この二つをバランスよく出来る人は、実は希少です。

では、どちらが大切か、と言えば、どちらも大切。

というのが社会人を約30年間やってきた僕なりの結論です。


一般の方にも目につきやすいOperations例に関して話ししてみたいと思います。

店頭での接客などは、代表的なOperation.
実は、店頭でのOperationの質に会社の状況が表れやすい。

内情を知らない会社であっても、接客の姿勢、質によって
感じることって、実態を表している気がするんです。

今は、経営状態が安定しているマクドナルド。
店頭Operationにも何の違和感がないですが、

以前、経営不振が取りざたされる直前のマクドナルドの
店頭接客(Operation)に疑問を感じた頃がありました。

ポテトが冷たかったり、シェイクが欠品していたり。
一体どうなっているんだろう。という思いをしたことがあります。

それから2ヶ月後位に、マクドナルド赤字。社長交代。
嗚呼、やっぱりそうだったのか。。。

と思ったのを思い出します。

特に接客業などのサービス業ともなると、社員の気持ちなどが
業務面に直接表れてしまうだろうな。と思いました。

以前も書きましたが、成城石井やデニーズで社長をされた大久保恒夫さんが
従業員の皆さんには、『ちゃんと挨拶をしてください。』とだけ言っている。

それを聞いた僕を含めた、大抵の人たちは、
『またまた〜っ、それって何かかくしてませんか?大久保さん。』となるのですが、
今思えば、なるほど。です。



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Operationには、基本があってその基本が出来ていないと何もまともに出来ない。
と確信できるようになりました。

 先に述べたように、会社にはOperationと並んでInnovationが大切です。
技術革新無くして、新しい価値の創造は無いからです。

Innovationは、Operationと違って、モノやサービスの提案が無いと外からは
実感できないもの。

外からは、測定が難しいモノです。少なくとも水面下で開発されているものは
外には露出しないのが通常だからです。

このOperationとInnovationとのコントラストと、その違う要素を一つの会社の中で
どのようにマネージメントすべきか。を表現していたのが先日の『まんぷく』でした。

 社長が肝いりの開発プロジェクト=Innovation.

 半ばルーティーン化した現行業務に取り組む塩作りチーム=Operation

社長が、各々の特性や気持ちを汲み取らずに遮二無二新製品開発に邁進する一方で
Operationチームは、嫉妬心に苛まれる。

社長への尊敬の念が、組織の崩壊をギリギリのところで持ちこたえさせているが
もうダメ。限界に近づいているところで

主人公である社長夫人が、社長に進言。

萬平:やっぱり 僕は社長に向いてないんだ。

福子:いいえ。あなたに代わる人はいません。

萬平:福子 お前が社長をやった方が…。

福子:違います! みんな あなたを尊敬してるの。あなたに助けられたと思ってるんです。萬平さん。大事なことはあなたの口から言わないと。




社長も初めて、そこで目が覚めて、不満、嫉妬を溜め込んでいたOperationチームに
謝罪と労いの言葉を。

萬平:みんな聞いてくれ。森本… 君。小松原君。堺君。増田君。高木君。長久保君。野村君。堀君。佐久間君。峰岸君。僕は君たちに謝る。

小松原:えっ?

萬平:僕は新しい仕事に夢中になってしまって君たちに負担をかけてることに気が付かなかった。本当に申し訳ない。

鈴:えっ 何の話?

赤津:分かるでしょ。

鈴:えっ 分からない。

萬平:明日からは ダネイホンを作る組と 塩を作る組に分けるのをやめる。




このように、
InnovationチームにもOperation作業もさせることで一致団結を
測った。という一幕。

これは、泣けました。(一緒に見てた妻に気取られないのが精一杯でした)

『まんぷく』は、会社(組織)が小さいので、社員全員がOperationもInnovationも
両方を平等にやらなくてはならない。ということで決着をつけましたが、大企業においても
その不満は少なからずあります。

主人公の経営する会社も大きくなっていく。という展開が今後見えるはずですが
どのようにマネージメントするのか、それともこのテーマには触れないストーリーにするのか
何れにしても、楽しみです。




[1]連続テレビ小説『まんぷく』(NHK HP)
https://www.nhk.or.jp/mampuku/

[2]『まんぷく』まんぷく(52話11月29日)真一のスモモでダネイホン商品化の目処が立つ
  (テレビネタ!HP)
https://tvneta.info/mampuku-52/

[3]


ホンダ イノベーションの神髄

ホンダ イノベーションの神髄

  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2012/07/30
  • メディア: Kindle版



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指数関数、そうだよなぁ。自然現象、人間の感覚 をうまく表現できる便利な道具なんだよなあ。 [よもやま話]

今日も徒然思ったことを書いてみようと思います。

学生の頃(特に高校生の時)は、何のために学んでいるのか分からない。

こんなの役に立つんだろうか?

と思いながら眺めていた事がいくつもありました。

大抵の人たちは、ここで頷く。ハズW。

歴史なんかは、なんとなーく知ってたら生きていく上で役に立つこともあるのかなあ。

でも、古文、漢文、数学でいうと微分積分、そして対数関数、指数関数、虚数などなどは、
意味分からんし。って感じだったです。

でも大学に進むと、やりたい事がボンヤリと見えてきて、機械系の研究テーマを進める手段として
少なくとも数学、物理は僕の場合、重要なものになってきました。

使いこなす、とか、しっかり理解できている。というレベルにはならなかったですが
必然性を伴うに連れて、それなりに学習したように思います。

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ところが、会社に入るとじっくり計算式を眺めている事もなくなったように思います。
学生の頃に取り組んでいたテーマそのものを扱わなくなったというのもあるとは思いますが
よほどの時以外は、自分で式を組み立てて何かを割り出す、シミュレーションするという機会は
無かったです。(メカ設計をやっていた関係で、圧入力のシミュレーション をやったり、ブラシレスモーターの性能シミュレーション程度はやりましたが、数学というよりは、算数と物理。っていう
レベルでした。)

やっぱり、人生においてはあまり使う知識ではないんだ。とボンヤリと思ってました。
だからといって、学生の頃のように意味がない。とまでは思わなくなってましたが。

ところが、最近もっとゆったりとした心持ちで、あまり無駄なものはなかったのかもしれない。
と思うようになりました。(なんか遅すぎ!とか言われそうですね。)

例えば、今回の題名にした『指数・対数』
こんなに便利なものだとは思ってなかったです。

単純に物理量として物事を捉える、測定するなどする場合は、
全く意味がなさそうな『指数・対数』は、変化を捉える、表現するには
大変便利なものだと思ってもみなかったです。

ウェーバーフィフナーの法則(*)に代表されるように様々な現象を対数関数に
なぞらえて表現する事が多く、実際自然現象や、人の感覚などを
扱うのに大変便利ですね。

*心理的な感覚量は、刺激の強度ではなく、その対数に比例して知覚される。ってやつです。
自然現象の半減期なども同様ですよね。

これって分かっているつもりになっても、なかなか実は使いこなせてないんだよなあ。

って改めて感じました。【1】

という続きは、次回に。








デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか

デジタルエコノミーはいかにして道を誤るか

  • 作者: ライアン エイヴェント
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2017/10/20
  • メディア: 単行本



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生きた知識を身につけるためには。 [よもやま話]

何事も、二元論的で考えるとスッキリするコトが多く感じます。

結論は、どんな場合もほぼ同じ。(な気がします)

その両極をバランスをとって事に当たると良い。
要は中庸だったり、時と場合、段階に合わせて、両極の間を行き来すると上手くいく。

もっともイケナイのは、(ただただ)中途半端な事。

ここまでの下りとは、直接関係がないのですが いい表現だな。と思う言い回しに出会ったので
今日はそれをここにメモしておきたいと思います。

『必要としていない知識を無理やり詰め込むのは一種の拷問であり、

 教育としはレベルが低い。

 したがって(闇雲に手段)方法を暗記させる事はナンセンス。

 それよりも、何かを成そうとしているときに、どうしてもその手段、方法が

 必要な状況に遭遇すれば、(子供たちは)生きた知識を身につけていく』〔1〕


本当にその通りだと思います。自分が子供、学生だった頃を思い起こしてもその通り。

何に必要でこんなの勉強するのかな。と思いながら本を開いていても全く身につかなかったけど、

大学で専門過程に興味が持てた途端に必要性を感じるようになりました。

貪るように土日がないだけではなく、一日の時間の概念も吹き飛ばして、

来る日も来る日も数学、物理の本をめくり、必要があれば、スポーツ関係の資料も漁りながら

数式を組み立てプログラムを書いていましたね。(質の程は、置いておいてもそれなりの数の論文も書いた気がします)

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社会人になってからも、必要を感じるものには、いつの間にかのめり込んでいる気がします。

ビジネススクールに通ったのもそうだし、
授業を限りなく受講したのもその現れだったのかなと思います。(受講しすぎで学校からクレーム?)

こんな姿勢で受験勉強していたらもうちょっとマシだったのかなW なんて思ったりします。

でも、そう言うものなんですよね、必要性を理解出来ていないと拷問ですから。

拷問に耐えられるほど強くなかったですからW
(その点、学生の頃に学習の意味とか必要性を理解出来ていた人たちは、素晴らしい。って事です。興味を持って勉強できたと言う事ですから。)

それもあって、社会人になっても『研修』と言うものがあまり好きではないです。
それも講師として好きには慣れないです。

研修と名が付くと、強制的に受講。受け身になりやすうからです。

必要を感じる人が、自発的に学ぶ。そ言うスタイルが好きです。
教える方も、教わる方もそれが理想的な姿。

僕がやらなくてはならないのは、参加したい。学び取ってみたいと思わせる
内容と仕組み。

しばらくは、コーチ役(今の会社にいる間は少なくとも)なので、

僕が組み立てる学びのプログラムや講座は、

『必要な知識』であることを理解してもらえるように、そこから工夫をして行かねばと
思う次第です。

ではでは。


「生きる力」の強い子を育てる (人間性教育学シリーズ)

「生きる力」の強い子を育てる (人間性教育学シリーズ)

  • 作者: 天外伺朗
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2011/11/01
  • メディア: 単行本



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なが〜くプレーヤーでい続けること。活躍し続けるために必要なこと。 [よもやま話]

スポーツ選手、とくにプロスポーツだと花形は、やはり現役プレーヤーだと
誰しも思いますよね。

プロ野球だろうと、大相撲だろうと引退してしまったら、普通の人、それでもなかったら
親方だったり、コーチだったり。

会社員だと、ちょっとちがったりするのかな。
マネージメントがやはり、花形な気がします。

決裁権、人事権などの権限、裁量をもって、物事に対応できる。
たとえ、直に物を動かしていなくても、マネージメントとして方向性を打ち出して、
実現していくのは、やりごたえがあるものですよね。

もちろん、ずっと実務をやりつづけるプレーヤーでい続けるのも人によっては、
悪くないのかもしれません。
自分の持ち味を活かしながら、形にしたい具現化させたい仕組みを構築する。

僕の場合は、いつのまにやらプレーヤーでもなく、マネージャーでもなく、
コーチになってました。そんなポジションあるの?って思うかもしれませんが
あるんです。あるところには。正しくは、リクエストして作ってもらったという
とこです。

自分が組織にとって、不足している、課題、戦略的に強化すべき内容にたいして
コーチングしていく。その指摘が正しいと判断され、かつ、実行してくれそうに
思えば、マネージメントは認め、結果が見えてくれば支持してくれるものです。

そんな話を書きたかったのではなく、プレーヤーとして長く活躍しつづけるためには
何が必要だろうか。ということです。

僕は、さきほど述べたようにコーチです。プレーヤーではありませんが、コーチする
ためには、マネージメント以上に世の中のトレンドをしっていなくてはならないし、
場合によってはプレーヤー以上に実務を理解していなければならなかったりします。

そういう点でプレーヤーの兄貴分的な部分を持ち続けなくてはならないのも確かです。
実務をやれば、まちがいなく超とはいわないまでも一流プレーヤであると自負できなくては
やれない業務かなと思ってます。

つまりある種、現役プレーヤーであり続ける資質が必要なことをやっているという自負があります。
そういう僕が 長くプレーヤーとしてやっていける。って何が必要なんだろうか。と。

社外の友人が言っていたのもヒントです。『好奇心を持ち続けること!』
何歳までなら採用対象ですか?って聞いたら
『年齢じゃない。好奇心がある人なら採用するよ。』っていう彼の言葉にハッとさせられました。
なるほどです。
 好奇心があれば、自分自身で探り、模索しつづけられる。学びの姿勢も当然うまれるしね。

 それ以外にもこんなことが大切なのではないかと思うのです。
無駄がない美しフォーム。スポーツ選手を見ていて一流選手は、美しいフォームは必ずしも 強い選手。を意味しないように思いますが、美しいフォームの選手は選手寿命が長いように思うのです。
第一線を離れたとしても、OB選手同士のプレイをみても元来美しいフォームの選手は、一定以上の
プレイをする印象があります。

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一般業務も同じ。会社の中でのポジションなども、筋がいい仕事をしていても会社の中でそのまま
認められるとは限らない。少々フォームが悪くても、出世する人は出世します。
 だけどそいう人は、会社や環境がかわる、ましてや歳を重ねたときに活躍が出来ない。

(そういう勘違いさせる力だけで、出世している人には僕は近づきません。
 たとえ、仕事がやりやすくなったとしても、僕は近づかないことにしています。
 サラリーマンとしては、上手くないんでしょうね。こういう生き方。
 でも嫌コト、ストレスをかんじることはしない主義なんで。)

『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』 〔1〕という本があるそうですがこれは言い得ている。と実感を持って思いますね。(本自体は、まだ読んでませんが。。1章から5章まではネットで著者が公開してくれています。)

運でもなく、実力でもなく。『勘違いさせる力』の影響が大きいと。歳を重ねたときには、この『勘違いさせる力』では生き抜くことは難しく、実力もしくは、それまでに正しく生きてきたか。で決まるとおもうのです。

つまり、今を精一杯、正直に生きて行くことこそが 長く活躍しつづける秘訣だと思うのです。
(美しフォーム=正直に生きる。誠意を持って事にあたる。)

(余談ですが、コーチしていてがっかりする事。
 相談事、頼み事の時は、すっごく丁寧に低姿勢な若者たちに多いのが、報告が無いコト。
 都合のいい時だけ、なんか使われている感じを受けるコトが多いです。
 これって、外国人の若者だけかと思ったら日本人の若者にも多い。
 もしかして、この原因を作っているのは若者のではなく僕なのかな。。。と寂しく思うコトが
 結構あります。
 いや、そう言う見返りみたいなものを期待することに問題があるのかもしれませんね。)


人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

  • 作者: ふろむだ
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2018/08/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



(分裂勘違い君劇場)

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成長していく。ってのはこういうことなのかもしれませんね。 [よもやま話]

ヒトって、っていうか僕自身、なかなか変われない。

ってつくづく思います。

そんなに簡単に変わらないし、実際、ヒトって変われるんだろうか? 

とすら思うことが多いです。

担当者のアサイメントを考えたり、新しいアクションを起こす際にヒトを集めようとしたときにも
それを強く感じます。

とどのつまりがヒトなんだな。最後はと思わされますね。

優れたアイディアとか環境を用意しても、関わるヒトがそれに対応できないと何も実現できないですし、

それが実は、何か特定のことをこなす能力そのものよりもその人の人格だったり、キャラクターが鍵になるように思うのです。

だからこそ、本質的なところで変える、変わってもらうことが難しい。
鍛えてなんとかする。というよりも、鍛えようがあるかないか。そこがポイントになると感じるのです。

ぼくも若かりし頃は、なんとか鍛えれば戦力になる。なんとでもなる!と思って、あまり深く考えずに担当者を採用したこともありましたが、甘かった。逆に反乱されてしまった経験があります。今考えても自分の愚かさを嘆いてしまいます。(もっとクールに対応すべきだったと。出来ない、成し遂げようとする気持ちはキャラクターが鍵になる。それを変えるのは、生半可ではない。というかそもそも採用の際に厳選すべきだというのが結論です。という意味で僕自身が、甘かったのでしょうね。)

愚痴が続いてしまいましたね。




書き残したかったのは、そんなことではなく 見事に学びのプロセスを歩んでいる事例です。
まさに、それを実感している途中なので記事にしてみたかったのです。

題材は、日本サッカー界。
ワールドカップという舞台、機会の度に確実に学び、成長し続けていると感じています。

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それを冷静に感じさせてくれたのが、今回のワールドカップ ロシア大会直前に放送された
『岡田武史とレジェンドたちが斬るFIFAワールドカップ』NHK
です。






以前は、日本のサッカー界にとってワールドカップは、夢のまた夢だった。(ラモス瑠偉さん)
ワールドカップの映像を見る機会すらなかった。

世界のサッカーに近づく、ワールドカップに出場するということはその一つの指標。

ワールドカップ出場の壁は高かった。といっても、今一歩のところまでこぎ着けたときもあった。
いまでも話題になる1986メキシコ大会予選などがそれ。その際の対韓国戦などはいまもなお語り継がれている。
一歩先に、プロリーグ(Kリーグ)を発足させた韓国との差がそこに現れていた。

準備不足だとかいろいろ言われながらもプロリーグの発足(1993年)したり、

ナショナルチームの監督として、外国人監督(ハンス・オフト氏)を採用するなどした。

ドーハの悲劇(1994年アメリカ大会予選)で涙を飲むも、その後(1998年フランス大会以降)6大会連続出場。

当たり前のように、ワールドカップに出場する国になった。

いつかは、ワールドカップで優勝したい。
という思いを胸に ワールドカップに臨んでいる。

とは言っても、まだまだ世界の壁は厚い。
予選通過もままならないのが実際。

日本チームが一皮むけないと、次のステージに進めない。
一皮むける。ために何が欠けているのか?
を先の番組で討論していたのが興味深かったです。

・日本のサッカーを知る、アジアのサッカーを理解している日本人監督 の採用。
・『戦う』 選手、戦術、戦略が必要。
・選手は、監督の指示に従いながらも、自らの判断、決断で動くことが出来る。
・サッカーの遊びの部分を理解、プレーに盛り込める選手が必要。
 プレー中に『あっち向いてホイ』のような遊びが出来るくらいじゃないと戦えない。
 指示どおりの動きでは、勝てない。

そんなことを議論していたと思います。

今回のロシア大会。西野ジャパンは、予選リーグを突破した。
ポーランド戦での闘い方をいろいろ批判する向きはありますが、

これは、日本のチームが戦うために必要なことを一つ、実行に移せていたのではないでしょうか。
事実、したたかさがないと、勝負には勝てないものです。

ふと他に目をやるとこんなことを思うのです。
イングランドのサッカーや、日本の柔道などは、『美しく』勝つことこだわりが半端ない。
いや、勝つこと以上に、『美しく戦うこと』を大切にしているようにさえも見えます。

ステージが彼らのようにトップクラスにまでくれば、
『美しく』と『勝つ』のバランスをうまく取れるようになるのかもしれません。

『したたかさ』を手に入れた、そんなワールドカップがこのロシア大会なんじゃないかな。
確実に成熟度を上げたと感じさせる西野監督の采配であり、選手の戦いぶり。

そんなことを考えながら、こんかいのワールドカップ ロシア大会を感慨深く見つめています。

ベルギー戦での闘いぶりも楽しみですね。

ではでは。


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『創造力』は、『想像力』と『行動力』。かな。 [よもやま話]

偉そうなコト、言っちゃいそうなので初めに謝っておきます。

ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。






ってことで、こんなコト思ってます。

なんで、こんな風になっちゃうんだっけ? と思うコト結構あります。
仕事でも、私生活でも。

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Freepikによるデザイン

進め方が遅いし、結果も出せない。
そんなのいっぱい周りで見て感じています。

なんでなんだろうか。と思うと
そこには、欠けているなー。と思うものが2つあることに気づきます。

『想像力』と『行動力』

そんなことなんでわからないんだろうか?
>『想像力』がない。(欠如している。)

頭の中でイメージ、シミュレーションすれば分かりそうなコトなのに、
事前に考えずに本番に臨む。そんな人が意外に多いコトに驚きます。

もちろん、正しく(正からしく)シミュレーションするには、
それなりの知識、経験が必要になってくるでしょう。
でも、それも他人に聞いたり、場数を踏む努力をすれば補えるはず。
それを『センス』という言葉で逃げる人がいますが、それこそ笑止千万です。

ふわりとしたものを『センス』、『センス』は、生まれ持った特性で変えがたいモノ。
のように表現したがるひとがいますが、それも違うのではないかと思うのです。
(この議論は尽きなさそうなので、この辺にしておきます。)

正しく『想像』できれいれば、展開が読めるし作れる。
そうすれば、スムーズに進められる。
もちろん、想定外のコトだらけかもしれませんが、初めの見通しがある程度
あっていればあとは臨機応変で対応できるものだと思うのです。

ただし、その『想像力』にも行動が伴わないと、実行、結果に結びつくコトは
ないでしょう。『行動力』が大切ですね。
ただ、行動すれば良いわけではないのも自明。

良いタイミングで『実行』に移す。『行動力』を発揮することが大切。
おうおうにしてそのタイミングは、早いにこしたことは無いですね。

そう思うと『創造力』に必要なものの一つ、いやふたつは、『想像力』と『行動力』なのでは
ないかと思うのです。

よく人に『さすが、すごい早いですね。もうやっちゃたんですか。出来たんですか?!』って
言われますが、僕には他のひとが遅すぎる。としか感じなかったりしてるんですよね。
本当に実現したいんだろうか。と。

初めに、謝っておいて良かったです。
やっぱり、偉そうなコト言っちゃいました。

これも僕なりの『想像力』なのかもしれません。W。

失礼しました。

(そんな偉そうな僕が憧れるのが『説得力』です。自分の中での展開を他人に伝え、『想像』
 してもらうことが上手く出来ない。焦ってしまうんですよね。で、まあ結果で見せちゃえ。
 と『行動』が先行してしまうことが多いW。 毎度反省しているんですが。。。。治らないです。)

ではでは。
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