指数関数、そうだよなぁ。自然現象、人間の感覚 をうまく表現できる便利な道具なんだよなあ。 [よもやま話]

今日も徒然思ったことを書いてみようと思います。

学生の頃(特に高校生の時)は、何のために学んでいるのか分からない。

こんなの役に立つんだろうか?

と思いながら眺めていた事がいくつもありました。

大抵の人たちは、ここで頷く。ハズW。

歴史なんかは、なんとなーく知ってたら生きていく上で役に立つこともあるのかなあ。

でも、古文、漢文、数学でいうと微分積分、そして対数関数、指数関数、虚数などなどは、
意味分からんし。って感じだったです。

でも大学に進むと、やりたい事がボンヤリと見えてきて、機械系の研究テーマを進める手段として
少なくとも数学、物理は僕の場合、重要なものになってきました。

使いこなす、とか、しっかり理解できている。というレベルにはならなかったですが
必然性を伴うに連れて、それなりに学習したように思います。

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ところが、会社に入るとじっくり計算式を眺めている事もなくなったように思います。
学生の頃に取り組んでいたテーマそのものを扱わなくなったというのもあるとは思いますが
よほどの時以外は、自分で式を組み立てて何かを割り出す、シミュレーションするという機会は
無かったです。(メカ設計をやっていた関係で、圧入力のシミュレーション をやったり、ブラシレスモーターの性能シミュレーション程度はやりましたが、数学というよりは、算数と物理。っていう
レベルでした。)

やっぱり、人生においてはあまり使う知識ではないんだ。とボンヤリと思ってました。
だからといって、学生の頃のように意味がない。とまでは思わなくなってましたが。

ところが、最近もっとゆったりとした心持ちで、あまり無駄なものはなかったのかもしれない。
と思うようになりました。(なんか遅すぎ!とか言われそうですね。)

例えば、今回の題名にした『指数・対数』
こんなに便利なものだとは思ってなかったです。

単純に物理量として物事を捉える、測定するなどする場合は、
全く意味がなさそうな『指数・対数』は、変化を捉える、表現するには
大変便利なものだと思ってもみなかったです。

ウェーバーフィフナーの法則(*)に代表されるように様々な現象を対数関数に
なぞらえて表現する事が多く、実際自然現象や、人の感覚などを
扱うのに大変便利ですね。

*心理的な感覚量は、刺激の強度ではなく、その対数に比例して知覚される。ってやつです。
自然現象の半減期なども同様ですよね。

これって分かっているつもりになっても、なかなか実は使いこなせてないんだよなあ。

って改めて感じました。【1】

という続きは、次回に。








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