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動くPOPって好きじゃないんだよな~。 [車内広告]

Panasonic 動く吊り広告.JPG
森高千里さん、最近TVCFでも見かけると思ったら電車の中の吊り広告でも見かけました。ビデオカメラの広告で「手振れ防止」がメッセージのようです。で、面白かったのがこの電車のつる広告。手が揺れているんですね。左右に揺ら揺らと。今回は、山手線内で見かけたのですが週末にも東横線だったか、日比谷線でも見かけました。多少離れた席からみてもゆれているのが分かります。目を引きますね。社内エアコンの噴出しの下にあるので上手に揺れていました。

構造が気になったので近くまでいって撮影しました。なにやらアクリル板のヒンジ構造でこれを実現しているようです。部品点数を最小限にする方法として上手なやり方ですね。
Panasonic 動く吊り広告ヒンジ構造.JPG(不明瞭な写真で申し訳ありません。)

残念だったのが今朝見かけたこの広告、広告が折れ曲がっていてせっかくのPOPが機能していませんでした。(先週末みたのは、揺れていましたが今朝のは折れ曲がって動きが。。。)
動くPOPって結構、キワモノで僕がMarketing を担当していたころはかなり消極的でした。目を聞くPOPを作ることが出来るのですがメンテナンスが必須。今回のような折れ曲がりもありますが電池切れとか、機械的な不具合を起こす可能性が大きい。ちゃんと動いているといいのですが止まったときはネガティブなイメージが付きまといます。

動かない画像だけでも、かなりひきつけるPOPは実現可能な筈です。大切なのは、商品とターゲットカスタマー、自らの資産に裏付けられた強みと売り文句とが一貫性をもっているか。その売り文句がお客様にとって魅力的な殺し文句になっているかだとツクヅク思うのです。(間違えないでください。魅力を持たせるために嘘があっては決していけません。お客様との信頼関係が崩れます。ブランドに傷がつきますから。)

森高さんもすっかりお母さんになりましたね。でも雰囲気を失わない。良いことです。これも一種のブランディングでしょうか。(継続した一貫性をなにか感じます。)
Panasonic 壁紙.jpg

どうなんでしょか?これ。(日本酒のハイボール。) [車内広告]

日本酒のハイボール.JPG

よく二匹目のドジョウとかいいますが、これどうなんでしょうか?試してみる前にいうのなんなんですが。そういえば、ワインも炭酸水で割る飲み方あるな。結構いけるかも。また、感想をアップデートします。(この広告 今朝の山手線で撮影したのですがめっちゃ込んでいて撮影厳しかったです。先週から気になっていたので絶対撮影したかった。Official Siteなどからコピーもいいですが、自分の目で現物広告確認した。っていうのがいいじゃないですか。自己満足。)

ちょっと違いますが、この激しい競争の中でどういう動きをとると勝ち残れるのか。存在感を放ちつづけられるのか。を以前聞いたのを思い出しました。もしかしたらブログ記事としても記載済みかもしれませんが。

理想としては、First Mover(要は、誰よりも早く動いて新製品、サービスの提案をする企業。)。ただ、どんな企業もこのFirst Moverであり続けるのは難しい。
河合忠彦 ダイナミック戦略論.jpg
それが現実的出ない場合は、Innovative Fast Follower。ただこれに徹底するためにも体力が相当ないと難しい。なんせ、単なるフォロワーではなく、すばやくかつ、独自のInnovationを盛り込めないと行けない。体力と実力が備わった、王者のみが取れる戦略かと思います。

で、ほかにどんなタイプが考えられるか。というとこですが
Fast Follower 技術的革新はないが、とにかくフォローが早い企業。たとえるならSamsungでしょうか。
もうひとつは、Innovative Follower 速度はそれほどではないが、革新的な要素をビジネスモデルだろうと、サプライチェーンだろうとあらゆる側面で投入してくる企業。典型的な例は、ユニクロですね。
皆さんが思い描くFollowerって単なる物まね企業かと思います。以前は、それでもやっていけたのですがどのカテゴリーもグローバル化と異業種間の競争が激しくなったため、そういう体質ではやって行けないというのが現状ですね。ここでの呼び名は、まさしくimitator.昔でいうと松下電器産業(Panasonic)新生Panasonicは、Innovative Fast Followerを目指しているそうです。
河合忠彦 ダイナミック戦略論2.jpg

日本酒のハイボールってどうなんだろう。ってところからとんでもないところまで行っちゃいました。面白いですね。この手の話も。
今日は、これから韓国に行ってくるのでまた発見がないか楽しみです。
「好奇心と問題意識」この2つが僕を突き動かしています。

ではでは。


こういう広告というか試みが増えそうですね。 [車内広告]

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これ、4月末からやたら目にしません?とくに駅の看板や、電車内の吊り広告。STARWARSのダースベーダーの強烈なイメージと、Who is your boss ?と言うコピー、良く見るとURLの記載があるだけの広告。誰しも、”なんだろう”と気になる広告だと思います。
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気になることは、早速調べよう。っていうのが僕の性格なのでなんだか分からないけど、URLたたきました。(見かけた日に早速調べてて、この記事かくのが遅れただけです。気になったら直ぐ調べないとそれっきりになっちゃうことが多いですからね。)

どうやら、twitter使った、docomoとお客様とのコミュニケーションかつ、コミュニティー作り狙いのアクションのようです。初めの画面は、とにかく免責事項の羅列だけだったのですがその画面をいつものようにほとんど読まずにスキップすると、twitterでのIDを訪ねてきました。既にtwitter登録していたので入力したら、認識。僕のイメージを表示しました。
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うまくトライできなかったのですが、電話(音声)をつかって、おそらく留守電に残させそれをtwitter上に表示させるんでしょう。電話番号が表示されました。ここでのIDは、ユニークなもので作業するたびにIDが発行されているようです。
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こんなのも表示されました。
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狙いは、やはり新しいメディアをつかったコミュニケーション。流石はDocomoやることが大掛かりです。まだまだ不明なことが多いキャンペーンですが今後注目です。

(STARBUCKSのVIAへのマーケットFeedbackも気になって、STARBUCKS関連のTwitterをモニタリングしています。商品そのものの受けはいいようです。)
Twitterちょっとバカにしてましたが、自分でも活用方法を考えて見ようと思います。

FREEにつづき、Me2.0の本読んで勉強しよっと。ではでは。


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最近グットきた広告です。 マクドナルド [車内広告]

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これには、グットきました。好き嫌いの話といえばそれまでなのかもしれませんが広告に関しては、短いセンテンス、短時間で多数(ターゲット客)の心を捕まえることが大切ですよね。言うまでもありませんが。で、かなり主観的な視点でちょっとだけ。遅めの昼食(よく午後2時とかになるんですよ。仕事の効率上手とめられなくてついつい。)になると何となくマクドナルドに足が向いてしまうのですがこの日もなんとなくマクドナルドへ。いつもは持ち帰りなのですが、その日はなぜか店内で食べようと着席した。そのときに目に飛び込んだのがこの広告です。店内のイメージはさすがに撮影を躊躇してしまったので残っていませんが実際は、テーブルにこのイメージのシールが貼ってありました。(突然ミニ知識;Take Out って言っても海外では通じません。Take away or Eat in ”Eat In" 言えなくてもなんとかなりますが、Take away知らないとUKなどでは、厳しいですね。)

こういうのも店頭にあって手にとりました。マックこども新聞。
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このコピーとイメージに感動して手にとった新聞ですが、中をみるとまたいいコピーが。子供を入り口にしたマーケティングを上手にする会社ですね。で、お金にたいしての決定権を持つ大人もしっかり共感出来る。巻き込み方がうまい。
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後日談ですが、休日に娘と近所のマクドナルドに行ったときも気付きがありました。店内で食べるときのトレーに敷いてある紙。そこに書いてあった内容(URL入力してダウンロードしたイメージ)です。CSR活動も活発かつ、意外なことまでやっているんです。成功している成功し続けている会社には、なにかありますね。
マックとコーラ Perfect Partner_PAGE0001.jpg

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ついでなんでマクドナルドで気づかせてもらったことを2つ紹介しますね。まずは、紙袋。なにが紙袋に書いてあるか、ジックリみたことなかったのですが観察すると面白い。情報の宝庫です。広告宣伝はもちろん、リクルーティング、注意書き(取扱説明書)で、当然機能としては紙袋(持ち運びのツール)僕が気づいた意外の狙いもあると思います。面白いですよね。分析軸に置き換えると見え方が変わってきます。
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ついでにそのとき貰ったレシート。これもなかなかです。気付きのネタは何処にでもありますね。
スライド2.JPG あんまり気づかれちゃいけないのでヒントはここまでにしておきます。とくにレシートネタ。ジックリ観ないでください。

で、もう一つは、気付きというか関心事です。ハッピーセット。これ日本だけじゃなくて海外も遣っているようです。ただ、セットの中身が違うようです。(2月末にシンガポール行ったときに確認しました。)まあ、ともかくオマケとあなどるなかれ。と思うセット内容。
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大人までも引き込まれてしまいそうなオマケの数々。スポンサーになっていると思われるキャラクター対象(会社)の選定も絶妙。まあ、コラボ企業とも狙いが共有されているんでしょうね。じゃないと成立しないでしょう。この商品そのものが。
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ちょっと冗長的になりましたが、他企業でも子供を導線にうまくやっている会社があります。アフラック。タイトルの”最近グットきた広告”というとアフラックの場合は、”氷上のプロポーズ”で決まりですが ( http://mitsuhiro-shimada.blog.so-net.ne.jp/ )今日の話は、店頭での接客というか導線です。店頭の人形にアフラックのCM曲が仕込んであって、人形の頭をポンっとたたくと曲がなる。我が愛娘などの日課にすらなってます。
IMG_0207.jpg売り上げに直結していなくても、印象は良くなりますよね。
ながなが書いてしまいましたが、よくクリエーティブ(広告制作)代理店と議論したときに彼らは、子供と動物使うのは。。。なんて変なプライド見せていましたが僕は良く言いました。僕らが欲しいのは
Art作品じゃなくて、商品、我が社を知ってもらう売り込むためのコンテンツだと。必要ならば、子供でも動物でもバンバン使う事を考えて欲しいと。難しいですね。この手の話は、バシッと答えがない。だから面白いですね。マーケティング活動の中でクリエイティブは、自分としては得意な方だと思ってます。それなりに独学ですが勉強しました。(ホント?(笑))では、では。

STARBUCKSさん,あなたはいったい何をしたいのですか?(2) [車内広告]

東急東横線.JPG
気になって、気になってしょうがないので行ってきました。スターバックス。最近金欠ぎみの僕は、めっきりスタバにたちよることも無かったのですが今回のSTARBUCKS VIAインスタントコーヒーをこの目で確認するために。店の入り口には、POPが目立つように置いてあるところまではそとから眺めても確認できていたのですが中にはいると、この新商品のノベルティグッズが多い事にちょっと驚きました。コーヒーマグにカップ、携帯ストラップにとこのVIAをプロモーションすべく数々のアイテムがそろえてありました。(ブランドが確立する前にすでにノベルティを有料で用意しているところは、さすがです。携帯ストラップなんて普通は、”今、VIAを5セット(50本)お買い求めの方にこのストラップ差し上げます。”みたいなオマケにしようなんて思うところですがかれらは、ちゃんと売ります。
(そういえば、コカコーラなどは逆で買いたくても買えないノベルティ。コカコーラを購入して応募したひとしか手にできないプレミアムってのを演出しますね。サントリーもしかり。これとはちょっと違った手法のようです。)
で、店頭うろうろ。VIAのまわりをウロウロしていたら、店員が試飲を進めてくれました。本当は、2時間に1度の試飲タイムというのが設定されているらしいのですがその辺は臨機応変で購入見込みがありそうな客(ターゲット)に見えたのでしょう(店長の指示が出た雰囲気もありました。)小さい紙コップで差し出してくれました。今のところ商品ラインナップは2種類。(コロンビアとイタリアン)
コロンビアを差し出されたので飲んだのですが、味ははっきりいってインスタントとは思えない。旨い。香りもあります。3本パッケージで300円。180mlのお湯で溶かして飲んでください。とのこと。1杯100円のインスタントコーヒー。これはまさしくプレミアム。ただし、インスタントコーヒーとすればの話。おいしいコーヒーが1杯100円と考えると安い。いわゆるポジショニング次第ですね。どういう風にお客様の意識付けのなかでポジショニングしていただけるか。そのポジショニングと携帯ストラップですらオマケで渡さない。ノベルティグッズを用意している周到さが背景なのでしょう。

ポジショニング.jpg
ポジショニングに関してちょっとだけ、別の例をつかって考えてみましょう。数年前にやたら話題になったロボットたち。中でも話題を多くさらったのは、ホンダは、ASIMO,ソニーは、aiboでした。ここで表現したいのは技術(スペック)とマーケティングメッセージ(ポジショニング)それによるお客様の印象に関してです。正直技術面では、ホンダのASIMOが断然優れている。なにせ2足歩行が出来てしまいには、走れてしまう。対して、ソニーのaiboは、四足歩行。だけど、技術的にどっちがすぐれているとかどちらがどれだけ優れているかなんて言及しませんでしたよね。これこをいわゆるポジショニングの違いですね。ホンダは、あくまで人間ロボット。2足歩行するのが当たり前で皆がそれを期待する。人間型ロボットが2足歩行できなかったらおかしいですものね。反して犬の形をしてコンセプトはペット。というaibo.動きの機敏さとか、2足で歩けるなんて意味がなく。それよりは愛らしい仕草が表現出来ることが価値になる。ポジショニングとかアンカー(錨)をどこに設定するかでお客様の期待が変わるということです。(これには笑えない後日談があります。敢えて書かないことにしますが。)

で、話戻してSTARBUCKSの話をします。敢えてローマ字でスターバックスと書きました。理由は、かれらのブランディングとか今回の仕掛けを日本に限ったものではなく、Global 視点で捉えたかったからです。ハッと思って、シンガポールにいるシンガポールの同僚に確認しました。”こっちでこんな商品が売り出されたけど、そっち(シンガポール)ではどう?評判は?”って。答えは、ノーです。僕に変わってインターネットでいろいろ調べてくれました。どうやら今この新製品は、まずUS&Canada (2009年9月29日限定店舗で発売)そしてその成功を確認してUK(2010年3月8日)、日本(2010年3月14日)と展開しているそうです。USでは、何処でもいつでもSTARBUCKSを山だろうとビル群のなかだろうと楽しめる。というコンセプトが受け入れられたと判断しているらしい。USでは、取り扱いChannelをスーパーマーケットや、食料品店はもちろんドラックストアなどにも展開してFY2010中に30,000カ所で手に入るようにするとか。(またちょっと分からなくなってきた。僕は店頭のみで購入出来るプレミアムインスタントコーヒーかと思っていたのに。。超マスマーケットをターゲットにしている模様。ますます興味がもてます。どいいう狙いなのかに。)

今回の新商品を導入するマーケット選びにも理由があるようで、やはりインスタントコーヒー消費大国。というのが一つのようです。

試飲の際にいろいろ店員と言葉を交わしてみて感じたことがあります。想定問答集てきなマニュアルは渡されているようです。僕が質問したら対外のことは、すらすらと答えてくれました。インスタントコーヒーですよね。との問いには、インスタントコーヒーだと答えてくれました。(個人的には、彼らのパッケージに書いてあるCoffee Essenceです。って答えるんじゃないかな。と思っていましたがそういう風には、指導されていないようです。ちなみにUS ,UKでの商品名は Starbucks VIAなのに対して、日本だけは、Starbucks VIA Coffee Essenceだそうです。興味深いでしょ。)記憶、印象に残っている言葉としては、”ここまで仕上げるのに20年の開発期間を要しました。”とか、”普通のインスタントコーヒーとは、挽き方がちがいます。”とか、”飲むだけじゃなくて、ケーキなどのエッセンスにも使えますよ。”ですって。これは、もっともっと深堀できそうなマーケティングケーススタディになりそうです。乞うご期待。


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