一党独裁の国 シンガポール [出張・旅行]

うまく行くと何事も旨くことが運ぶ。合議制をとりみんなで議論して次の方向を決めていく。皆の納得感を大切にしながら物事を決めていく、進めていく。デモクラシーとはそういうものだと僕も思う。だが、デモクラシーが何が何でもいいか?と言われると、僕はNOと答える。

なぜか、それは日本とシンガポールを対比することで説明が出来る。日本は、いたって基本に忠実な国だ。デモクラシーにおいても日本人、日本国ほど教科書通りにやっている国はないと思う。徹底した合議制。だがそれがこの失われた20年を生み出したといっても過言ではない。議論ばかりしていてまったく先にすすまず、しまいには首相がころころ変わってしまう。政府がじっくり政策を考えて、イニチアチブをもって推進する。ということを難しくしている。悪循環そのものだ。反して、シンガポールは?というと、完璧な一党独裁の国。なんか自由な国で進んでいる。というイメージがあるだろうが、現首相のリー・シェロンが「日本は、デモクラシーしすぎ。デモクラシーは発展を妨げる。」とまでコメントしただけあって、猛烈な独裁国だ。もちろん議会や議員制度は引いているが野党議員を選出した地区は、開発投資をしてもらえずに干される。ということも平気でやるお国柄。徹底している。

で、今週の土曜日がその5年に一度の総選挙らしいのだ。今週は、土曜日、May Day(5月1日), Lavbor Day(5月2日)で3連休。今週末は、5月6日が総選挙なので?5月8日が振替休日にする企業が結構あるそうだ。(おそらくシンガポールの選挙は、みんなの熱もはいって投票率もかなり高そうだ。)

ニュース番組も取り上げているのは、総選挙の話と英国王室の結婚式のことだけだ。(で、ここからの話が実は興味深くシンガポールという国を物語る上で大事な話になる。)
スライド51.JPG

これからフライトなので続きは、帰国後。
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