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自分の欲しいものを作る。世の中に無いから作る。自分で試す、使う。社員・お客様にも場&機会を提供する。その上、専門家&一流プロの力・知名度も導入。それを自然にやっている結果が成功に繋がっている。 アルペン 水野泰三 [テレビ・ラジオ]

昔、あれだけ流行ったスキーがまったくの下火。というのは知っていた。それだけにカンブリア宮殿でアルペンが好調だ。ということで取り上げられるのを知った時に思ったのは、ああ、ゴルフで業績のばしてるのね。位にしか思ってなかった。
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確かに、番組の中でも紹介されていたが、スキー場は設備投資が大変で新潟県内では過去7年で16か所のスキー場が閉鎖されているそうです。スキー人口はピーク(1991年頃)の1/3にまで減少したとのころ。
でも、アルペンは、当時の売上げの2倍の(1951億円)に達し、利益に関しても40年連続黒字を達成している。番組の中でも紹介されていたがやはり売上げ構成比約50%を占めていたスキー用品は8%程度に下がり、ゴルフが一番の稼ぎ頭になっているとのこと。健康器具(室内ランニングマシーン、ウォーキングマシーンなど)や、電動補助付き自転車までも取り扱っている。

ただし、単純にウィンタースポーツ用具店から総合スポーツ用品店に変貌しただけではない。スポーツカテゴリーとしての分野拡大のみならず、単なるお店の機能ではなく、自社ブランド(PB)『イグニオ(ウェアや、各種スポーツ用具(ボール、グローブ、健康器具、自転車など)』『Hart(スキー板)』をもつ製造&販売を手がけるメーカー企業へと変貌を遂げそのPBブランドたちの売上げが数量ベースで半分を占めるまでに成長しているというから凄い。

 ただ、ここまでに至る道のりを聞くとさらに興味深い。創業者で社長の水野泰三さんによるとすべて追いつめられて追いつめられてやった事でなにか考えが始めからあって戦略的にやって来た訳ではない。とのこと。

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例えば、
・1972年、15坪の賃貸のお店でスキー用品店を始めた。開始当初、順調な滑り出し。
・ところが2年目に泥棒に入られて商品を300万円盗まれまれた。
・なんとかせねばと始めたのが安売り。ギリギリの値段設定でお客さんを集めようと努力する。飛ぶように売れた。いまのように大型店舗でガンガンディスカウントという時代ではなかったので受けたらしいです。
・そしたらメーカーから商品が入ってこなくなった。(価格破壊に対しての同業者および、メーカーからの嫌がらせでしょう。既得権を侵されると反発する動きが出るのは世の常ですから。そういう点で水野泰三さんによるイノベーション①低価格化)
・製品、売る物が入ってこない。それなら自分で作るしかない。と始めたのが生産委託による自社ブランド。それを韓国に行って開始。(低価格化を目指したこともあったろうが、同業者、メーカーからの締め付けのなか国内の製造委託業者は仕事を受けてくれなかったのだろうと思う。)
・その韓国の生産委託業者との契約条件が重かった。1モデル2000着以上という最低発注条件。複数の店舗を持っていたわけではない。当時15坪しかない当時のアルペンからすると在庫収納するスペースすらない。あり得ない数量であった。なのに、進めるしかない。と腹を括っていた水野社長は、韓国の生産業者との契約にOKした。(アルペン水野泰三さんによるイノベーション②海外生産(韓国)これが後に、だれよりも先駆けて低賃金での中国工場オペレーションに繋がる。無錫に自社工場を持つにいたる。安価なだけではなく、質の高い縫製技術を有する工場にまで高め今では、自社製品(Kissmarkなど)以外にも一流ブランドの縫製も請け負っているとのこと。安さだけではなく、品質の高さを求めるために岐阜に研究所も持っている:テクニカルセンターミタケ)
(2012年4月には、JAPANA (CAMBODIA) CO., LTD 設立している。)

・じゃ、もっと広い売り場を作れる場所に出店する。といっても莫大な保証金が必要になる。そんな資金力があるはずもなく。。。。お金をかけない。でも、十分なスペースと、知名度がある場所。で思いついたのが”難波球場のスタンド裏の通行スペース”。誰でも知っていて、安いお金で始められる。ここで大量の大安売りをやって大成功。飛ぶように売れたそうです。すべて現金収入。お店を閉めたあとその現金をリュックサックにガッサリ入れてその上にジャンパー着て、みんなでお寿司たべてそのまま寝て、翌朝銀行直行。お金預けたいんですけど。って行って窓口でリュックサック。ドカッ。なんか豪快。そんなことをやってたそうです。(アルペン水野泰三さんによるイノベーション③販売場所の拡大(安価でかつ知名度が高い)難波球場)
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・そこで終わらないのが水野泰三さん。早速横展開。新宿の空き地に即興販売スペース(プレハブ)での安売り大量販売。このゲリラ販売でさらに多額の金額を集めて多店舗展開する現在のスタイルに行き着いた。(アルペン水野泰三さんによるイノベーション④販売場所の拡大(機動性のあるゲリラ販売@大市場でのプレハブスペースの活用))

①週休3日制。店舗社員さんは週休3日。内1日はスポーツに当てることが前提だという。
スポーツに普段から接することで商品に慣れる、親しむ。説得力のある接客が出来る。とインタビューに応じた店員さんもコメント。全くその通り。自分が使ってもいないもの、本心から勧めたい。と思う気持ちがないと言葉に魂が籠らない。当たり前をしっかりやっている。やれ、と指示をだすだけではなく自然な形で実現、継続される仕組みにしているのが素晴らしい。(使え、試せ。と号令を出すだけの上司、企業が多い。アルペンはこの点が大きく違う。)

②ハイテク診断。納得の得られる購入検討→判断→決定プロセス の提供。
お客さんに合ったゴルフクラブを探すお手伝いとして四方から撮った映像でクラブの軌道などを確認してもらい、より自分に合ったクラブを提案する提案型。店員からしてもお客様からしても嬉しい仕組み。
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道具選びも大事だが、技術技量を身につけていただくことも大切。ということで始めたのがGolf Academy

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③究極のプロを配置。スポーツデポ等、アルペンのお店には30人の元プロ野球選手が配属されているそうです。プロから適切なアドバイスを受けられるとなると消費者も嬉しい。
ただし、何でもかんでもプロによる対面販売を標榜しているわけではなく、セルフ販売が向いているものはセルフで。提案型販売が向いている物に関してはプロによる対面販売を進めている。この点も実態にあった運営をしている。[1][2]
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水野さんは、プロペラ機、ヘリコプター、小型ジェットの操縦免許を所有している。単なる道楽ではなく、自分でヘリプターを操縦しながら街並をみて何処に出店するのが良いのか。考えを巡らせたりしているそうだ。(そういえば僕の妻の叔父がそういう人だった。彼の自宅にはヘリが数台あった。創業者ってそういうところがあるんだな。と思った。(もちろん地元では有名人。その親族と結婚するとは夢にも思ってなかったW))
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アルペン 水野泰三さんの特集を観ていて想起した事。カメラ・写真ビジネス。趣味性の高いものに共通なことなのかもしれない。提案型、コンサルテーション、そして、場の提供が鍵になる。創っている人、作っている人、売っている人が自分自身で試す、使う、楽しんでいる。そんな状況、環境が当たり前のようになっていないと行けない。

アルペンは、スキー板のテストの為に、そしてスキー文化支援のために自社スキー場を運営している。ゴルフも自社ゴルフ場をつくったり、大会を主催している。作った製品を現場で試しながら評価する仕組みを持っている。単に契約プロをつくってブランドプロモーションをしているわけではなく、腰をすえた製品開発とブランディングの整合性を考えたアプローチをやっている。そいいう意味で哲学化した取り組みだといえる。スポーツ文化に貢献する。という哲学に基づいている。と言っても過言ではない。(キヤノンのスポーツ文化への貢献は、哲学である。単なる広告活動ではない。それを基軸に活動しつづけ結果として強敵ニコンを上回るカメラブランドに成長した。というのを想起した。キヤノンCmagazineより)

[1]テレビ東京HP 
   2013年2月28日 放送 スポーツで、日本を元気、健康に変える!
   アルペン 社長 水野 泰三(みずの・たいぞう)氏
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20130228.html

[2]元プロ野球選手の野球アドバイザーによる野球教室開催!
   http://www.alpen-group.jp/event/2013baseball_school/

[3]リバーのブログ カンブリア宮殿・・・アルペン 社長 水野泰三さん
http://riverstar.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/post-940b.html

[4]運動万能、中学では陸上 アルペンスキー・湯浅直樹(中):日本経済新聞
http://juniorski.blog88.fc2.com/blog-entry-884.html

自分の欲しい物をつくる。世の中に無いから自分で作る。カメラの世界でいうと、GoPro, RED.comなどを強く想起してしまう。サーファーだった創業者が自分のサーフィン姿を撮りたくて結局自分でカメラを作ってしまったGoPro. カメラが好き。でも満足出来るものがなかったので RED を立ち上げたオークリーの創業者など。

自分の欲しいものを作る。世の中に無いから作る。自分で試す、使う。社員・お客様にも場&機会を提供する。その上、専門家&一流プロの力・知名度も導入。それを自然にやっている結果が成功に繋がっている。関係する人たちすべてが熱くなる、そして実感をもてる。そうならないと製品も良くならないし誰も喜ばない。ビジネス成功の秘訣はやはり魂なのではないだろうか。

そんな事をおもわせる大変良い特集だったと思う。

ではでは。
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世の中知らないことだらけ。でも既に始まってて良かった。「お買い物難解消策」 [テレビ・ラジオ]

昨晩、2012年3月25日(日)のシルシルミシルを観ていて、「えっ、知らなかった。」
で、今朝ネットで確認したら、昨年から始まっていた。ということに気付いてまたまた自嘲してしまった。世の中知らないことだらけだ。とにかく良いことなので記事にしておきたい。(後になってそういうえば、先週末の山手線の社内放送で流れていた。北海道でセブンイレブンが移動式販売をやる。ってでもそれを忘れかけてた事以上に、それ以外の情報にも目が行っていなかった事にガッカリした。自分自身に。)

◇セブンイレブンの公式文
セブン-イレブン喜茂別町店では地域振興を強化していくために行政との連携を
強化いたしました。町内の各集落・高齢者事情に精通した「地域おこし協力隊」の方を
従業員さんとして新たに採用。安否確認を含めた高齢者の買い物支援を行ってまいります。
→公共とのアライアンス事業という貢献色だけではなく、実際にビジネスとしても価値あるモデルなのではないかと想像する。

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昨夜のシルシルミシルでセブンイレブンの弁当作り、惣菜づくりの現場を観たが、「面倒くさい作業」を徹底して現場で行なっている様子が見て取れた。売り場系でのセブンイレブンの工夫に注目してきたが彼らの「創って、作って、売る」のサイクル(ミスミ三枝匡さんの真骨頂)すべてに注目すべきだと感じた。昨夜の番組もセブンイレブンの弁当づくりの裏側を堂々と見せていたが競合にマネできないだろう。と言わんばかりの内容。それぐらいに面倒なことをオペレーションしている。それが彼らの強みなのだろう。(エルメスがバッグやスカーフなどの工程をシンガポールのデパートで実演していたのを見たときも同じ思いになった。面倒くさいことをやっています。よろしければどうぞ。みたいな。自負とアピール。もちろんすべてをOPENにしているわけではないが。)

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データは古いが興味深いデータなので引用したい。
マイボイスコムが2009年6月22日に発表した「コンビニ弁当の利用に関する調査結果」によると
回答者の実に半数以上が、「セブン・イレブンの弁当がコンビニ弁当の中では一番」と答えている。
今調査は2009年6月1日から5日の間にインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万5023人。男女比は46対54で、年齢階層比は30代36%、40代30%、50歳以上18%など。

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セブンイレブンより、ローソンが先にこの移動式販売を始めていること。販売開始のトリガーになったのは、どうやら3.11の東北大震災であること。いろいろ感じ、学ぶべきないようが満載のようだ。

ではでは。
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これが噂の「The Mountain」 感動ものです。 [テレビ・ラジオ]

静止画をつなげて作ったある種の動画。だが動画撮影じゃこうはいかない。ダイナミックレンジが違う。
これぞ、感動もの。

The Mountain from TSO Photography on Vimeo.



再生がうまく行かない場合は直接こちらへ。
http://vimeo.com/22439234

でこれ、ホンジョウ・ナオキさんが見つけた撮影手法。チルトレンズを使って「あおり」という手法により、焦点距離を極端に縮める事で、まるでミニチュア写真のような非現実的世界を作り上げる。
これを見たときも感動した。こちらの機能は、Canonがデジカメにいち早く取り込んだ。

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さて、The Mountainのような撮影もどこかのブランドがチャレンジするのかな。ハードルはめちゃ高い。だけど感動的。テクノロジーで不可能を可能にしてもらいたいと思う。

ではでは。
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感動、手応え。 武田双雲 [テレビ・ラジオ]

たまたまテレビを付けてたまたま見たらこんなのやっていた。書道家武田双雲さんの話。彼は、サラリーマンをやっていたときというか、サラリーマンをやって時期があって、その頃、ヒョンなことから先輩方の名刺を毛筆で書いて上げたことがあって、それみて滅着茶喜ばれたそうだ。その喜ばれようを見て、会社を辞める決心をしたそうだ。

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出始めたのがストリート書道家。意気揚々と始めた書道家業だったが、道端で書道をやっているといろいろからかわれたりして、しまいにはツバまでかけられたりすることもあった。しかし、あるときあるお客さんに「ひたむき」と書いたら何か思うところがあったようでボロボロ涙を流し始めたそうだ。それを見てなにか救われた気がした。という。

なんか最近日本は閉塞感だとか、失われた20年とか言われているが(かくいう僕も騒いだりするが)よくよく考えたら、なにが幸せなんだろう。何を求めて生きているんだろうか。と思うときがある。本当に金銭的な裕福さが幸せに直結しているのだろうか。きっとそうじゃない。感動とか、人生において手応えが欲しくて生きているのではないだろうか。決して幸せは、絶対的なものではなく普遍的なものだと思う。「ひたむき、がむしゃら」に日本人は生きる。それでいいのじゃないだろうか。GDPなどは放っておいても結果付いてくる。そういうものなのじゃないかと思う。

ではでは。
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涙がでてしまった。男が男に惚れる。 入曽精密 斉藤清和 [テレビ・ラジオ]

泣いてしまった。このテレビ番組をみながら。そばに家族もいたがとまらなかった。
たまたまスイッチいれて映った番組だったのだが、見入ってしまった。TBS日曜夕方の「夢の扉+」というドキュメンタリー番組。毎回、テーマを変えて日本の未来を切り拓こうと高き志と熱い情熱で立ち向かっている人、頑張っている人を紹介していく番組らしい。

今回は、入曽精密の特集だった。僕には、耳慣れない社名だったが画面に飛び込んできた映像で目が釘付けになってしまった。5軸の工作機械をつかって0.3mm四方のサイコロを作るというのだ。これも具体的に表現しないと伝わりにくそうだ。TVの画面でも0.3mmのシャープペンシルと並べてそのサイコロを映し出していた。なんだそりゃ。の世界だ。(当然、そのサイコロを作ること自体は、なんの役にも立たないが、そういう加工技術があるということをデモンストレーションするには十分すぎるほどの演出だ。)

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番組の中で感心したこと、感動したことが3つある。
①技術と感動をむすびつける。そういうビジネスモデルを提案している。
 自分たちの持ちうる加工技術をもって、航空宇宙とか、新幹線などの高精度部品のハイテク産業に貢献することだけではなく、記念像の彫金をやって顧客の感動を生む。そういう仕事も手掛けていること。番組の中で九州の発注主のとこまで加工担当者が出かけて行って、そのお客様に会い、そのお客様と話をして、そのお客様の(3D)写真データを撮影して、加工して出来上がったものを直接手渡しすしている場面があった。これは、作り手にとっても顧客にとっても感動ひとしお。データを単純にInternetで送って、そのデータを見ながら加工して、郵送。そういう無機質なやり取りだけでは決して得ることのない、感動がそこには生まれる筈。いい場面を観た。

②技術をOPENにする姿勢。
 社長の斎藤清和さんが、0.3mm四方のサイコロの加工方法(手順)を公開していた。自分たちの加工技術にそうとうな自身があるから出来ることだろうが、普通加工手順は極秘中の極秘。それを敢えてTVで放映してしまったところが凄い。斎藤さんいわく。「秘密、秘密。っていっていたらなにも起きない。みんなで実力付けて行けるところまで回復したらそこでまた競争すればいい。本気でこの状況を変えたいと思っている人たちには、なんでも教えてあげるよ。」これは、凄い。いろんな意味で凄い。時代に即しているともいえるし(現代のインターネット社会では、技術よりも知名度という部分がある。知名度を獲得した人がハブ、プラットフォームになる。Openにすることで自分たちがプラットフォームになる。)異なる視点で表現すると、太っ腹だともいえる。大きな人間性を感じた。口で言うのは簡単。なかなかできない話だ。試験でいうとカンニングさせて上げる。と言っているのと同じだからだ。斎藤さんの本気度は、そうとうなもの。埼玉県入曽市の業者に声をかけて、勉強会を行い地域のレベルアップをみんなで切磋琢磨していこう。という活動もされていることが紹介されていた。素晴らしい。

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③男気。男が男に惚れる。
番組の最後に、入曽精密の社員たちが斎藤清和社長に関して語るビデオクリップが流れた。出てくる社員、出てくる社員みな、斎藤さんに惚れている。社長を超えたいと思っている社員、社長に認められたいと思っている社員、そして、社長についていけば間違いないと信じている社員。それぞれ表現は異なるが、男が男に惚れている。と感じさせる場面だ。そのビデオクリップを観てた社長は、泣いていた。それをみて僕も自然と涙が出てきた。家族がいる前で観ていたが止められなかった。ああいう経営者と一緒に仕事をしたい。と僕も思った。そうおもえる会社に我が社もしたいものだ。

「日本を覆う閉塞感を打ち破ろうと頑張っている人たちがいる。熱意と深いビジョンをもって社会を切り開く彼らを追う!」というのがこの番組のテーマ。根性論ですべてがうまくいくとは思わないが、そういうがむしゃらさがなくては、すぐれたロジックも機能しないということを僕は分かっているつもりだ。理路整然としているだけではなく、多少の理不尽さも許容する。そんながむしゃらさが必要なのではないだろうか。

ではでは。
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シンガポール・スリングのような仕事"に"したい。 [テレビ・ラジオ]

家族でドラマを観ていて思ったことだ。なんだかレベルが低そうな話に聞こえると思うが、自分の中では響いている。(記事の趣旨とは反れるが、相葉雅紀さんの演技、バーテンダーとしてのテクニックなどもなかなかだったと思う。好感度アップだ。)

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 いまでは、有名になったシンガポール・スリングというカクテル。そもそもは、ラッフルズ・ホテルのバーテンダーであった、厳崇文(嚴崇文、Ngiam Tong Boon)が最初に作ったのが始まり。
 たかが、カクテルと思うなかれ、バーだと思うなかれ、このカクテルがどれだけラッフルズ・ホテルの名声を高めるのに活躍したか。

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 一見小さなことでも良い。こんなことやってどうなるの?と思う事であってもよい。それが実は大きな意味と影響力を持つ。そんな仕事を成し遂げたいと思った。
いま取り組んでいる業務の数々は、そういうものになると思っている。少なくとも自分のなかではシナリオが出来ている。展開力のない変革型のミドルを上司に持たない為にどうもそれを理解してもらえないようだが、着実に結果は出ている。ジワリジワリ皆気づくだろう。それまでに会社が持てばだが。
いずれにしても一朝一夕にはいかない。

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ではでは。
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我々に今、何が出来るか。こういうのいいですね。 サントリー [テレビ・ラジオ]

東日本大震災以来、みんなの気持ちが重くなっている日々が続く。先日も記事にしたが広告活動なども自粛が目立つ。そういうなかでこういうTVCFが流れ始めた。もうご覧になった方も多いだろう。このサントリーの取り組み。

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http://www.suntory.co.jp/enjoy/movie/d_s/880953901001.html

下記、サントリーの弁。

3月11日の東日本大震災後、日本が明日に向かって前進するためにサントリーグループとして何かメッセージをお届けすることはできないか。

そこで、弊社の広告宣伝にご登場いただいている方々のご協力をいただき、希望の歌のバトンリレーを行うことで、少しでもたくさんの人の気持ちに絆の和を広げていくことが出来ればと考えました。

日本中で幅広く愛されている名曲『上を向いて歩こう』『見上げてごらん夜の星を』の2曲を、ご厚意で参加いただいた総勢71名の皆さん一人一人が、心を込めて歌い上げてくださいました。

こういうのっていいですよね。
僕も自分の出来ることを頑張ろう。

(個人的には、壇れいさんにTV画面で会えるのも嬉しい。最新版の金麦には、壇れいさんが出ていない。これでは、僕が金麦を飲む理由がなくなってしまうではないか。サントリーさん、こちらのほうも是非よろしく。)

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ではでは。

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今朝のNHKラジオ  ビジネス展望 「いまこそ現場力だ!」 遠藤功 [テレビ・ラジオ]

遠藤功先生のウエブサイトを見ていて偶然見つけた。NHKラジオ(ビジネス展望)で話をされる。それも朝6時台とのこと。
近頃よる9時前に寝て、午前3時ごろに起きるのが僕のライフスタイルなので、朝六時のこの番組を運よく聴くことが出来た。

聴きながら概要をタイピングしたので、興味のあるかたは読んでほしい。まあ主目的はあくまで僕自身のメモなので読みにくかったりするがそのあたりはご容赦ねがいたい。

■NHK ビジネス展望  早稲田大学ビジネススクール教授 遠藤功
 3月24日(木)朝6時43分~6時51分  放送

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「いまこそ現場力だ!」

東日本大震災の被害の全貌はつかめない深刻な事態。こんなんが続く。
そんななかでも現場力、日本のもつ現場力がその危機を支えている。のが今。
日本の誇る組織、力は現場の力だとおもっている。
自衛隊、消防官、東京電力職員だけでなく、東芝、日立などの企業のひとたちも 不眠不休で頑張っている。

日本のメディアでは情報が限られているが電気、ガス、道路、鉄道などのインフラ関連の関係者も頑張っている。
福島の原発でも東京電力および、グループ企業、東芝、日立などメーカなども自分の危険もかえりみず数百名規模でガンバている。。これを海外メディアも大称賛している。

こういう皆さんに感謝すると同時に、我々は今一度、現場のもつ力を再認識すべき。
日本は現場の力でなりあっている。現場担当者のプライド、チームワークがそのカギだ。どんなに困難な状況も投げ出すことなく、当事者意識をもってとりくむ姿勢。それが日本の強さだ。

早稲田大学の自分のゼミ生で東北地方からきている学生から聞いた話。彼は、薬品会社に勤めている営業マン。薬品を被災地にいかにして届けるか努力している。自らの危険をかえりみず行ける所までクルマでいってあとは自分の足で歩いて病院までいっているそうだ。配送を必死におこなっている。そういう人も含めて皆現場でがんばっている。自衛隊、消防官だけでなく、こういう見えないところで皆の頑張りで乗り越えようとしている。

この復興をささえていくのも現場力だとおもっている。いまこそ日本の現場力がもとめられている。

通常インフラ、だけでなく家屋や工場などの復興にも現場力がもとめられれいる。

企業がこころがけること。として3つポイントを挙げたい。

①できるだけ具体的な目標を掲げるべき。
 明確な目的がないと現場はうごけない。現場力は発揮できない。
 より現場ががんばれるように早急に目標設定をしてあげてほしい。

②現場への権限移譲をすすめるべき。
 具体的に、最善の対策ができるのは現場だけ、現場に権限、裁量をもたせてあげる。

③人づくり。
  不幸な出来事ではあるが、べてランと若手のコラボレーションによりベテランのノウハウと若者のバイタリティ  ーを引き出す機会にする。

日本の契機をおもわせる。1号機は、GE社製。2号機はGEと東芝、3号機東芝、4号機日立製品。
メンテナンスは、すべて日本企業がやっている。製造、メンテナンスを日本企業がおこなっているからこを現場でもちこたえている。海外製のものだったらブラックボックスだったらこれだけの対応が出来ていたのか疑問だ。

(早稲田大学ビジネススクール教授 遠藤功)


それにしても遠藤先生、最近メディアなどへの露出が以前にも増して積極的な気がする。頑張ってるな~っ。元気だけでも負けられません!(この放送は、電話を使っての出演だったようだ。)

早稲田大学も今回の震災で入学式取りやめ、授業も1カ月遅らせて開始することをいち早く決めた。(中央大学など他の大学も検討中と聞く。)その間は、本、インターネット、ラジオ、テレビなどのメディアを通じて研鑽しておきたい。これも自分が今出来る事のひとつだ。

ではでは。
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いよいよ登場か?! 新キャラクター [テレビ・ラジオ]

こんなの詳しいってのは、異様のようで妻からもコメントされました。
毎週日曜日の娘との日課になっている「プリキュア」のエンディングテーマの1シーンです。
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プリキュアってある種「仮面ライダー」や「ウルトラマン」の女の子版のような存在です。ウルトラマンってもう40年以上前に始まって未だに続いていますが、ウルトラマン、ウルトラマンセブン、帰ってきたウルトラマンとウルトラマン兄弟を次々に生み出して長寿を続けていますよね。仮面ライダーもそうです。そしてこの「プリキュア」も同様の手法で続くシリーズ物らしいのです。実際「プリキュア」を日課として見始めたのは、昨年版からだったので良く知らなかったのですが2004年から続いているそうです。ウルトラマンがシリーズとして、兄弟として関連性があるのとは違い、プリキュアはストーリーとして各シリーズの繋がりはない。というのが違いでしょうか。(昔の仮面ライダーは、仮面ラーダーシリーズとして関連性がありましたが、いまの仮面ライダーは無いですね。これも昨年から日課のように観ています。8月で終了になった仮面ライダーWは、ストーリーとしても良く出来ていたと思います。映画マトリックス的なコンセプトをさらに昇華させたかのようなコンセプトには感心させられました。出演していた男優、女優も美形ぞろいだったのでお父さん、お母さんたちも楽しんで観ていたのではないでしょうか。)

話をプリキュアに戻します。ストーリーを1年続けて行くとどうしてもダレテきます。それも子供たちを対象とした番組なので興味が持続するように刺激をいれないと行けない。加えて、キャラクターグッズなどの売り上げも大きく期待しているビジネスモデルというのもあります。だからなんだと思います。展開が厳しくなってきたら、主人公側の登場人物を増やして行く。という手法を取るようです。昨年度版のプリキュアも23話でキャラクターを追加して最終的に4人のヒロインにした。今回のプリキュアも23話で2人から3人のプリキュアへ。そしておそらく来週9月12日放送32話もしくは、33話でもう一人のプリキュアが投入されるのです。

見方を変えるとこれって、商品ラインナップの拡張なんですよね。たとえばカラーバリエーションの追加のようなもの。ピンクと青で売り始めて、黄色(ゴールド)投入してパープルを時期をずらして最終投入でトータル4色のラインナップに。カラーバリエーションの追加だけだとラインナップに厚みが出ないので追加分のキャラクターに特徴をもたせたというのが今年のハートキャッチプリキュア。初めの2人とあとの2人は、別ラインかと思うくらいのキャラに仕上げてある。そうやって子供の気を引く、取り込めなかった層も取り込んで行くというのがこの手法ですね。ディジタルカメラや携帯などのマーケティング手法と同じですね。(Gショックは、カラばりで失敗して原点回帰したという聞いたことがあります。この話はまた別のときに。)

興味深かったのが、このエンディングテーマ曲の映像。まだ、4人目のプリキュアが登場していないのにエンディングには1ヶ月以上前から登場していることです。これは、キャラクターグッズ今回の場合は、CDの発売が9月Bにありその際には、ジャケットのデザインなどに4人目が盛り込まれているので、ストーリーの進捗に関わらずエンディング画像に入れ込んだものを事前に放送しはじめたんでしょうね。ちょっと乱暴にも見えますが、いいのかな。

エンディングでは、4人のプリキュアが歌に合わせて踊る。というシーンなのですが振り付けは、タレントの前田健。あれきっと4人の人間に踊らせてモーションキャプチャーしたものをデジタル処理してアニメにしたんでしょうね。動きもアニメーションと思えない動きを見せます。

それにしても、面白いですねー。ではでは。
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村おこし手法の一つとして、絶対有りですね。サザエさん。 [テレビ・ラジオ]

8/29(日)、アニメ「サザエさんSP」(フジテレビ系、18:00~)を観ました。感激しました。そして、勉強になりました。というのも出身地の富山県の観光地をカバーしたものだったからです。富山出身の僕からみても内容はよく出来ていました。
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地方の街を話の中に取り込むといえば、「寅さん」が有名。寅さんが日本全国を行脚して人情味あふれる物語を繰り出す。国民的かつ長寿の映画として一世風靡しましたよね。最近だと「釣りバカ日誌」などもその路線で人気でした。余談なのですが、寅さんあれだけいろいろ回ったのに富山には来てくれなかった。とても寂しい思いをしたものです。ちなみに「釣りバカ日誌」は、平成14年に黒部市や新湊市沖などで撮影が行われ、富山市出身の本木克英監督がメガホンを取りました。(この時の監督が富山出身だから富山が舞台になったのか、富山が舞台だから監督が富山出身の本木さんになったのかは定かではありませんが地元では盛り上がったようです。当然、僕も妻と一緒に映画館で観ました。)

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ついでなのでお国自慢しておくと、最近富山って映画づいているんです。「おくりびと」の滝田 洋二郎監督も同郷出身、(で、おくりびとの原案となった納棺夫日記の舞台は富山県だったそうです。)昨年も「剣岳 点の記」来年2011年の春には、「ほしのふるまち」が上映予定です。

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で、サザエさんに話を戻します。後日Webで調べてみたのですが以前は、もっと頻繁にこいう地方に一家全員で旅行に行く話があったそうです。「サザエさん夏の東北の旅 前編/後編」などがその類いだそうです。地方出身者で、将来はコンサルとして町おこしをやりたい。と思っている僕にとっては勉強になりましたね。サザエさんといえば、視聴率お化け番組。今回のようなストーリーとしての完成度もたかく、観光スポットなども自然にとりこんだものでアピールする。というのは効果的に思います。これもサイトで見たのですがサザエさんのオープニングは、地方を取り上げたもので半年毎に入れ替える。取り上げられた地方自治体は、支援金として制作金を払っているそうです。800万円くらい。でも毎週、視聴率の高い番組で流れるとするとROI観点からするとお買い得ですね。今回の「一家揃って富山へ&ねぶた祭りに参加!!」では、富山県は幾ら支援したのかな。ちょっと興味がありますね。
ちなみに今回の視聴率ですが、11.9%とサザエさんにしてはかなり低かったです。(通常18%くらい)ちょっと残念。(富山という題材が悪かったのではなく、裏番組が24時間テレビだったということが理由だったと思いたいです。)
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これ以前に流れたサザエさんのオープニング「富山編」です。

ではでは。
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