CGは、アナログに憧れ、アナログはCGに嫉妬する。 [動画撮影]
ギョ、ギョギョーっ!
この映像、一体どうやって撮影したんだろうか?
と思いわせるシーンの多くは、いまやCGで作られていることが多いようです。
クロマキー合成、モーションキャプチャー、3D_CGモデリングなどの技術が飛躍的に伸びて
さらには、それらの表現を可能にするアプリケーションソフトウェアもいくつも存在するようです。
でも、それらの技術や道具が充実して、多くのクリエーターが多様するようになると、
作る側も見る側も食傷気味になってしまうのも確かなようです。
逆に、これどうやって撮ったのだろうか。きっとCGだろうな。と思わせておいてその実、
大変アナログな撮影で表現されていたりすると、驚きと同時に、なんか嬉しくなりますよね。
そういう時に、メイキングビデオは大変有効ですね。
どんなふうにして撮影しているのか、からくりへの興味を誘うのと同時に、その苦労をみて楽しめるからです。
そのメイキングビデオ、海外ではBehind The Scene(BTS)と呼ばれ、Youtubeなどで映画のBTSが紹介されていたりしますね。
本来好きで見たことがある映画のBTSを見ることでさらに、好きになる。 BTSを見ることで、本編映画を見たくなる。そんな効果が実際あるように思います。
そういうBTSを改めて見直してみると、実はコンナことなんだと思いました。
クロマキー合成や、VFR(Variable Frame Rate)記録、(マルチカメラ撮影による)バレットタイム撮影など、テクノロジーの匂いがプンプンする撮影および、編集技術を駆使しているだけではなく、演技演出面では、思い切ったアナログ的なアプローチがあってこそ魅力的な映像表現になっているのがわかります。
アナログは、『CGじゃないとできないよなー』と嫉妬し、 CGは、『あのリアリティ、見ているひと、作っている人たち熱さは アナログじゃないと出せないよ』と憧れを感じているように思います。 つまるところ、アナログもCG(デジタルも)それら両方の特徴を自分たちの置かれている立場や都合(予算、スケジュール、自分たちの得手不得手など)にあわせて、アナログ的手法とCG合成技術の両方を使い分けできることが優れた映像表現者に求められることなんでしょうね。
そしてその使い分けも時代や作風によって、変わり続けるのが制作活動におけるトレンドなのかもしれません。
★バレットタイム撮影(映画『マトリックス』から)
複数のカメラで(高速度)撮影した映像をつなぎ合わせて、カメラアングルを連続的に変化させることで不思議な映像表現に。さらにCGを乗せて仕上げることが多い。
Keanu Charles Reeves って、僕より年上?! ちょっと驚きました。でもこの作品1999年。19年前なんですね。
★高速度カメラ/クロマキー合成(映画『マトリックス』の一場面から)
アナログ要素(アクション演技)の魅力が伝わってきますね。
超男前のCarrie-Anne Mossに改めて惚れちゃいました。
★モーションアーム(高速カメラワーク)と高速度カメラ(VFR)撮影の組み合わせ
多点カメラ→1カメラでバレット撮影 とでも言いますか、多数のカメラの調達やポストプロダクションでの苦労(カメラ間の個体差、タイムコードの管理など)を考えるとこちらが主流になるように思いますね。(まあ、この手法も発展途上。さらに革新的手法で撮影され始めているようですが)
★超アナログ・カメラワーク(映画『キングスマン』の一場面から)
この場合は、アナログ要素(迫力のカメラワーク)が映像に力を与えているように思います。
(誰よりも、このGeorge Richmond が一番カッコいい!)
テクノロジーを活用した撮影手法ばかりじゃない!
そして、
やはり、映像表現のための手法には、終わりがないように思います。
デジタル、アナログ 融合と競合。
まだまだ、面白いことがおきそうですね!
(そう言う僕自身は、クリエーターの皆さんに憧れと嫉妬を感じています。)
ではでは。
と思いわせるシーンの多くは、いまやCGで作られていることが多いようです。
クロマキー合成、モーションキャプチャー、3D_CGモデリングなどの技術が飛躍的に伸びて
さらには、それらの表現を可能にするアプリケーションソフトウェアもいくつも存在するようです。
でも、それらの技術や道具が充実して、多くのクリエーターが多様するようになると、
作る側も見る側も食傷気味になってしまうのも確かなようです。
逆に、これどうやって撮ったのだろうか。きっとCGだろうな。と思わせておいてその実、
大変アナログな撮影で表現されていたりすると、驚きと同時に、なんか嬉しくなりますよね。
そういう時に、メイキングビデオは大変有効ですね。
どんなふうにして撮影しているのか、からくりへの興味を誘うのと同時に、その苦労をみて楽しめるからです。
そのメイキングビデオ、海外ではBehind The Scene(BTS)と呼ばれ、Youtubeなどで映画のBTSが紹介されていたりしますね。
本来好きで見たことがある映画のBTSを見ることでさらに、好きになる。 BTSを見ることで、本編映画を見たくなる。そんな効果が実際あるように思います。
そういうBTSを改めて見直してみると、実はコンナことなんだと思いました。
クロマキー合成や、VFR(Variable Frame Rate)記録、(マルチカメラ撮影による)バレットタイム撮影など、テクノロジーの匂いがプンプンする撮影および、編集技術を駆使しているだけではなく、演技演出面では、思い切ったアナログ的なアプローチがあってこそ魅力的な映像表現になっているのがわかります。
アナログは、『CGじゃないとできないよなー』と嫉妬し、 CGは、『あのリアリティ、見ているひと、作っている人たち熱さは アナログじゃないと出せないよ』と憧れを感じているように思います。 つまるところ、アナログもCG(デジタルも)それら両方の特徴を自分たちの置かれている立場や都合(予算、スケジュール、自分たちの得手不得手など)にあわせて、アナログ的手法とCG合成技術の両方を使い分けできることが優れた映像表現者に求められることなんでしょうね。
そしてその使い分けも時代や作風によって、変わり続けるのが制作活動におけるトレンドなのかもしれません。
★バレットタイム撮影(映画『マトリックス』から)
複数のカメラで(高速度)撮影した映像をつなぎ合わせて、カメラアングルを連続的に変化させることで不思議な映像表現に。さらにCGを乗せて仕上げることが多い。
Keanu Charles Reeves って、僕より年上?! ちょっと驚きました。でもこの作品1999年。19年前なんですね。
★高速度カメラ/クロマキー合成(映画『マトリックス』の一場面から)
アナログ要素(アクション演技)の魅力が伝わってきますね。
超男前のCarrie-Anne Mossに改めて惚れちゃいました。
★モーションアーム(高速カメラワーク)と高速度カメラ(VFR)撮影の組み合わせ
多点カメラ→1カメラでバレット撮影 とでも言いますか、多数のカメラの調達やポストプロダクションでの苦労(カメラ間の個体差、タイムコードの管理など)を考えるとこちらが主流になるように思いますね。(まあ、この手法も発展途上。さらに革新的手法で撮影され始めているようですが)
★超アナログ・カメラワーク(映画『キングスマン』の一場面から)
この場合は、アナログ要素(迫力のカメラワーク)が映像に力を与えているように思います。
(誰よりも、このGeorge Richmond が一番カッコいい!)
テクノロジーを活用した撮影手法ばかりじゃない!
そして、
やはり、映像表現のための手法には、終わりがないように思います。
デジタル、アナログ 融合と競合。
まだまだ、面白いことがおきそうですね!
(そう言う僕自身は、クリエーターの皆さんに憧れと嫉妬を感じています。)
ではでは。
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