用語、次元にヒントあり。(例えば、HDR,EOTF, OETF,Log収録 など)[上] [動画撮影]

週末、娘の勉強に付き合うことが多くなっています。

頑張っている姿を見ると応援したくなる。というのはやはりありますね。

とは言っても、やはり我が娘だけあって普段からコンスタントに頑張るタイプじゃないようです。

まあ、そういうこともあってお付き合いしているわけですが。。。

悲しいかな、国語だけは見てやれません。おそらく小学生の娘よりも出来が悪いからです。
小中高通じて、国語はすば抜けて(?)出来ませんでした。
古文、漢文どころか、何せ現代国語がひどい状態。壊滅的でしたからW(いや笑えない)

で、算数や理科を一緒に考えている時につくづく思うことがあります。

『基本が大切。』だと。

用語の意味や、数式の意味を正しく理解することがとても重要だということです。

正比例、反比例、最小公倍数、最大公約数、仮分数、帯分数、などなど
ともすると、混乱してしまって答えに窮することなります。

lgi01a201402031900.jpg

その逆に、用語、数式の意味、次元などを意識しながら計算できれば理解度も高いものになり間違いが格段に少なくなります。というか、そういう経験を工学系の学生としてもプロのメカニカル・エンジニアとしてもしてきました。

いや、どちらかといえば商学系(マーケティング、ビジネスモデル)の考察をする際にロジックを整理する上で役に立ちましたね。工学系の会話になると自然と出来ている考え方のスタイルが実はすごく有効だと思うことが多かったです。データを操る時はもちろんの事、マーケティングプラン、戦略を立てる際には、意識、無意識の中で使っていた気がします。

 ちょっと、もやーっとした話に終始したので多少具体的な話に話題を移したいと思います。

問題文:
 容器に入った水が5本あります。1本あたり1.8リットルです。全部で何リットルありますか?

といった問題があったとします。

どのような計算式を思い浮かべますか?

 答えは、9リットルでしょ。

 はい。答えは、9リットルで正しいです。




 ですがここで話題にしたいのは、その過程である計算式です。

 きっと、次のような式⑴、式⑵の二つの式のいずれかを挙げられると思います。

 式⑴ 5 x 1.8 = 9 (リットル)
 式⑵ 1.8 x 5 = 9 (リットル)

 どっちでも、いいじゃん。って仰る方もいるように思いますが
 僕は、こここそ拘るポイントだと思っています。

 式⑵1.8 x 5 = 9 (リットル)
    で答えて欲しいのです。

 というのは、そもそもこの式の中の1.8は、
 この問題においては 単位をつけて表現すると
 1.8[リットル/本] (→1本あたり1.8リットル)
 それが、5[本]あります。

 つまり、1.8[リットル/本]x 5[本]=9[リットル]
と表現されることで、論理だった考えと考え方に間違いがないかを検証できるわけです。

 逆に
 式⑴ 5 x 1.8 = 9 (リットル)

 の数式に込められたメッセージは、
  5[本]x 1.8[リットル/本] となります。
  (コンピューターサイエンス風に記述すると、5[本]*1.8[リットル][本]^-1 となりますね。)

  もちろん、数値的には式⑴でも、式⑵でも同じですがロジックが全く違います。

  ロジック通りの式で表すことは、事象を考察する上で大変重要なことになります。


 高校時代の物理などを思い出してください。

特に力学においては、様々な公式を習ったかと思います。が、なかなか覚えられない
使いこなせなくて困ったという経験をしました。

 その際に、この[次元]→計算の順序を意識するようになって目の前が明るくなりました。

 それまでは、⑴でも⑵でも回答は、変わらないんだからいいだろう。派でした。
 実際に小学校3年生の時に友人と、この類のことで口論になったのを今も覚えています。
 高校生になって、その友人が主張していたことの正当性を理解できるようになった。
 というエピソードです。

「つかみの部分」がついつい長くなってしまったので、
タイトルの「例えば、HDR,EOTF, OETF,Log収録 など」に関しては、次回に持ち越すことにしますね。

ではでは。





 




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