教える、伝えるコトの難しさ。。。 [よもやま話]

以前にも増して、近頃ますます公私にわたり、ヒトに(何かを)教える、伝えるコトが多いです。

公=会社においては、社員。時には、社外のお客様。ビジネスパートナーだったり、ユーザーさんだったり。

私=主に、娘。娘の学習のお手伝い。



そして、いずれの場合も共通の難しさを感じています。

教える方よりも、教わる、学ぶ側のコンディションが大切だということ。です。

教える側のテクニックでカバー出来ることにも限界があります。

学ぶ側の 『知識レベル』にあった内容を『興味』が持てるように『わかりやすく』『楽しんでもらえる』ように伝える、学んでもらう。そんな工夫にも限界を感じることがあります。

何よりも大切なのは、学ぶ側の『学びたい』『理解しなければならない』という気持ち、意識の持ちかただと思います。

これらは、当たり前のコトなのかもしれませんが、この『当たり前』に対してどのように対処していけばいいのか。となると話は、そんな簡単ではないと思うのです。

つまり、学ぶ側の意識を変える。のは、容易ではないと思うのです。


ただ、こんなコトも思います。

学ぶべき人、学んで欲しい人たちには、Why?(目的)を明確にしてもらえるようにすることが大事。
(なぜ知らなくては、いけないのか。理解することで何がいいのか。)学ぶことの目的を認識してもらうことが何よりも近道なんだろうな。と。。。

そういえば、こういうのがあったな。と思い出しました。


『四人目の石工が語った働く目的』ピーター・ドラッカー[1][2]

 ある建築現場で、何をしているのかを聞かれた三人の石工のうち、

「一人目の男は『これで食べている』と答えた。

 二人目は手を休めずに『腕のいい石工の仕事をしている』と答えた。

 三人目は目を輝かせて『国で一番の教会を建てている』と答えた」


三人目のように考えられれば、良い仕事、より高みの結果を残せるように思いますよね。

でも、この目的に対して喜び、価値を感じる人でなければならないように思います。

その際は、適性のある人を選ぶ、もしくは、おなじ目標、目的に対して熱くなれる人に
変えていく。という工夫も欠かせないのでしょう。

AC011.jpg


先ほどの、石工のお話にも続きがあると書いてありました。[2][3]
すると、最後に奥にいた四人目の男が答えた。「私は皆の心のよりどころを作っている」と。


テーマ、対象となる人ごとに、『手応え』を感じてもらえるような『テーマ』=目的を用意してあげることも大切なようですね。悩みは、永遠に続きそうです。

(そういえば、何のために大学に進学するのか。全く、考えていなかったな〜。と懐かしく自分のことを思い出すのでした。少なくとも娘には、僕の苦い経験を活かさせてやりたいな。と強く思うのです。)

ではでは。

[1]

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

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  • 作者: ピーター・F・ドラッカー
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2001/12/14
  • メディア: 単行本



[2]最強フレームワーカーへの道:ドラッカーブーム再び? 四人目の石工が語った働く目的
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/1003/08/news031.html

[3]

実践するドラッカー【思考編】

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  • 作者: 佐藤 等[編著]
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2010/01/29
  • メディア: 単行本



[4]

WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う

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  • 作者: サイモン・シネック
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2012/01/25
  • メディア: 単行本













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