左脳(思想)と右脳(行動)の繋がりがよかった人 吉田松陰[1] [書籍・雑誌]

 吉田松陰にはまりにはまって、関連書籍(ただし平易なもの)を読みあさっている。

自分でも上手く説明できない吉田松陰像を見事に表現している文章をみるとついつい書き残して

おきたくなる。

僕が吉田松陰を理解する上で役に立つと思うからである。


『吉田松陰は、一見尊王攘夷という原理にこだわる、原理主義者に見えなくもありません。

しかし、吉田松陰は、もの凄い量の読書と考察の日々を送っているので、根底にある原理は尊王攘夷を

押し通しますが、それを実現させるための方法論がどんどん進歩していきました。

尊王も攘夷も、突き詰めれば実は、日本人としての脳の使い方の本質だと私は考えます。

 さらに彼は、本質だと思った自分の考えを、すぐに行動にうつそうとする過激さがあるので、

一見原理主義に見えます。

しかし、或る時点の原理に基づいて行動に移し、其の結果から原理を反省し進歩させいるので、

いわゆる原理主義者の欠陥である、ある原理に修正こだわって思考停止しているのに比べて、

彼の信じる原理自体が、行動と考察により強烈なスピードで進歩する原理である。

という言い方も出来るかもしれません』[1]

NHK大河ドラマ『花燃ゆ』のお陰で吉田松陰関連の本が多く出版された。書き手が思いついたというよりも、出版社がここぞとばかり出版する決断をしたものと想像する。

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そんなことはどうでも良い。僕にとっては吉田松陰という人を少しでも理解する機会を得たということ。喜ばしい限りである。

ではでは。


[1]

逆境をプラスに変える 吉田松陰の究極脳

逆境をプラスに変える 吉田松陰の究極脳

  • 作者: 篠浦伸禎
  • 出版社/メーカー: かざひの文庫
  • 発売日: 2014/12/11
  • メディア: 単行本



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