意識、無意識。避けて通ってきていたことの一つ。トイレ&衛生事情 [イベント会場]

子供って、どうしてあんなに”うんち”のことが好きなんだろうか。

先日、娘にせがまれて『トイレ?行っトイレ!~ぼくらのうんちと地球のみらい』@日本科学未来館[1]に行ってきた。
すごい親子連れの数に圧倒された。未来館に来たのは、初めてではない。これで数度目にあたる。

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未来館に入るための入場券を入手する際に並ぶこと約30分。

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未来館の中に設置された企画展『トイレ?行っトイレ!~ぼくらのうんちと地球のみらい』のブース内に入るための行列にさらに45分。

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加えて、うんち滑り台(?)にならぶこと15分。

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子供のうれしそうな顔を見てなんとか気が紛れたが、自分でもよく並んだと思う。

うんち滑り台は、意外や意外大人たちの方がノリノリで、恥ずかしがっている子供も結構いたのが意外だった。
もちろん僕もノリノリでうんち帽をかぶって滑り台をたいけん。

滑り台のむこうは、自分自身がうんちになったつもりで下水道、汚水処理場を経て大海に出る。というのをイメージできるような作りになっている。なにやら不思議な体験をした。

それ以外にも、うんちの種類(かたち、色、そして匂い)を学ぶための模型なども陳列。もちろん遊び感覚で真面目にうんちのことを学べるように工夫されていた。

もちろん、題名どおりうんちが主役というよりもトイレに関して真面目に考えてみよう。というのがテーマ。

こどもたちに、どんなトイレがあったらいいと思うか。という投げかけや
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実は、トイレ、下水処理施設が充実している国はそんなにない。という現実。
そして、日本のような水洗トイレを実現しようとおもっても海外では難しいという事実。(正直、この視点を持っていなかった。インドなどのスラムにおけるトイレ事情を想像すると。。。。なんども新興国に行っているがこういう視点で観察、考察していなかった事に気づかされた。)
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大人の僕自身もこんな大切な現実を忘れていた。もしかしたら目を背けていたのかもしれない。と思った。
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やはり、日本は大変恵まれた国。
日本をよくすることも大切かもしれないが、日本人はもっともっと世の中をよくすることに貢献できる。そんな立場と能力をもった国民であることに気づくべきなのかもしれない。

本当に得るものが多かった。娘にも感謝。

ではでは。


[1] 『トイレ?行っトイレ!~ぼくらのうんちと地球のみらい』HP
http://www.miraikan.jst.go.jp/sp/toilet/
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