2500年前と人間、社会の根本は変わっていない。と感じさせられる。[論語] [映画]

孔子が生きたのは、紀元前501年の中国。いまから2500年前のこと。日本は、まだ石器時代。[1][3]

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 その孔子の教えがツマッている『論語』にハマっている。日本の名経営者たちが手にする『論語』に執心といえば何やら格好いい。
 だが、まだまだ初心者向けのガイドブックを必死で読むのが誠意パイ。

 だが、なにやらココに僕の悩みを解決すべく答えの多くがあるように思えてしょうがない。『論語』という書物そのもの、内容だけではなく、その生い立ちや、原典から入るのではなく平易な解説本から入って行くという僕の行為も含めてである。

自分が理解できないような漢文を背伸びして読もうとしても、ただただ硬い解説しかなくて興味が続かなくなっても意味がない。物事を楽しむ、吸収するためにはある程度の下準備、下地が必要。そのためには、背伸びは禁物。自分の目線にあったものがいい。

 よく似た事例は、先般より取り上げさせてもらっている『ちょっとアホ!理論』にみる出路さんのアプローチ。聞いてもらいたい人間が聞いてみようかな、理解できる。わかる、わかる。と思えるような平易な表現と文字表現。(活字ではなく、肉筆での表記など)[4][5]

もう一つ、よく似た事例を先日 富山県立高志の国文学館で開催されていた『藤子・F・不二雄の「SF」』展に見た。

藤子・F・不二雄さんのまんがのテーマは、 ドラえもんなどのようなSF色の強い作品が多いところからしてもSFだと思える。SF=Science Fiction だよな〜っ。と思いきや、そこがちと違う。

藤子・F・不二雄さんは、こだわりをもっておScience Fictionではない。と言い切っている。S=すこし。F=ふしぎ。だと。藤子さんのまんがは、すこし・ふしぎ をテーマにしているそうだ。

「ぼくにとってのSFは、サイエンスフィクションではなくて、「少し不思議な物語」のS(すこし)F(ふじぎ)なのです。」藤子・F・不二雄[6]

読んでくれる子供たちのための目線の高さ。にこだわったのだろう。



といろいろ書いたが、人間の根本、本質は変わっていない。
暫くは、僕自身普遍的な『論語』、孔子がらみの本、資料に執心なのである。


(この映画、孔子の子孫も登壇!衆議院議員会館にて『孔子の教え』試写会も開催したそうだ。)[3]

ではでは。

[1]



[2]

論語 ビギナーズ・クラシックス 中国の古典 (角川ソフィア文庫)

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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川学芸出版
  • 発売日: 2011/02/05
  • メディア: Kindle版



[3]映画「孔子の教え」
http://www.koushinooshie.jp/

[4]


ちょっとアホ!理論 倒産寸前だったのに超V字回復できちゃった!

ちょっとアホ!理論 倒産寸前だったのに超V字回復できちゃった!

  • 作者: 出路 雅明
  • 出版社/メーカー: 現代書林
  • 発売日: 2006/05/30
  • メディア: 単行本



[5]]曖昧さを避けようとすると数式になる。曖昧でもいい、厳密でもいい。心を揺さぶれることが大切。(企業理念考)[論語] (よもやま話)http://mike-shimada.blog.so-net.ne.jp/2014-05-01

[6]企画展「まんが家 藤子・F・不二雄の『SF』(すこし・ふしぎ )」(高志の国 文学館 2014年3月20日〜6月2日まで開催)

http://www.koshibun.jp/news/exhibit/fujiko-f-fujio.html

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[7]

藤子・F・不二雄の発想術 (小学館新書)

藤子・F・不二雄の発想術 (小学館新書)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2014/02/03
  • メディア: 単行本


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