カッコつけてるんじゃない!大企業病の根源はここにあり? [書籍・雑誌]

天外伺朗さんの本を読んでいて知ったこの本。『ちょっとアホ!理論 倒産寸前だったのに超V字回復できちゃった!』実際手にとってみて、また理解が進んだような気がする。

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「ちょっと、アホ!」になることが、ビジネス本来の目的、本質(*)に近づく方法である。と看破した経営者であり、著者の出路 雅明さんだが、そこに至るまでには紆余曲折あったようで(カッコよくスマートにMBA的経営手法に没頭。結果としてまとめた)「経営理念」を掲げ行き詰まる。悩みに悩みもがき苦しんだ結果得た境地、吹っ切れ感で本来の自分に戻ってまとめあげたのが「新・経営理念」両方を併用しているが、社員・会社のミッションとして掲げているのは、「新・経営理念」の方だ等言うのが興味深い。

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これをみて、相手に伝わる(方針と気持ち)が大事。そのためには表現方法、トーン&マナーも大切。魂に火がつく。それが目的であれば、カッコつけないのがなによりも重要だ。と感じさせられた。。
下記、転記のHP記事は、外向けということもあってかスマートなトーン&マナーになっているが実際は、手書き調で肉筆感。

「旧・経営理念(現在は経営信条として扱われている)」(株式会社ヒューマンフォーラムHP&著書より)
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「新・経営理念(現在はミッションとして扱われている)」(株式会社ヒューマンフォーラムHP&著書より)
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「ここでのポイントは、”カッコつけるな。気取るな。素の自分になれ。裸になれ。相手の目線をあわせろ。”ということだと思う。」 大企業、役職の高い人が苦手な部分。大企業であっても創業者は、カッコつけない、本音の言葉で語っているのに後継者サラリーマン社長は、スマートに振舞おうとする。(そうれしかできない。のかもしれない。)結果、共感、共鳴をえられない。(気持ちを)あつくさせられない。戦略?そんなものの前にまず、熱い気持ちにさせる事が出来ないとなにもはじまらない。

 本音の表現をしてこなかったから(原因)?それとも気取っていたためなのか(結果)?かまでは結論づけらえれないが、何れにしてもとにかくカッコつけてる場合じゃない。ということを具体的例で示せと言われるとこの例が良いかもしれない。




*ビジネス本来の目的とは
「関係する全ての人の満足感、価値ある人生、そして投資と労働に見合う報酬の提供」
(企業の成功は、利益や成長だけで測れるものではない!)



ちょっとアホ!理論 倒産寸前だったのに超V字回復できちゃった!

ちょっとアホ!理論 倒産寸前だったのに超V字回復できちゃった!

  • 作者: 出路 雅明
  • 出版社/メーカー: 現代書林
  • 発売日: 2006/05/30
  • メディア: 単行本


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