経営の世界に絶対(解)が無い。フレームワークもしかり。自分(たち)の信念と哲学を拠り所にするしかない。 [講義・授業]
昨日、嶋口・内田研究会 『デコンストラクション3.0:既存事業の戦い方~先手を打ってバリューチェーンの再編に乗り出せ~』(内田和成さん講演)を拝聴してきた。
意図する、しないに関わらず、異業種間での競争があらゆる業界で起きている。そのなかで異業種競争を仕掛ける側の仕掛け方と、仕掛けられた側の既存企業がどう迎え撃てばよいかという話です。[2]
■ビジネスルールの変え方(ルールチェンジャー:異業種からの参入)
■既存企業の防衛戦略(既存の企業がいかなる変化を模索して成功に結びつけているか。)
各々の事例を挙げながらの内田先生の解説。
(随所で脇道にそれてしまう内田節も大いに堪能させていただいた。内田先生は、パワポなどの資料は使わずに話をされる方。この日も同じスタイルだった。)
http://www.waseda.jp/sem-uchida/shimaguchi_uchida.html
いつもながら、内田先生の話は面白い。(面白い。)切り口だけではなく、巧みな話術に引き込まれっぱなしの1時間だった。
嶋口先生からも「今日の内田先生の話は、”理論的な”要素よりも”面白さ”が際立っていた」との評。誠にそのとおり。
同じ話を聞いても何を感じ、会得するか。は人それぞれ。正解・不正解などない。
そもそも、経営の世界に絶対(解)が無い。フレームワークもしかり。自分(たち)の信念と哲学を拠り所にするしかない。その本質を突いた話が僕にとっての一番の持ち帰りだった。
「説得工学」が大事だ。盛田昭夫さんも言った。
コンサルティングとしてのキャリアが長くかつ超一流と称された内田先生も、「クライアントに伝わること、その気にさせることが大事。そのためにピッタリあうフレームワークを選ぶ。表現を変えればいい。自分自身が肚落ちする表現に各自変えればいい。絶対解はない。」「フレームワークは、手段にすぎない。自分自身にしっくりきて、説得したい相手につがわるフレームワーク・表現手段が良い。という視点が正しい。」
そいういえば、菅野寛さんも言ってたのを思い出す。フレームワークは、そのたびごとに考えるもの。作るもの。既知のフレームワークは、あくまで手がかりに過ぎない。と。
ちょっと話がそれるが、『ちょっとアホ!理論』[3] に伝える。ことの本質を見た気がしている。社員をその気にさせるために著者である出路雅明さんが実践しているアクションの数々が凄い。相手の目線、レベル、興味に合わせる。本音でぶつかる。それが言いたいこと、気持ちを伝える鍵だとツクヅク感じさせてくれる。要は、”本気度”の問題。本気度のあがらない状態ではなにも成し得ない。魂が入っている、入れるというのはこういうことなのだろう。
かっこつけない。飾らないありのままでぶつかり合う。ことなんだろう。
(詳しくは、著書および、HP http://www.humanforum.co.jp/philosophy/index.html 参照)
今回の内田先生の話のエッセンスが今回発売予定の『パラダイムの魔力 新装版 ジョエル バーカー、内田 和成(序文)、 仁平 和夫 (2014/4/16)』に載っているとのこと。こちらの方も見逃せない。[1]
まずは、意志ありき。客観解はない!(内田和成)
ではでは。
[1]
[2]
[3]
[4]株式会社ヒューマンフォーラム HP
http://www.humanforum.co.jp/index.html
企業理念
http://www.humanforum.co.jp/philosophy/index.html
意図する、しないに関わらず、異業種間での競争があらゆる業界で起きている。そのなかで異業種競争を仕掛ける側の仕掛け方と、仕掛けられた側の既存企業がどう迎え撃てばよいかという話です。[2]
■ビジネスルールの変え方(ルールチェンジャー:異業種からの参入)
■既存企業の防衛戦略(既存の企業がいかなる変化を模索して成功に結びつけているか。)
各々の事例を挙げながらの内田先生の解説。
(随所で脇道にそれてしまう内田節も大いに堪能させていただいた。内田先生は、パワポなどの資料は使わずに話をされる方。この日も同じスタイルだった。)
http://www.waseda.jp/sem-uchida/shimaguchi_uchida.html
いつもながら、内田先生の話は面白い。(面白い。)切り口だけではなく、巧みな話術に引き込まれっぱなしの1時間だった。
嶋口先生からも「今日の内田先生の話は、”理論的な”要素よりも”面白さ”が際立っていた」との評。誠にそのとおり。
同じ話を聞いても何を感じ、会得するか。は人それぞれ。正解・不正解などない。
そもそも、経営の世界に絶対(解)が無い。フレームワークもしかり。自分(たち)の信念と哲学を拠り所にするしかない。その本質を突いた話が僕にとっての一番の持ち帰りだった。
「説得工学」が大事だ。盛田昭夫さんも言った。
コンサルティングとしてのキャリアが長くかつ超一流と称された内田先生も、「クライアントに伝わること、その気にさせることが大事。そのためにピッタリあうフレームワークを選ぶ。表現を変えればいい。自分自身が肚落ちする表現に各自変えればいい。絶対解はない。」「フレームワークは、手段にすぎない。自分自身にしっくりきて、説得したい相手につがわるフレームワーク・表現手段が良い。という視点が正しい。」
そいういえば、菅野寛さんも言ってたのを思い出す。フレームワークは、そのたびごとに考えるもの。作るもの。既知のフレームワークは、あくまで手がかりに過ぎない。と。
ちょっと話がそれるが、『ちょっとアホ!理論』[3] に伝える。ことの本質を見た気がしている。社員をその気にさせるために著者である出路雅明さんが実践しているアクションの数々が凄い。相手の目線、レベル、興味に合わせる。本音でぶつかる。それが言いたいこと、気持ちを伝える鍵だとツクヅク感じさせてくれる。要は、”本気度”の問題。本気度のあがらない状態ではなにも成し得ない。魂が入っている、入れるというのはこういうことなのだろう。
かっこつけない。飾らないありのままでぶつかり合う。ことなんだろう。
(詳しくは、著書および、HP http://www.humanforum.co.jp/philosophy/index.html 参照)
今回の内田先生の話のエッセンスが今回発売予定の『パラダイムの魔力 新装版 ジョエル バーカー、内田 和成(序文)、 仁平 和夫 (2014/4/16)』に載っているとのこと。こちらの方も見逃せない。[1]
まずは、意志ありき。客観解はない!(内田和成)
ではでは。
[1]
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[3]
ちょっとアホ!理論 倒産寸前だったのに超V字回復できちゃった!
- 作者: 出路 雅明
- 出版社/メーカー: 現代書林
- 発売日: 2006/05/30
- メディア: 単行本
[4]株式会社ヒューマンフォーラム HP
http://www.humanforum.co.jp/index.html
企業理念
http://www.humanforum.co.jp/philosophy/index.html
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