実際買って使ってみて分かった事。電子ブック Amazon kindle(これなら満員電車でも読める! 共有も簡単) [よもやま話]

先日、遅ればせながらAmazonの電子ブックkindleを購入。
前々から興味津々だったのですが、妻の「自分自身の誕生日プレゼントとして、買えば?」との言葉に後押しされてポチッとしちゃいました。

彼女からしてみれば、
・家中本だらけの状態を回避したい。
・テレビなどのコマーシャルでなんとなくいい印象を持ち始めている。
・紙の本の状態が悪くなっていて対応策を考えていた。(彼女もかなり本を持っている。)

ってことで、僕に買って使わせてみよう。という軽い気持ちだったのだろう。
実際に「買ったよ」って言ったら、「本当に買ったんだ。」という返し。ちょっと肩すかしっていうか、逆にラッキーした気分になった。そんな軽いのりの会話で買う口実を作れた訳だから。

で、実際使い始めてみて感激。とくにこの「シェア」する。という機能。

お気に入りの文章をkindle上でハイライトして、その文面をそのままシームレスでFacebookに共有できる。えっ、そんなコトしちゃったら著作権問題にならないの?ってぐらい簡単に。でも良く出来ている。共有される画面には、該当文章だけではなく、出典元が表示される。その表示には、その本を購入するためのリンクも勿論貼られている。その本の効果的な宣伝になるように作られているのだ。

 つまり、この共有機能は著者にとっても本の宣伝、売上げアップに寄与する望ましい機能という事になる。本は、製本して店頭にならべ買って頂く。というスタイルが長年続いて来たが著者にとってみればプロセスは関係なく、より多くの人に自分の書いた文章読んでもらいたい、考えを伝えたい。というのが本質。これは、CDがiTunesのようなオンライン販売に移行しているのと全く同じと言えるだろう。そして、ユーザーたちからすれば購入が勘弁で、使い勝手が良ければOK。紙という物理的な形(フォームファクター)に拘る人もいるだろうが、拘らない層は紙媒体でなければならない。ということはないだろう。

 フォームファクターも当然無視出来ない要素ではあるが、LPレコード(アナログレコード)からCDに移った時点で実は、お客様はCDというモノを買っているのではなく、デジタルデータを購入しているということに薄々感じはじめていて、それを決定的に理解させたのがiTunesだったと言える。LPレコーとの場合は、大きなジャケット(写真)も含めて商品だった。物理的に所有する理由(魅力)もあったが、CDになってそれが薄れ、音楽配信になって無くなった。と言えそうだ。

 書籍においては、フォームファクター要素が音楽コンテンツよりは以前残っているのは確か。紙の本を読むという感性、手の感触、操作感へのこだわりというのは以前根強くあるだろう。すくなくとも、kindleなどを試した事が無い人たちは、そのこだわりを妄信しているに違いない。実際僕も、購入するまではそれが懸念材料でkindle購入に踏み切れていなかった。

 ただ、実際使い始めたみると(まだ2日間ではあるが)、手の感触、操作感は慣れでしかない。と思えるようになってきた。それどころか僕の場合は、電車等移動の際に本を読む事が多い。その際にkindleの小ささが大変魅力的なモノだという事に気付いた。とくに朝の通勤ラッシュの時も出来れば本を読みたい。どうしても読まなければならないときもあって満員電車で本を広げることの困難を感じながらも開いている自分がいた。だが、kindleはサイズが小さい。なにせ本のようにページをひらくつまり面積が倍に広がる。ということがない。加えて、僕のような老眼でも表示が明るくて、文字が大きくできるのでメガネをかけなくても、自分に引き寄せた体勢でも読める。満員電車にうってつけのツールだということが分かった。満員電車だから読めない。と諦めていたがこれからは、大丈夫。

もう一つの気付きが、「シェア」という機能。僕はそもそもブログを書いている。それは、自分の備忘録という要素と、自分の気付きを他の方にも共有(シェア)したい。という願望のようなものが働いているからである。その気付きの情報ソースとして、書籍も当然ターゲット。時々、気になる文章を抜粋掲載させて頂く事も多い。その際は、もちろん手入力をする。出典を明記する。という作業があった。しかし、kindleを使うと、このシェアが抜群に簡単な作業に変わったから嬉しい。

該当文章をkindle上でハイライトする。

シェアする。をkindleのメニューで選択して、OKすれば、その文章と本の情報がFacebookなどの上に表示されるのだ。手で入力する作業が無くなる。その文書を読んで気に入った人は、その出典元の本が購入しやすくなるようにリンクが貼ってあるのだ。

こんな感じで。
スクリーンショット(2014-04-05 3.32.58).png

実物のリンク先はこちら
https://kindle.amazon.co.jp/post/BJMhVQU6Rz2hDam9Oa1I1Q


つまり、著者、Amzaon, ユーザー(紹介者&記事を読んで買いたいと思った人)全てがWin-Winの形になっているのである。加えて、便利さが手に入る。もしかしたら行動パターン、ライフスタイルに変化をもたらすのである。

とは言っても、フォームファクターへの拘り層も多い。また、紙の本への不満を持つ人もそんなに多くないのかもしれない。そもそも本を積極的に買う人がそんなに居ないのかもしれない。

ただ、僕自身は大いにこのkindleに魅了されている。敢えて、kindleと書いたのは、kindleの仕組み(購入プロセスや、情報共有プロセス、使い勝手全般)が気に入ったという点を強調したかったからである。他にも電子ブックがあるが、トータルサービスとしての出来が分からないのでkindleと拘って表記している。その点は、iTunesと同じである。

これからは、気になる本があったら図書館で借りて読む。内容が気に入って、さらに繰り返し読みたい。と思ったらkindleで買う。という購買行動が僕のスタイルになりそうだ。部屋に余分なスペースはこれ以上無い。図書館利用と電子書籍化で対応していく。ただ、繰り返しになるが紙で出来なかった操作、購買スタイルによって得たBenefitも大きな理由である。

ではでは。
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