豪華ラインナップでシビレっぱなしの4時間。野中郁次郎、三枝匡、米倉誠一郎、そして、川上潤。セミナータイトルに負けない素晴らしい内容だった。”知的体育会系” と "Thought Leadership" [講演会・セミナー]

先日、ダイヤモンド社創立100周年セミナーに参加した。[1]

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登壇者は、野中郁次郎、三枝匡、米倉誠一郎、そして、川上潤の超豪華ラインアップ。
(ほんとうは正直、GE ヘルスケアジャパンの川上潤さんに関しては、全くの予備知識ゼロであまり期待していなかった。が、それだけに川上さんの話に一番の刺激と気付きをもらった気がする。)

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野中郁次郎、三枝匡、米倉誠一郎 この3人は、一橋大学関係者という括りであると同時に、”知的体育会系”が求められるべきマネジメントだ!とい主張する面々でもある。

当日の講演、対談のなかでも結論、主張しようとしていることは同じなのだがアプローチが全く異なっていた。というのも印象深かった。

野中さんは、思想家。らしく、思想歴史観からのアプローチ。敢えて、そういうスタイルを当日は徹底されたようだ。勉強不足の僕には難しかった。

三枝さんの話は、これで4度目。全体の流れは掴めているので刺激はいままでも十分頂いている。ただ痛感したのは、自分の怠け癖。三枝さんの講演の中で紹介されるフレームワークや論理に関して知らない案件は、しっかり復習すべきなのにしていなかった。ことに反省を憶えた。(セオリーZなど)熱く語ってくれている三枝さんにも申し訳ない気持ちで一杯だった。おさらいをしておこう!

米倉さんは、アンケートデータを使い各国のイノベーションに対する考え方、姿勢の違いを解説。いかに、日本がイノベーションに対して難しく考えすぎているか。(壮大かつ全く新しい技術を生み出すことがイノベーションだと思っている。イノベーションは、現在ある技術の組み合わせによりあらたな価値を生み出す事だ。ということを理解していない。そして悲観的になっているのが現在の日本人である。)

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GEヘルスケアジャパンの川上さんは、米国企業の日本法人としての役割をどう果たすか。製造業としての運営条件(ハイコスト)が厳しいからと言って、生産を海外に持って行く事が出来ない自分たちの立場をふまえて、戦略を練った。という話。逆に、日本という市場の特殊性”課題先進国(少子高齢化がもっとも進んでいる国”をふまえて、戦略を立案した。という話。具体性があり、かつ澱みの無いロジックと語り口調に痺れた。(家に帰って川上潤さんに関して調べたが、登壇されたとき受けたオーラのようなものが僕の錯覚ではなかった。ということを知るにいたった。てっきり50代中盤の方かとおもったが、48歳。同世代とは思えない。やはり本物は違う。いるんだと思った。)[2][3]
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川上さん自身も自社をThought Leadership企業として運営していきたい。と言っていたが
日本企業全体もより一段高い、目的設定すべきだと思うし、自分自身ももっと高い志を持たねばならない。と改めて思わせられた。もちろん身の丈にあっている必要はあるだろう。
いろいろ感じさせられることが多い一日。

ではでは。

[1]ダイヤモンド社 創立100周年記念セミナー HP
http://drc.diamond.co.jp/dw100th/

[2]日経メディカルオンライン GEヘルスケアジャパン 社長インタビュー(川上潤)
http://medical.nikkeibp.co.jp/all/special/healthyma/president.html

[3]ケロッグ・ビジネススタイル・ジャパン”グローバル企業が生み出した21世紀のリーダーシップ 川上潤”
http://kelloggbiz.jp/interview/vol8/

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