【セルフコントロール】緊張しても構わないと思う事。自分の特性を把握すること。 [講義・授業]

ビジネススクールの秋学期も終わり、休みに入っているお陰で毎日記事がアップ出来ている。というか授業の振り返りを記事にしている。(復習が出来ている)という毎日。ちょっと嬉しい。

今日もまた、西條剛央先生の授業からの学びを自分なりにまとめてみたいと思う。これも先日同様、先生の【組織心理学】@WBSでの授業で学び得た気付きの数々である。

【セルフ・コントロール法】
技術(体力)×精神的な技術力=パフォーマンス(発揮される実力、結果)
100×0=0 というのを理解、意識していない人が多い。

試合の敗因を多くの人は、精神面と答えるが、その練習はまったくやっていないというあべこべのことをやってる。(僕も日本のスポーツ界と米国のスポーツ界を対比するとこの点で大きな違いがあるのでは?と常々思っていた。)

なぜだろう」か?
1精神力は生まれつきのものだと思い込んでいて、鍛えられる「技術」だということがわかってない
2「技術」だといわれても、その「鍛え方」がわからない。具体的方法がわからないので練習しようがない。

どうすればよいのか?
1「緊張」をどう捉えるのか?(認知)
  緊張することは悪いことだ、とはおもわない
→「緊張しているどうしよう、、、緊張しないようにしなきゃ」
→「緊張」というコトバを何度も繰り返しているうちに、ますます緊張して、悪循環に陥り、最悪の場合、パニックってしまう。

Negativeな事でも、Positiveな事でもFocusしてはダメ。「緊張するな」って言うと益々緊張する。
また、一旦パニックになったら立て直すのに時間を要する。だからパニックにならないようにすることが大切。

人それぞれ最大のパフォーマンスを発揮できる緊張度合いは異なる→自分の場合はどうかを知ることが大事?そうすればそのポイントに自分をもっていける可能性がうまれる。また、対象とする事柄が変わることでもパフォーマンスカーブは影響を受ける。これを把握しているとしていないとでは大きく違いが出てくる。認知することは大切なのだ。(認知行動療法と言うそうだ。)

港南実学研究所 実践マーケティング勉強会 第24回 システム設計思考マーケティング .jpg

○緊張してもよい。「ああ緊張しているな~」ぐらいに思っておけばよい。「緊張」はからんでくる相手のように相手にすればするほど調子づく(余計緊張する)ので、そっとしておくのがよい。
とはいえ、対処法を知らなければやはりあせってしまうが、対処法さえ知っていれば、慌てなくてすむ。
「克己」△→己を敵にするのではなく、味方にすることが大事。

認知的側面
「不合理な信念(考え方)」に気づいて、修正する。
大事な本番で、「普段通りのびのびやればいいんだ」というアドバイスはよく聞くけども、いきなりそんなことを言っても、あまり効果はないし、そもそもそれ自体が普段通りではない。
「本番」(大事な局面)は「普段」ではない、というあたりまえの前提をしっかり踏まえなければならない。
ポイントはいかに「本番」と「普段」とのギャップを埋めるかにある。
そのためには「本番」では緊張度を下げるようにして、「普段」では緊張度を高める場面設定をする必要がある。
「現状を肯定する」ことが大切。ミスをしても「さっきよりは良い」「段々良くなって来ている」と思うようにするというのが秘訣らしい。また、普段から緊張度の高い練習をすることが望ましいとも。例えば、テニスのサーブ練習ひとつをとっても、練習の時に伸び伸びとして居る時にサーブが入る自信と練習の時に緊張した状態でサーブが入った自信とでは全く意味合いが異なる。
 そういえば、僕自身本番に弱かったのを思い出す。練習では伸び伸びとしていた。所謂「練習チャンピオン」ってやつ。普段、緊張状態に持って行って、本番で緊張を下げるようにする。というのがミソのようだ。

(友人たちの口々から出た、それぞれの方法論)
• 自分ならミスをするのは当たり前、自分を選んだ人が悪いと考える
• あんまりたいしたことないから、と思うようにしてから緊張しなくなった
• ジンクスをかつぐ
• ルーティンをなぞることで落ち着く
• プレゼンテーションは話すことを決めない
• 自分より周りの人のほうが緊張するだろう
• ギャンブルはプロは必勝法を持っているので、やめたほうがよい

西條先生の口から甲野さんの名前が出て来てビックリ。
•甲野義紀さん(こうのよしのり)http://mike-shimada.blog.so-net.ne.jp/2010-11-22
目の前で見ると、何が正しくて何がオカシイのか。全く分からなくなる。一度、講演会で肉眼で観て多いにImspireされたのを思い出した。あの方には、緊張なんてないんだろうな。

常々思っているのがテニスのトッププレーヤ。(おそらくどのスポーツでも超一流はそうだと思う。)普段の練習も質が高く、緊張感を高めた練習を積んでいるのは間違いない。そのお陰だと思う。練習でも出せないようなスーパープレーが本番の大事なところで出る。観客が居た方が、レベルの高いスーパープレーが要所要所で出来るというのは。(加えて、良くインタビューでも観衆が励みになる。とか、緊張感を楽しんでます。とか言いますからね。凄いです)

ピクチャ 7.png

ピクチャ 8.png
ジーコのフリーキックも忘れられない。きれいな軌跡を描きながらゴールに吸い込まれて行った。
なぜ入るんですか?の問いに、入る事は決まっている。入るように蹴っているから。それだけの練習をしている。それだけのこと。と往年のアントラーズ時代にインタビューに応えていたのを思い出す。

ピクチャ 10.png
言わずと知れた、神様ジョーダン。凄いの連続。

ピクチャ 11.png
練習嫌いの長嶋茂雄。などと評されることが多かったが実は、誰よりも努力家、練習していたと聞く。

10,000時間の法則ではないけれども、とにかく努力は最低限必要なようだ。僕なんかが努力という言葉を使う事自体間違っているのかもしれない。

ではでは。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。