涙が出てとまりません。本当にありがとうございます。フクシマ50 FUKUSHIMA50 [よもやま話]

事故が起きた福島原発の現場には、勇敢な人たちが事態を収めるために文字通り体を張って頑張ってくれている。海外では、彼らのことをFukushima50と呼んで讃えていると聞きました。(実際は200名の方が50人交代でことにあたられているとのこと。)そしてこの報道が日本では殆どされていない。ということも海外メディアでは不思議がられています。

実際ABCやBBCのサイトなどにも下記のような記事があり(一部抜粋)、読みながら泣いてしまいました。

ピクチャ 3.png

■Valenyさんのブログ 英語でブログ、Blog in Japanese valeny.exblog.jp 
で日本語訳部分を抜粋させていただきます。

名も無い勇敢な男たちが亀裂の生じた福島原発で最後の砦として働いている。放射能レベルが驚異的な数値にまで達した原発エリアから15マイル圏内の住民たちは全て退避したが、彼らはまだそこに残り続けている。

200人いる作業員たちが、50人体制でシフト交換をしながら作業を行っている。 名も無い彼らたちは「福島フィフティ」と呼ばれるようになった。

原発から500ヤード離れた地点まで、一旦退避した彼らは今朝になってまた危険地帯にまで戻り作業を始めたようだ。

ツイッターのアカウントネーム「@NamicoAoto」を持つ27歳のある女性が、今週初め、志願して福島原発での任務に向かった父のことをつぶやいた。「後、半年で定年を迎える父が志願をして福島へ行った。私の目は涙でいっぱいになった。家では何か大きなことを成し遂げるような人にはみえなかったが、今日わたしは本当に父を誇りに思う。 無事に帰ってくることを祈りたい。」 (注:英文から訳しているため、日本文は正確ではない。)

一方、ファイナンシャル・タイムスによると、管首相が志願者たちにこう言葉を掛けた。「我々の危機を救ってくれる唯一の人間が君たちなのだ。後退はありえない。」 

現場は原子炉が破裂する温度にまで急上昇し、放射能が漏れ、降雨で彼らに降りかかることもある。そして大気中の放射線レベルが上昇しつつある中で、彼らは作業をしているのだ。

現場に残った彼らがどういった人物であるかは公表されていないが、経営レベルの人材者たちではなく、原発内の破損したパイプを修復したり、空いた穴をふさいだりといった処理を行える技術者たちではないかと専門家はみる。

重くて持ちにくい酸素ボンベを担ぎ、放射能から身を守る特殊防護スーツを全身にまとい、放射能検知器とライトを手に持って、時には暗闇の中を這いずり回る。そんな戦場へ彼らは向かい、闘っている。

交換で作業をするたびに、致命的ダメージを与える放射能物質が汚染する場所へ身を投じるが、身にまとっている防護服が必ずしも体内侵入を阻止するとはいえない。

大量の放射能と直面するにもかかわらず、全ての専門家たちが、福島原発での放射能濃度が致命的なものであると考えているわけではない。体内に吸収された放射線による癌などの障害は、発生までに少なくとも2、3年以上かかる。

「今から30年後に癌の発生率に気づくかもしれません。 白内障の発生は30-40年後とも考えられます。」とある専門家は話す。

選ばれた作業員たちが必ずもし若くて体力のある人間である必要はない。核緊急対策では、年配の志願者を募るものだが、それは彼らが若者よりもっと経験や知識、技能があるといった理由からではない。たとえ彼らが大量の放射線を浴びたとして、その影響から数十年後に発生する癌などで亡くなるよりも、自然死でこの世を去る可能が高いのは今までの歴史が証明しているという。

「志願者たちは、必ずしも国のため、友人や人命のために身を削っているわけではない。 彼らの行為は”死に身を投じるようなもの”という専門家の向きもありますが、その見解は正しくない」とある専門家は話した

3月16日付、ABCニュースから 省略あり

本当に頭が下がります。本当にありがとうございます。

■以下は、BBCのサイトからの抜粋。

”Japan hails the heroic 'Fukushima 50'”
 http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-12779510

ピクチャ 1.png

(抜粋)

The small group of workers who stayed at the site as the conditions worsened were dubbed "The Fukushima 50" - although now it is thought there are maybe twice that many working there.

Rick Hallard, who worked in the British nuclear industry for more than 30 years, says the pressure on them will be immense, but that they will probably not feel it until it is over.
Continue reading the main story
“Start Quote

If that place explodes, it's the end for all of us, so all I can do is send them encouragement”

End Quote Maeda Akihiro

"They'll be focusing on the key risks and threats," he says. "They will have a very clear idea of what their priorities are."

"I didn't want him to go," one man's wife told a Japanese paper. "But he's been working in the nuclear industry since he was 18 and he's confident it's safe."

我々は、彼らを頼るしかない。信じるだけだ。

本当に頭が下がる。感謝しても仕切れない。

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