柳井正の「希望を持とう」”若い上司の勘違い”。朝日新聞(3月5日)。 [新聞]

勝間さんのコラムは、朝日新聞のサイトで読めるから助かる。http://www.asahi.com/business/topics/katsuma/  是非、柳井さんのこのコラムも掲載してほしいという意図で今週も。ひきつづき。

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”若い上司の勘違い”
 若くして管理職になったような、いわゆる出世の早い人にみられる二つの勘違いがある。

 一つは、自分自身の成果を出せばいい、と思っていることだ。これは、「いい大学」を出た「エリート」に多い。上司になれば、自分で何かをなすことよりも、部下に実績をつくらせたり、チームとして結果を出したりすることが求められる。会社というものは、何十人、何百人、何千人の社員が一致団協力し、それぞれの強みを活かして働くからこを、成果が出せる。少しくらい仕事が出来ても、一人で成し遂げられることは限られている。そんな単純な原理が分かっていない。
 
 もう一つは、正しい指示さえすれば、人が動くと思っていることだ。人を動かすには、何十回、何百回、あるいは何千回と言い続ける必要がある。言うだけではダメ。脅して、すかして、褒めて、あの手この手で説得する。そのとき大事なのは、あなたを認めている、という姿勢を、部下に先ず示すことだ。

 だれにだって、「この人は時分のことをきちんと見て、評価してくれている」と思わなければ、動こうとはしない。言葉や態度でそういうメッセージを伝えることが大事だ。上司と部下が、お互いの仕事上の強みや弱みを理解して、どうしたら成果を上げられるかを常に議論する必要がある。

 人は、理論や理屈では動かない。そして、上司も部下も思いを一つにしなければ、良い仕事は出来ない。
(ファーストリティング会長兼社長 柳井正)

読んだ後の感想:
なんだか自分にも当てはまってしまう今回のこの記事。複雑な心境。「言うだけではダメ。脅して、すかして、褒めて、あの手この手で説得する。」か。。。僕はゼロ点かもしれない。上司に対してもこの姿勢は必要なのでしょうがどうも辛く当たってしまう。

紺野登さん(多摩大学大学院 教授)から聞いた、今日本の企業を観察すると、会社には2種類の人間しかいない。1つは、とにかく現場で頑張る人。腕まくりして現場に入って奮闘するタイプ.ただ悲しいかな(勉強していなくて経営リテラシーが低い。)もう一つのタイプは、勉強はするが何もしないタイプ。僕の理想は、この間を行ったり来たりすることなのだが。自分で言うのも多少勉強しているつもりだ。そういう僕から見ると現場(&地位)を与えられているが経営リテラシーが低いのが眼についてたまらない上司たちにいら立ちを覚える。上手に説得する。それが出来ないと行けないのだろうがどうもそれが出来ない。小馬鹿にしてしまっている気がする。若かりし時に統括課長をやった時には、能力不足の部下を叱咤して失敗。そして今は、勉強不足の上司たちに上手くアプローチできていない。またまた、反省だ。こういう経験も実学として取り入れたい。喩え今、役に立たなくても(立たせたいが組織というものはそんなに何度もチャンスをくれない。流れに乗れないとNGなのだ。)将来、コンサルティングや大学講師などをやるときに役立てたい。(なれるかな。。。こんなんで。)

ではでは。
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