経営者とは、かくあるもの。僕は、豊田章男さんをミスター・トヨタと呼びたい。 [書籍・雑誌]

2011年1月10日号の日経ビジネスは、かなり行けていた!(最近ついつい読むのが後回しになってしまってちょっと話題としては遅いのだが。そもそも以前は、出張が多く(年間110日間くらい出張していた。)その移動の際の飛行機の中で日経ビジネスを持ち込んで数冊ずつ読んで、機内で廃棄。というパターンだったが以前ほどで歩かなくなったのでついついというのが正直なところだ。)

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大見出しの 「非効率経営の時代」 もなかなか良かった。これも自分の中で沸々していたものに対して確信をもたせてもらった気がする。読んで良かったと思わせる内容。「売らなくてよいという経営」(セブンプラザ)など最高だ!
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だが、今日ハイライトしたいのはこれ。トヨタのインド戦略に関しての記事。トヨタの動きが遅い遅い。インドでも出遅れている。などと取りざたされていたが、この豊田章男さんのコメントがこれまた最高に良い。
「トヨタにはスピード感が足りないという声もあるようだが、決して遅いということはない。開発や人材の育成に時間をもらったということだ。エティオス(新しいコンセプトカー)を展開するなかでクルマを生産する人材やアフターサービス担当の人材が育っていく様子を見てから再度評価してほしい。」

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なによりも人を大事にした経営を感じる。また信頼のトヨタで新興国でもアピールしたいというとこだろう。新興国は先進国以上に品質問題、製品の耐久性などに対しての期待値が高い傾向にある。その辺りも十分踏まえた経営方針だろう。それを着実に進めようとしているところに好感がもてる。変に踊らされていない。
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USでは、酷評された時期もあたがじっくり確実に信頼を取り戻しつつあるトヨタ。新・ミスター・トヨタに期待したい。

ではでは。
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