展開によって発展していった結果が今のアップルのビジネス。アップルストアおよびそ製品ビジネスモデル。 [店頭]

アップルのビジネスが好調だ。というのは周知の事実。さらには、直営のビジネス(オンラインおよび店頭)も好調が続いている。とくに直営のビジネスの盛況ぶりは、銀座や渋谷そして、海外のダイレクトストアでもそれを物語っている。
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このダイレクトショップ(アップルストア)での好調さがひとつのアップルの強さを象徴しているといえる。ダイレクトショップはそもそもそのブランドの魅力と製品ラインアップの魅力が肝。なにせ、そのブランドの品物しかDisplayしていないわけでそこのブランドの商品によほど興味があるか、熱烈なブランドファンでないとなかなか足を運びたいとは思わないのが消費者心理。確固たるものが無い限りは、大手量販店に分がある。

ただ現在の店頭かつどうおよび仕掛けにかんしては、アップル(スティーブジョブス)が初めから狙ったかというとそうではないように思う。あくまで結果としてこういうことが可能になったのではないか。というのが理解だ。

Steve JobsがAppleに復帰した際に、まず一等初めに協力的だったDealerはCOMP USA。
ジョブズ復帰直後のAppleのStrore in Store にもいち早く対応した。
だが、実際COMP USAの店頭に言ってみると自分たちの大切な製品が綺麗に陳列していなかった。
製品がちゃんと整列していなかったりした。それを見てSteve JobsはApple Storeつまり
自分たちで自分たちの製品をちゃんと正しく販売しよう。と決めたと。
自分たちの大切な製品を売るにはそれなりのお店が必要だということでApple Storeのコンセプト
作りから始めたというのがそもそものアップルのダイレクトショップに期待していたものだ。

そういう一連の流れの中でi-Podが果たした役割は大きかった。お客様のトラフィックが店に引っ張れるようになったことでPCも売れるようになった。そしてそれに合った店頭サービスが展開されて充実していった。その結果としてダイレクトショップでの売り上げがアップルのビジネスの20%程度にまで伸びた。(アップルのIRからデータを読むとそうなる。)
順次、必要なサービスなどを足して行って今の形になっている。(確たるデータはもっていないが、One-to-Oneとか、Workshopなどのサービスメニューは、回転当初は無かったと思う。)

http://d.hatena.ne.jp/zakm/20060523

で、あくまで結果いまのようなビジネスモデルが実現出来るようになっている。
必然性と結果がうまく結びついたというのが現在のAppleなのだろう。そういうビジネスモデルにできたからこを他社ではまねの出来ないi-Padの価格設定が可能になっている。(ダイレクトビジネスは、利益率が高い。利益率が高いビジネスの比率が高く、かつ全体の売り上げが伸びていれば思い切った値づけも可能になるのだ。ひとっ飛びでこのビジネス環境を気づくことは出来ない。ステップByステップで切り開く、手探りで走りながら立てた戦略なのだろうと思うのだった。決してあきらめない精神力、理念、柔軟な発想、構想力も大切なようだ。)

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AV,IT関連でダイレクトショップといえば、BOSE,SONY。やはりAPPLEの成功ぶりが際立つ。何を目指すかによるが簡単なビジネススタイルでないことは確か。中核には、強い商品力。ただそれだけではお客様は来店しない。なにかプラスアルファ期待させるものがないと駄目なようだ。銀座や渋谷の話になるが製品売り場(1階)よりもGenius Bar, One-to-Oneやっているフロア(銀座だと4F、渋谷だと2階)の方が賑わっているくらいだ。

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ではでは。
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