派手なアプローチと地味な手法。(アディダス&ナイキ vs ミズノ) [新聞]

スポーツ用具へのコダワリって持ってますか?ミズノ体感型マーケティングアプローチ 日経流通新聞9月8日2.jpg


スポーツブランドってある種ファッションブランド化している部分があって基本性能以上にイメージ優先型のカテゴリーですよね。あくまで一般的な捉え方としては間違っていないと思います。アディダスにしろナイキにしろ、プーマなんてその再骨頂といえそう。国内ブランドでいうとアシックスがその辺を理解していて上手に「オニツカ」ブランドをファッションチャネルで活用するなどして成功していますね。
なかなか個人差があったりして評価は難しいし、スポーツの種目によっても評価が分かれるところですが、僕は以前からスポーツ用具としての機能性面でミズノを高く評価しています。ウエアで言うと縫製がしっかりしている。素材そのものがシッカリしているなど品質面での信頼性を感じます。シューズは、独自性をもったソールの構造エムウェーブでショックの吸収をしながらも捻れない構造。これは二律背反した現象のため他のブランドのものでは得られない機能です。以前からも日本人選手の中では、フィット感やボールへのタッチ感覚が好きで使用しているJリーガーなどもいましたが今回の新聞記事での紹介は、本田圭祐選手の無回転シュートを生み出しやすく工夫したサッカーシューズ。自信作であることと先のワールドカップでの本田選手の活躍にあやかるという両面でのプロモーション活動だと思います。

広告宣伝は、大変セールスにインパクトがありそうなスポーツ用具ですが海外大手は超メジャー選手に使ってもらう広告塔になってもらうことでとにかく成果を上げる手法に徹しています。そこまでダイナミックに行けない国内ブランド特にミズノは地道に製品の良さを伝える手法でアプローチしているということろでしょうか。自らのコアコンピタンス強みと弱みを見極めてどういう戦略でアプローチをするか。その違いが大きくコントラストされている例だと思います。ナイキなどは、青田刈りを徹底的にやって将来の広告塔を作っていくところからやっていると聞きます。こういうところにも欧米ブランドのダイナミックさ、日本ブランドの職人資質みたいな違いが出てくるような気がします。

僕には、ミズノがシックリくるので本気で取り組むスポーツ、とくにシューズ類はミズノ一本やりです。(ランニング、テニス、バドミントンなど。)ただ、ファッションとして身につけるときは、アディダスを選んでしまってますね。高校生くらいのころは、出たてで品質も安定していたナイキが好きでしたがなにか相性なのでしょうか今は、アディダス派ですね。
フォレストヒルズ.jpg

アディダス ガッツレー.jpg

バドミントンシューズ.jpg

ウェーブライダー.jpg

ではでは。
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