上手ですね。Panasonicさん。なによりもアイキャッチ~です。 [屋外広告・ビルボード]

上手ですね〜っ。相変わらずパナソニックの広告。下記は、品川駅の構内電子広告の様子です。ずらーっとならんだモニターでの電子広告。

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今、まさに旬の知性と清潔感、美貌の持ち主「滝川クリステルさん」を旨く使っています。持ち味をしっかり引き出した広告になっていると思います。片側20枚強並んでいるモニターを連携させて表示することで迫力も出しています。本コンテンツは、TVCFですがこの品川のモニターの縦長形状だったり通行客があるきながら観る事を前提に最適化しているのも分かります。ブランドエクイティ(注)の向上に好影響あたえると想像しますね。(ここでは、敢えてブランドイメージじゃなくエクイティを使いました。)
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これが本コンテンツのTVCF。TVCFでは味わえなかったインパクトをこの品川駅の広告では感じることが出来ました。通常の大きな街頭ビジョンでは無かった効果を出していますね。


で、もう一つのパナソニックのファインプレー。「綾瀬はるか さん」の魅力と持ち味をこれまた最大級に引き出している。この「タッちゅー」なんてうちの4歳の娘もまねてます。
綾瀬はるか.jpg


で、これどう思います。意図はあるのだと思います。高額な費用を払って広告するのですから。人によって受ける印象も違うでしょう。あくまで主観的なものですから。でも綾瀬はるかさんの魅力を活かしきっているかというとどうでしょうか。あくまで個人的なコメントです。


とかく、広告っていうのは費用対効果を測るのが難しく、いまのような景気が思わしくない日本では真っ先に費用削減対象項目にされてしまう。反面、コストをかけると結果がすぐに見える値下げに対しては、優先されるというのが現状です。これがデフレを引き起こしているひとつの要因ですね。どうしても今日の売り上げにしか目がいかない。明日の売り上げに気を配る余裕が無いというのが背景ですね。「風が吹いたら桶谷がもうかる。」みたいな部分をちゃんと理解し、信念をもって経営にあたれないと継続的なビジネス成長を前提とした商売をおこなうことは難しいのです。しかしながらそれが益々困難な時代になっていると感じるのでした。(同じタレント、俳優さん、有名人が複数のコマーシャルをやっている状況を作っているのもその為だと思います。外せないからスポンサー企業もどうしても安全パイを拾いに行く結果だろうと思いますね。)
そういう視点で各社の広告を観ると面白いですよ。

(注;そういうブランドイメージなどへの投資貢献度(費用対効果)を測定する。そんな概念がブランドエクイティです。カスタマーエクイティやブランドエクイティなどに関して詳しくは下記著書を参照してみてください。)
ではでは。


カスタマー・エクイティ―ブランド、顧客価値、リテンションを統合する

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  • 作者: ローランド・T. ラスト
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2001/09
  • メディア: 単行本



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