やっているかどうかではなく、どこまで遣っているかが問題。 [屋外広告・ビルボード]

これ、僕が自宅から会社までの間に見かけた「ミス・パリ」の広告です。まず、山手線のホームのビルボード。それも横並びに3枚。で、車中出入り口にステッカー広告、で、降車した駅にまたビルボード。
山手線 渋谷駅.jpg山手線 車中.jpg山手線 品川駅.jpg

広告に限った話ではなく、良くある話ですが「効果を出す」ためには、どこまでやるかが結構ポイント。何事もある「しきい値」があってそれを超えないと目に見えた成果が出せない。って良く言いますよね。同じテレビCM流すにしてもある一定量以上の放送をしないと広告宣伝効果が見えてこない。勉強などもそうかもしれませんね。全てに当てはまるわけではありませんが、投下した絶対量だけではなく時間的な集中、エリア的な集中というものかなり大切な鍵になることも想像できますね。(セブンイレブン鈴木敏文さんがとった店舗展開は、まさしくその手法で展開したと言われています。セブンイレブンが認知されていない間は、限られたエリアに集中的に店舗展開してセブンイレブンというもの、コンビニというサービス形態を認知してもらう。ことに集中した。勉強などもそうで、だらだら遣っていても成果は出せない。集中してある一定量以上やらないと効果がだせない。それを長年継続出来ると本物になるんでしょうね。僕は、失格です。。。)

ちょっと別の話を引用します。ユニクロ柳井正さんのコメントが忘れられません。話題は、顧客視点のビジネス展開、商品、サービス提案でした。「成功の鍵は、顧客視点だとおっしゃいますが?」との問いに「顧客視点での経営、ビジネス戦略立案、戦術の投入を我が社はやっている。と大抵の企業の方はおっしゃいますが、徹底されていないと思います。我が社は徹底しています。要は、やっているかやっていないかではなく、どこまで徹底してやっているかなのです。」この言葉を聞いてハッとしました。周りを見渡しても徹底していないものが多いですね。大きな組織の中であることを徹底して遂行するには、トップの強い意志(ぶれない)があってそれが明確に打ち出され、その理念にみんなが共鳴して関係者全員が主体的に動く必要があります。担当者に主体性が生まれないと単なるやらされている感が充満。結局は、「あれやったのか?」と上司、トップに聞かれて「やってます。」「あ、そうか。よろしい。」ってことになる。担当者もなんか課題も感じてるんだけど、まあやれって言われている事やっているからいいや。になってしまう。これ最悪ですが、日本中がそうなっている気がします。例外がユニクロや、ソフトバンク、日本マクドナルドあたり。成功している会社に共通してるものは、徹底度とトプの理念の浸透度かとツクヅク思うのです。大企業病がさけられないのであれば、ベンチャー企業が生まれるそういう素地、環境を日本に整備すべきなのではないでしょうか。

ちょっと、そういうことをこの広告を観て思い出しました。

(この広告の女性、大変魅力的なので誰かなと思って検索したのですが藤原紀香?ちがうと思うのですが。。暇なときにまた調べよっと。そういう興味を持たせる広告というのも広告のヒントですね。)

ではでは。


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