これって凄くないですか? [よもやま話]

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お~っと!唸ってしまいました。なんでもない事なのかもしれませんが僕には響きましたね。これ。

洗浄力におどろいた?使用量がいままでの半分でいいこと?いいえ、製品機能そのものにではありません。パッケージに感心してしまいました。というのが今回のおはなし。
(これも色々体験したり、興味を持って観察していないと気付かないような案件ですね。きっと。洗濯させてくれてありがとう!と妻に言いたいです。妻に対しての嫌味じゃなくて(笑)。)

で、本題に入ります。パッケージの下のところに中身が覗ける部分があって残量がわかります。まあ、そんなのは普通だと僕も思います。
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おっと、思ったのはココ!
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詰め替えラインとは、よく考えたと思います。替え用の買い置きがあっても空っぽになるまで継ぎ足せない。お客様が詰め替え作業が出来ない。詰め替え製品の購入を事前に促す働きがこのラインにはある。これが機能するとお客様のこのブランドへの継続購買をさらに促進する働きがある。と思った次第です。
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ちょっと飛躍しますが、これって自動車とかのマイレージにも似ている部分があると思います。自動車は走行距離表示(マイレージ表示)がありますが、それをみてずいぶん走ったな~、車がガタツクのもしょうがないか。ぼちぼち買い替えか。というのをお客様に気付いていただく。効用がある。さらに、跳躍するとプロが使用するカメラにもそういう仕掛けがあると聞きました。プロフェッショナルのカメラマンにとって機会損失(撮影したいもの、しなくてはいけない場面で撮影が出来なかった。というの)は、許されないことです。そういうことが無いようにプロは常に自分たちの武器(カメラ)の状態を知る必要があります。ビデオカメラでいうと使用時間とメカニズムの耐久性に相関関係があるのである程度使用時間をこえたらメンテナンスがひつようだという目安が知らされています。一眼レフカメラの場合は、シャッターのメカニズムが一番過酷な状況になるので何回シャッターを切ったか?というのがメンテナンスの目安になる。ポイントは、Userが現在の機器の状態を自分で把握できる。それにより自発的にメンテナンスを受けてもらえる。お客様にも安心感が生まれる。Brandへの信頼感も築くための仕掛けになっているということです。

また、液体洗剤(一般消費財の代表)に話を戻しますが、この軽量カップと液ダレ防止機構にもあらためて感心したしだいです。
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パッケージが機能、商品性の大切な要素になっている。コモディティがひとつのビジネスコンディションとなっている一般消費財業界から学ぶことはやはり多い。なにせ彼らは、対象としている顧客が多い超典型的なMass Marketingを日々やっているわけですから。

ん~、面白い。ではでは。


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