すべては、集中力 [書籍・雑誌]

すべては、集中力。

こう思ったのは、大学生の頃。
高校生の頃は、なにのために勉強しているのだろうか。何をしに大学に行くのだろうか。
ただ何となく、大学には進学するものだ。だって、周りは皆進学するし。まあ、行ってた方がなんか聞こえがいい。聞こえが良い学校に楽して入れればいいかな。位の考えしか無かった。

大学に入学して1年目もまあ、4年間で卒業出来ればいいや。
単位を落とさなければそれでよし。そんな過ごし方をしていた。

でも、周りの友人からこんな事を言われた。3年後半になると研究室に所属することになるけど、
どの研究室に所属になるかは、成績次第。基本、希望で研究室を選べるというのが大方針だが、人気が集まった場合は、成績順で決まる。よって、成績が悪いと興味が湧かない研究テーマになったり、就職の際の有力なコネが期待出来なくなったりする。

幸か、不幸か、僕の所属していた野球のサークルのメンバーは同期、先輩ともに成績が良かった。勉強を教わったというよりは、妙なプレッシャーを受けた。

単なる授業ではなく、研究室というなにやら実践的な課題に取り組むのであれば興味が持てそう。どうせやるなら興味が持てるテーマを選べる研究室にしたいし、就職先もイメージしやすくなる。

こうはしていられない。と一念発起で、2年生の時から俄然勉強に勤しんだ。そもそも物理とくに力学には得意意識が高かったので機械系を専攻していた僕にとっては、やれば点数は稼げた。全優(A)に近い成績。この一年は、とおい昔に忘れかけていた集中力を取り戻してくれた。

そんな矢先に、東京に棲むオヤジの友人に飯に誘ってもらい、其の関でこんな事を言われたような気がする。『何かを為すのになにがひつようか?』

『結局は、集中力なんじゃないですか?』と言いかけたのだが、そのオヤジの友人にハズレ〜っ。って言われたらどうしよう、と考えてしまって答えられなかったのを思い出した。

『集中力は、政治、戦争、ビジネス、スポーツ等、人間が行うすべての活動を成功に導く秘訣である』(詩人 エマーソン)[1]

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やはりそうだったか。と約25年前からずっと自分のなかでモヤモヤしていたのがスッキリはれた気分である。


心を鍛える言葉 (生活人新書)

心を鍛える言葉 (生活人新書)

  • 作者: 白石 豊
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 新書



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