変わるコトを願いながらも、変えられることを恐れる心理。これを汲み取る。 [よもやま話]

『ミスターミニット、29歳落下傘社長の現場魂
トップダウンの理念より、現場からのアクション』東洋経済オンライン[1] を読んでいて思ったことを書き留めておきたい。自分のこれからの生き方を軌道修正するためでもある。


行き詰まった組織にも自覚症状はあり、自分たちは変わらないとイケナイ。変わりたい。と願っている。

どうしたら変われるか。という方法論も何となく分かっていたりする。

だが、変わらなければならない人、ポジションの人ほど今までの環境や権限などが心地よくそれを手放そうとはしない。つまり変われない。

中からは変えられない。ということで外から人を取り込もう。という発想もそれに似ているようだ。自分たちが変わるためには、中の力では立ち行かない。ならば、外の血を入れよう。其処までは良いが、実際変える力のある人が外から来て、自分たちを変えられるのには抵抗がある。

『分かっているんだよ。そんな事は。でも出来ないんだよ。』といいう発言を聞いた時。そして改革路線の僕自身も強く拒絶された時に感じた事である。(何処の誰にとはコメントしないでおこう。)

外から来る人もその辺りを認識しないと取り込んでもらえない(採用されない)のかもしれない。理路整然と、それも具体的なシナリオ付きで僕が、私が変えてみせます。変えるために来ました。と力強く発言した時点で内部からの拒絶にあうのが相場。それを受け入れられるようだと、そうとう追い込まれた組織とも言える。採用されない、中に潜り込めないのでは何も始まらない。始められないのも現実。

スクリーンショット(2014-07-29 4.34.53).png

そういう状況でのオファーでない限りは、会えて『正しい事は言わない。(正論を並べない)』すくなくとも始めはそのように発言、行動に気を配るべきなのだろう。

それよりは、既存の組織に馴染める人材です。そんな行動が出来ます。というアピールが好意的に受け止められる。変えるといっても大ナタは、多くの場合期待されていないということ。それよりも、緩やかな変化、優しい変化を求めている事が多いと察すべきなのだろう。本当は、急激な変化が必要な組織においても。

マネージメント、経営層においては勿論のこと、現場側とのコンタクトに関しても
「現場がマネジメント層にいちばん求めているのは、スピード感を持って現場のリクエストに応えてくれること」[1]と心がけてます。位に留めておくのが模範解答。ドラスティックに変化を起こすのは、溶け込めてから。それからでも遅くないと自分に言い聞かせる。

ネガティブなコメントに聞こえるかもしれないが、いつも現場に近い所に身を置き、目線をあわせる努力(実際は自然に出来ていると思っている)している自分としては、「現場がマネジメント層にいちばん求めているのは、スピード感を持って現場のリクエストに応えてくれること」は、発言するまでもなく自然に出来なくては行けない事だと思っている。ネガティブどころか共感を憶える言葉だ。

いずれにしても、これからは自分自身も改革路線派の印象はあまり植え付けず、これを全面に打ち出して行こうと思った。

profile_kutaragi_2.jpg

(挿入した2つの写真には、大意は全くない。革新・改革のイメージとして使わせていただいた)

ではでは。

[1]ミスターミニット、29歳落下傘社長の現場魂
   トップダウンの理念より、現場からのアクション』東洋経済オンライン
   http://toyokeizai.net/articles/-/43370

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