企業の『ミッション・ビジョン・バリュー』と『論語』との共通点[論語] [書籍・雑誌]

今週は、ほんとどうでも良い事考えて過ごしている。なんか幸せ。(29日は、祝日とはいえ早朝まで仕事してたがW)

ってことはどうでも良くて、企業理念とか、ミッション・ビジョン・バリューというものに関して今一度その意義と背景などに関して考察してみたい。有名なのが、ジョンソン&ジョンソンのクレド。とよばれるもの。

我が信条(Our Credo)

ジョンソン・エンド・ジョンソンのたゆまない歩みの礎となり、絶えず適切な方向へと導く源泉となってきたものが、ジョンソン・エンド・ジョンソンのコア・ バリューである「我が信条(Our Credo)」です。ジョンソン・エンド・ジョンソンの企業理念・倫理規定として、世界に広がるグループ各社・社員一人ひとりに確実に受け継がれており、各国のファミリー企業において事業運営の中核となっています。[1]

スクリーンショット(2014-04-30 6.42.15).png[1]

 [1]

 クレドそのものの内容や位置づけなどがおおくの企業のお手本になっているだけあって素晴らしい!

多くの従業員が向かうべき方向性、心構えを示すことで組織としての能力、効率を最大化するための手法として存在している。

が、この企業理念というもの、創業当初から皆もっているかというとそうでもない事が大半のようである。一つの目安は、従業員が100名を超えた頃、経営者の伝えたい事が伝わりにくくなる規模を超えたころに経営者が危機感を憶えて作る、(ザッポス)[2]もしくは、常に先頭にたち行き先を照らして来た創業者が引退してよりどころになるものが無くなった際にその羅針盤として2代目以降が作る。(キューピー、トヨタ、三菱など)[3]というのが一般的だと思っている。

 そして、後者が実際は多いのではないか。というのが僕の印象。そういえば、いま最高にを持っている『論語』の成り立ちも同じ。孔子が亡くなったあとに、弟子たちの間で孔子の教えを流布する際に弟子たちの間で生じていた齟齬を是正するためにも一本化しなくてはならないと感じ、孔子の教えをまとめたものがかくいう『論語』である。
 加えて、論語の場合は不遇の時期もあったという。秦の始皇帝の頃には、儒教は排訴された。民間にある医薬と農業以外のあらゆる書が焼き捨てられ、数百名の儒学者が坑に埋められて殺された(焚書坑儒)。
 孔子の一族は危機を察知して『論語』の原本を早々に家の土壁に塗り込めたお陰で、なんとか難を逃れたそうだ。その後、孔子の教えは、漢の時代には儒教として国教化された。『論語』は、聖典として扱われる事になった。そうだ。[4]

[1]Johnson and Johnson HP より引用
https://www.jnj.co.jp/group/credo/index.html?nv=foot

[2]

ザッポスの奇跡(改訂版)~アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略~

ザッポスの奇跡(改訂版)~アマゾンが屈した史上最強の新経営戦略~

  • 作者: 石塚 しのぶ
  • 出版社/メーカー: 廣済堂出版
  • 発売日: 2010/12/21
  • メディア: 単行本



[3]”組織の落とし穴“と“企業の理念の大切さ”  1組織150人まで(ダンパー数) [よもやま話]
http://mike-shimada.blog.so-net.ne.jp/2010-04-06

[4]




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