『自分のお陰』と思わせたがっているようだと、二流以下。 [書籍・雑誌]

 これもまた、本を読んでいて受けた刺激。甲野善紀、名越康文(共著)『薄氷の踏み方 時代に塗り込まれないために』[1]

これから触れる内容に関しては、ひとそれぞれ違った示唆を得る事になる。と思うが、僕の場合は自分の嫌な部分、自己顕示欲と嫉妬がハイライトされた気分で複雑な心境だった。

『今はみんな「自分のお陰だろう」と、とかく恩を着せたがって、自分を売り込みたがります。でも、それは最善ではありませんよね。次善でもないかもしれない。「老子」には、似たような話で最善の王は、民が、名のみ知っていてそのn存在を意識しない王、次は慕われる王、次は恐れられる王、次は軽蔑される王とありますが、自分を売り込みたがるのは、三番目か、四番目でしょう。とにかく結果として、相手があたかも一人で思いついたかのように影響を与えるのが最善の指導形態でしょう。』[1]

だとすると、僕は最低。
これ以上書くと自分が嫌になる。人間ポイといえば聞こえがいいが、まだまだ小さい。。。。
だただた自省。。

古武術研究家(*)の甲野善紀さんが様々な分野の方々[2]との対談形式の本をだされているが、大いにハマっている。ハシゴ読みをしてしまいそうな勢い。
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ではでは。

(*)決して古武道家ではない。強さを競うのが甲野さんの本質ではなく、動き、思想を探求する研究家であることがポイント。だから甲野さんの話は、示唆に富む。様々な業種、業界のひとにも響くのだ。

[1]

薄氷の踏み方 時代に塗りこめられないために

薄氷の踏み方 時代に塗りこめられないために

  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2008/11/22
  • メディア: Kindle版



[2]

賢い身体 バカな身体

賢い身体 バカな身体

  • 作者: 桜井 章一
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2008/02/15
  • メディア: 単行本





響きあう脳と身体 (木星叢書)

響きあう脳と身体 (木星叢書)

  • 作者: 甲野善紀
  • 出版社/メーカー: バジリコ
  • 発売日: 2008/10/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



自分の頭と身体で考える (PHP文庫)

自分の頭と身体で考える (PHP文庫)

  • 作者: 養老 孟司
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 文庫



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