強い自我は、人を枯らす(『仕事力』朝日新聞から) [新聞]

今日も、『仕事力』朝日新聞からの抜粋。

文化は、仕事の燃料である。福原義春さん(資生堂)
『強い自我は、人を枯らす』
 こだわりによって狭くなる世界
 人はつい、こうでなければならないという枠にとらわれる。懸命にひとつのことに打ち込んできたり、成功体験を積んでくると、その思いはいっそう強くなるようです。それは一見すると正しい信念のようにも思えますが、本当にそうでしょうか。別の見方をするれば、こだわりを持つ人は、他の新しいやわらかい考え方を受け入れられないということでもある。すると新鮮な知識や情報という栄養が入ってこなくなって、結局立ち枯れていくのです。花や木と同じように、私たちは今日の栄養を得るために地下に根を広げなくてはならない。強すぎる自我にとらわれるのは、草や木の根が切れた状態なのです。[1]

ゆらぎぐ、とらわれる。 この状態は、スポーツなどでも禁物だといわれる。集中力をたかめ常に高いパフォーマンスを出す為には、とらわれてはいけない。一つ一つの結果にたいして、とらわれているとそれが気になって、今、目の前に起きている事に集中できなくなるからだと言われている。ゆらがない、とらわれない そういう集中(フローに入る)達人としては、イチローや羽生名人が挙げられている。彼らは、単純に集中力が高いだけではなく、つねに進化をしている点でも共通している。[2]

[1]朝日新聞『朝日求人』欄2003年3月〜2005年5月 P57〜P71

[2]辻秀一(著)『ゾーンに入る技術』
[3]辻秀一(著)『「第二の脳」のつくり方』


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