目的達成意識が低い。低かった自分に反省。これからは、会社(一企業)を変える。という視点ではなく、世界を変える。という視点で取り組みたい。そのために必要であれば場も変えよう。というのが品川女子学院 漆 紫穂子さんの講演を聞いたボクなりの結論。 [講義・授業]

ビジネススクールに通ってた頃に授業としてとっていた大隈塾 ネクストリーダープログラムの聴講に誘ってもらえたので参加した。2013年12月4日(水)当日は、以前から気になっていた人のひとり、品川女学院 漆 紫穂子校長の講話だった。

学校を劇的に変えた事例として有名だが、組織、起業を変えるヒントになるはず。という期待をまったく裏切らない内容。得るものが多かった。60分強の物語り調の語り口にも飽きることなかった。自分とは異なるプレゼンすたいるからも気づきをもらえた。

心のスイッチが入れば組織は変わる
〜改革に学ぶリーダーシップ〜
品川女子学院 漆 紫穂子校長
@早稲田大学 大隈塾 ネクストリーダープログラム
2013年12月4日(水)19時〜20時30分@早稲田大学 早稲田キャンパス11号館

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漆さんの話は、タクティクス満載という印象。実践で培われた知恵が満載。
すごい。と感心してばかりもいられないのですが凄いと思いました。

経営学書、経営学者、リーダーシップ論者たちが、体系的にまとめた組織改革の話を試したというよりは、自分の試みがそのまま組織改革論として見事に成立している。そんな内容だった。

お題は、『心のスイッチが入れば組織は変わる』〜改革に学ぶリーダーシップ〜  無名校から有名人気女子学校に7年間の改革の末実現させた話。

瀕死の状態だった品川女学院を受け継ぎ、人気注目校に変えた。なにせ、学年によっては5人しか学生がいなかった。偏差値?計測不可能だったというのだから想像を超えている。(偏差値は、志願者がいて始めて計算できる。志願者が模試などを受験したさいに志望している学生たちの実力から算出するが、入学希望者がほとんどいなかった。志望校として名前を上げてもらえなかった学校だった当時はそういう状況だったということらしい。)

学校改革事例の多くは、女子高、男子校を共学にした。とか、先生を総入れ替え。などの手段がほとんどだが、品川女学院の場合は、共学化でもなく、先生の入れ替えも一切行わずに改革を成功させた数少ない事例とのことである。

 その改革、変革を体現 してきた中で会得した知恵の数々を披露してもらった。企業の変革となんら違いは無い。 今更ながら自分自身の行動の仕方、進め方の課題点を指摘されたように感じた。 (自分に照らし合わせて、今からでも間に合うだろうか。。。いや、無理だろう。誰かに託すしかない。というのが率直な感想ではある。人に嫌われてしまってはダメだからである。僕の場合は、嫌われようが何しようが言うべきことはハッキリ、分かり易くストレートに伝えてきた。悪者と言われても構わないと思って行動してきた。だが、大事なのは目的を達成すること。嫌われてしまっては目的は達成しない。のであればそれは大間違い。同じ組織のなかで一旦嫌われてしまっては、いまさら機能出来ないだろう。誰かに託すか、まったく違う組織(企業・起業)を目指すしかないのだろう。その際にもうひとつ大事なのは、会社(一企業)を変える。という視点ではなく、世界を変える。という視点が大事になるのも間違いない。そういう視点をもてていれば、こういう過ちも犯さなかったのだろう。)

ここまでの理解が出来るようになるのにボクの場合は時間がかかりすぎた。漆さんの講話だけではなく、先日参加させもらった実験『大人は若者から何をまなべるのか』 フォロワーシップ・ラボ主催セミナー〜Tehu, 税所篤快, 安部敏樹から紐解く若者の意思と力〜、そして先日参加した、若者たちとの秘密の徹夜合宿などからの影響もありようやくたどりつけたようにも思う。

【刺さった言葉】
・弱みが強み
 できないことをやっている人を見ていて助けてくれる人がいる。ひとり、ひとり作戦で仲間を作る。

・優先順位よりもスピード
 少人数だとみんなのコミットのレベルが違う。小さいことだと始めやすい。修正が効く。  結果が目に見える。ちっちゃくて目に見えることをやる。自分だけ外の空気を吸い続けると孤立する。  外の情報を吸収する時は、仲間と一緒に

・人が動かない理由
 見ているものが私と違った。私は、ゴールを見ていた。周りはプロセスとリスクを見ていた。  このバリアを取り去ること。同じ画をみてもらうことが大切。

・目標は伝わらない!
 組織の目標は個人の目標になりにくい。クレドなど。
 ←これを前提に考えないとイケナインデスヨネ。

・人は変えられない、管理できない
 本人が困る。差し迫らないと動かない。やりたい人は管理する必要がない。ズルする人がいても良い。と腹をくくる。管理しない!

・次世代を育てる
 ①任せる(丸なげ)”新しい事を言う人は、リスクとってでもやろうとしている。見ないでOK出す。
 ②短所は長所) ・立ち話をする。
   会議では伝わらなくてもタバコ部屋なら伝わる。会議で反対するひともインフォーマルな場だとOKする

・起業*女性(女性は、日本の含み資産)この掛け算がレバレッジを生む。
 それが”28プロジェクト”を  やっている背景。女性にとって28歳までの生き方がどれだけ大事か。ひいては日本のために重要なことだと考えている。(なるほど。女子中高校に拘っている背景の一つもここにあり。なんですね。)

  ・嫌われたらダメ  
 目的達成意識が高ければ、当然のこと。
←これなんですよね〜っ。完全にこの視点が僕には抜けていた。正しい奴が正義。それしか頭になかった。。。

目的達成意識が低い。低かった自分に反省。これからは、会社(一企業)を変える。という視点ではなく、世界を変える。という視点で取り組みたい。そのために必要であれば場も変えよう。というのが結論。

決して自分のこれからの人生を消化試合にはしない!
https://www.facebook.com/mitsuhiro.shimada/media_set?set=a.690871027613948.1073742204.100000731710716&type=1

ではでは。

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