天外 伺朗さんの著書、TED。そして、新たな仲間たちがその議論に参加してくれている。これら全てが シンクロニシティ(共時性)だと信じたい。 [インターネット]

自分なりの課題意識があり、社内で毎月一度勉強会と称して寺子屋活動をしている。海外から戻って来て以来続けて4年になろうとしている。今月で第45回目の開催。自分でも良く続いていると感心する。テーマは、マーケティング。目的?マーケティング力をいろんな人が持つ、強化して会社を強くする。と大上段に構えている割には、寺子屋規模というのが僕らしい。

スクリーンショット(2013-10-25 5.17.26).pnghttp://www.tedxtokyo.com/tedxtokyo-2011/program/shiro-tenge/

勉強会を始めたキッカケは、何も無い所から始めたわけでもなんでもなく、海外赴任していた際に大先輩(上司)が社員全員に対してマーケティング勉強会を開催していたのに刺激を受けていたのが大きい。自分で主宰するという発想ではなく、日本のオフィスでも同じような活動があればいいな。必要だな。と感じて始めた。(始めるのにあたり、その大先輩からも都度アドバイスや、資料を頂いている。)

取り上げるテーマは、マーケティングから徐々に範囲を広め、マネジメントや自己啓発方法などに及び始めている。主宰者である自分のそのときの興味がその月の議題に出来てしまうのも寺子屋形式だから成り立ってしまうのだろう。

元々の目的意識と、集まってくれている仲間たちの興味も詰まる所、”会社を強くする”という一点に集約されているのを感じる。大企業病化している体質からベンチャー体質だったころの”熱い集団”にするにはどうすれば良いのか。このテーマが僕らの中では、ホットだ。イノベーションを起こせなくなっが企業がイノベーション力を取り戻すにはどうしたら良いか。それを一般論ではなく、自分たちの会社としてどうすれば良いのか。そんな議論で今月も盛り上がった。

議論を深めて行くためのネタを毎回提供しているのだが、その中で出会ったのがこのTED(天外 伺朗さん(土井 利忠さん))。[1]昔は、会社から毎年TEDに人を送っていた。という事実を知ったのと、天外さんとチクセント・ミハイ氏との出会いのキッカケをつくったのがTEDだったというのを聴いて驚いた。(彼の著書や、HBRなどの記事で天外さんがチクセント・ミハイ、フロー理論との出会いに関して語られていたがそのキッカケがTEDだったというのは記載が無かった。)

天外さんが著書[2][3]などで語っているのは。経済学などは、人間は合理的な生き物、判断、行動をする。という前提に基づいて様々な理論、議論がされているが、そもそも非合理な行動をする生き物である。それが何故か。そしてどのように実際は振る舞うのか。心理学、脳科学、哲学を交えながら壮大な歴史観や宇宙観で語っている。その背景にあるのが、井深大さんのあとを継ぐ。という意識にあるそうだ。

伝説のWork Station (NEWS)の開発や、CDの開発、そしてAIBOの開発などを実現、成功させてきた人、実際にイノベーションを起こして来た人、土井 利忠さん。その人がその体験を敷衍化しようとチャレンジし続けていることそのものが素晴らしい。

偶然には必然性が伴う。というシンクロニシティ(共時性)を天外は都度口にされる。成功した時にはかならず多くのシンクロシティを感じると主張しているが、天外さんとチクセント・ミハイ(フロー理論)との出会いがシンクロニシティであれば、僕が天外さんの著書や、動画に遭遇していること、そしてそれを語り合う仲間と集っている事もシンクロニシティなのだと信じたい。

ちなみに、[2]天外 伺朗 (著) 『マネジメント革命 -「燃える集団」をつくる日本式「徳」の経営 』に出会うキッカケを作ってくれたのは、[3]天外 伺朗 (著) 『人材は「不良社員」からさがせ -奇跡を生む「燃える集団」の秘密』を紹介してくれたのは、辻野晃一郎さん。ビジネススクールの授業で何冊か僕らに紹介してくれた本の一つ。彼の紹介してくれた本からは大いに影響を受けた。
そして、心理学、脳科学 面からのアプローチは、僕がこれまたハマっているひとり、枝川義邦さんの経営と脳科学(ビジネススクールの授業)での気付きとシンクロしている。

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これら全てが偶然からくる必然性。シンクロニシティなのだと信じたい。

ではでは。



[1]発明家、医療に関する開拓者、経営教育家 天外 伺朗 http://www.tedxtokyo.com/tedxtokyo-2011/program/shiro-tenge/

[2]天外 伺朗 (著) 『マネジメント革命 -「燃える集団」をつくる日本式「徳」の経営 』(講談社プラスアルファ文庫)

マネジメント革命 -「燃える集団」をつくる日本式「徳」の経営 (講談社プラスアルファ文庫)

マネジメント革命 -「燃える集団」をつくる日本式「徳」の経営 (講談社プラスアルファ文庫)

  • 作者: 天外 伺朗
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/03/22
  • メディア: 文庫



[3]天外 伺朗 (著) 『人材は「不良社員」からさがせ -奇跡を生む「燃える集団」の秘密』 (講談社プラスアルファ文庫)

人材は「不良社員」からさがせ -奇跡を生む「燃える集団」の秘密 (講談社プラスアルファ文庫)

人材は「不良社員」からさがせ -奇跡を生む「燃える集団」の秘密 (講談社プラスアルファ文庫)

  • 作者: 天外 伺朗
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/10/21
  • メディア: 文庫



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