「外城制度」か。なるほど、島津家に学べ!(出張先でたまたま観たテレビ)これは大いに有りだ。盛田さんが唱えたグローカライゼーションを想起させられた。 [テレビ・ラジオ]

海外出張先でも、日本のTV番組が観れるといいうのはやはり便利だ。ホテルに帰ってとりあえずテレビをつけたらBS NHKの番組で「島津家700年」をやっていた。

 薩摩藩が当時においても特徴ある藩だった。という文脈。たとえば、「外城制度(げじょうせいど)」。普通の藩ならば城下町に武士たちを住まわせるのが世の習いだった頃に、多くの城を残してそこに武士たちを住まわせた。それによって薩摩藩領地全体に武士の気風を広め続けることが出来た。同時に、薩摩藩は示現流のような荒々しい気風をそなえている。それが全領域に広がったということだ。

 グローバル戦略を考える上でも、この薩摩藩がとった戦略は、参考にできるように思う。グローバル化だからといって、アップルのような中央集権だけが戦略ではないはず。外城制度にみるような、グローカラゼイションも決してわすれてはならない。もちろん、各々のサテライト都市(国)がオーナーシップ、DNAを持ち合わせていることが重要。

 ソニーは、様々な意味で原点回帰を急がねばならないと常常思っている。ベンチャー精神を取り戻すこと。現場の活力に重きをおくグローカライゼイションによるグローバル戦略をさらに磨きをかける。この2本立てで復活の道がひらけるように思う。

ビジョナリーの島津斉彬にたいして、
卒兵上京を行った弟島津久光こそ行動する藩主。そしてそれについていった西郷隆盛、大久保利通ら。かれらの当時の非常識が時代を大きく変えた。まさにイノベーター。いくつもの偶然と必然性が結果に結びついた結果が明治維新であり近代化の道。

Mission Vison Valueを徹底周知しながら、グローカライゼイションを推し進めて、輝かしいブランドに復活。といきたいところだ。

ではでは。
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