自社製品にまつわるバリューチェイン全てを動画コンテンツにして社員全員に共有する。一体感が生まれる筈だ。優れたサービス企業(ヤマト運輸、オリエンタルランドなど)はこれをやっている(筈) [テレビ・ラジオ]

NHK こども向け番組シャキーン。
子供も大人も同じだとツクヅクおもった。

他の人をどれだけ理解できるか、敬えるか。それだけの事なのかもしれない。
組織が大きくなるとそれが疎かになる。
子供番組だからといって決して侮れない。それどころかシンプルに本質が表現されている。と考えた方がよさそうだ。

 子供が嫌いな食べ物などをフィーチャーして、その食べ物が自分の所に届くまでいかに多くの人たちが苦労してくれているかをスライドショーと実名を使って紹介する。そんな内容。そんな目に見えないところでの多くの人たちの苦労と努力を目にして子供は気づく。そうっか、そんなに多くの人の手間ひまの結果、自分のところに届いているんだ。と思った瞬間感謝し、その食べ物を美味しく感じるようになる。というストーリーだ。

ヤマト運輸さんの社員向けビデオを思い出した。ひょんなキッカケで2度視聴する機会があった。(一度目は、ヤマト運輸さんがセミナーで講演されたとき。もう一回は、ビジネススクールの授業で)ドライバーの皆さんが配達業務を遂行してきたなかで印象深かったことを数行のコメントにしたものをスライドショー化しビデオにまとめたもの。2度観て2度とも泣いた。僕自身が熱いものを感じて泣いてしまった。社員ならもっと熱くなれるだろう。

自社製品のサプライチェイン(材料購入から製造、販売。お客様の手に渡るまでを)全てをつぶさに表現したビデオを作るべきかもしれない。

三枝匡さんらがよく表現する、”創るー作るー売る”の企業連鎖の一体化を進めなくては行けないと思う。[3]そのための仕組み化の一つとしての教育、啓発、そして情熱醸成としてビデオは有効だと思うのだ。
日本企業が不振に喘いでいる大きな背景は、大企業が機能別組織重視により組織肥大化していることにより機能不全になっている。
 機能基軸での組織は、一見効率が良いよいうにみえるが機能しづらいので結果としては、絵に書いた餅になりやすい。という認識があまりない。敢えて知らない振りをしている?とさえ思われる節がある。(だってこの方がみんな楽ですから。)そこからメスを入れ始めないといけない気がする。

ではでは。




[1]NHK HP シャキーン! キッズワールド
http://www.nhk.or.jp/kids/program/shakiin.html

[2]YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=h3vhaCEISyM

[3]三枝匡(著)(2006)”V字回復の経営”(日経ビジネス人文庫)

V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫)

V字回復の経営―2年で会社を変えられますか (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: 三枝 匡
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 文庫



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