『大人げない大人になれ!』 成毛眞さん。おかげさまでどこに原点回帰すべきかが見えました。 [講演会・セミナー]

先日、慶應MCCの夕学五十講で成毛眞さんの講演を聴いた。
ネットなどを通じて、興味深くコメントを拝読させてもらっていたのだが、成毛さんの話術の凄さが半端なかった。殆ど落語家。講演のなかでは、パワーポントを使いながらビジュアルと話術で聴衆を魅了。一スライド必ず笑いを取っていた。グっとさせつつも笑いをとるというは中々難しい。

 ご本人は、早稲田大学のビジネススクールで非常勤講師も勤めているのだが、成毛さん曰く、僕の授業では、学生にプレゼンで笑いを取れるようになってもらう。内容よりも笑い。笑いがとれてなんぼ。実際企業内のプレゼンテーションでも、内容がいけてなくても、笑いがとれた御陰でその仕事が進む。その逆もありで、内容はいけているのだけど、笑いがなくそれ以降の実効性が上がらない。というのが成毛さんのポイントだそうだ。確かに、僕もそう思う。(秋の成毛さんの授業が楽しみだ。僕にとっては、論文片手に受講する数少ない授業の一つになるだろう。)

その成毛さんの講演会に行ったキッカケでこの本を購入した。
『大人げない大人になれ!』え~っ、と思うようなタイトル。正直、講演会に行ってなかったらこの本を買うことは無かったと思う。(で、今回は講演会でネットで購入。もちろんサインも頂きました。)


大人げない大人になれ!

大人げない大人になれ!

  • 作者: 成毛 眞
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/11/20
  • メディア: 単行本



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 何事もモチベーションが大切、それを生み出すのは自分らしさを貫くこと。決して我慢しない。。好きな事に没頭すること。
それって子供じゃない。そう、大人になろうとするから人生楽しめないし、はかばかしい結果が出せない。
 成功している事業家や、ノーベル賞受賞者そして、成毛さん自身を例に子供のまま大人になった人たち、大人げない大人たちの逸話を披露してくれている。

 そこで大変なことに気づかされた。これは単純に表現上の問題なのだろうが、その言葉に気づいたことでハッとさせられたのだ。
我が社も色々、世の中をあっと言わせるものを出してきた。その当時の経営者、マネジメントの面々は、サラリーマンとは思えない社会性を欠いた人が殆どだった。(少なくとも僕にはそういう印象が強い。)これを単純に普通の会社とは違うタイプの社員が多い。だから活気があって凄いユニークな商品が出てくるんだ。と表現していた。だが、この本と出会って分かった。よりグサッと言い当てた表現が”大人げない大人たち”の会社。ということに気付けた。

元気のない状態が続いて、グっとくる製品の数が減って久しいのだが、特に経営陣、マネジメントが”大人”になっている。ことに気付く。なんだ、彼らを”大人げない大人たち”にする。もしくは、そういう人間と入れ替えればいいんだ。と理解できた。
捉え方の軸がちょっと連れていたことでこの考えに到達できていなかった事に気づかさせてくれた。大感謝。
我が社の原点回帰の本質もこれで見えた!

大したことじゃない、とお思いの方も多そうだが、本気で会社を変えたい。と思っている僕には大きな気付き。大いに感謝したい。感謝したい。

多くの才能ある社員たちを活かすヒントがここにある。そう思わせてくれる本。そして講演会だった。

ではでは。
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