通信販売が伸びている理由(わけ)。 [機内番組]

先日、ラジオ販売の女王の話をして多少話が前後してしまうが通信販売業界そのものに関して述べてみたい。
通信販売が伸びている理由はなにか?宮島和美さんらのコメントを引用すると、

①社会の仕組みや環境
(高齢化、デフレ)
②インフラの整備
(インターネットの普及)

これらが合致した為。ということらしい。加えて、ビジネス規模が大きくなったことで店主とお客様との距離が離れてお客様にたいしてOne to One Marketingが難しくなっているのが昨今だが、通信販売では顧客の属性や購入履歴などを把握でき、電話などのやりとりのなかで家族構成やペットを飼っていることなどのライフスタイル全般を把握することも可能。その強みをITの発達などと合わせて活用出来るようになってきたことも大きい。ということだ。
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また、ジャパネットたかたによると彼らの販路別売上構成は、テレビ20%、カタログチラシが40%、ネット30%、その他(ラジオなど)10%というものだそうだ。ジャパネットといえばテレビ販売。と安直に考えがちだがかなり手広くバランス良く商売をしていることになる。
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それにしても高田社長、消費者の心理と放送媒体の特性を熟知されている。テレビ販売での生放送を増やしていく発想、着眼点などは恐れ入った。
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ムトウの販売が予想以上にインターネット販売比率がたかくなっていることに驚いた半面、ムトウがカタログに対しての思い入れと役割を理解していることに感心した。このグラフをみたら、カタログやめてもいいかな。と思ってしまいそうなところをカタログがるからインターネットビジネスがWorkしている。と結論付けている。現在210億円の売り上げがカタログやめたら50億円に激減するはずだ。と観ているところがまたいい。
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今後は、国境を越えた流通がいままで以上に活発になっていくことも想像にかたくない。ますますチャイナパワーがさく裂しそうな気配を感じる。

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そのなかで日本は、どう対応していくかだが、サービス業主体の世の中になればなるほど、日本基準がじつは凄くアドバンテージになるはずだ。というのは興味深い。日本人にとって当たり前のことが他のくにでは、感謝されたり場合によっては感動を生むことすらあると。

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たしかに小売業の性格を考えると何でもかんでも中抜きになって顧客がブランドと直接取引するなどの行為がMajorになるとも思えないが、大きな一つの潮流になることは間違いないのではなかろうか。

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閉塞感にさいなまれているどころか、やはり21世紀は日本にとって飛躍できるチャンスの時代なのではないだろうか。それに気付くかどうかだけがポイント。そもそもExecusion力のある国民日本人。あとは実行あるのみ。だおとあらためて思うのだ。


ではでは。


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