アメリカ発経済学の限界。中谷巌さん [よもやま話]

中谷巌さんの講演を聞いて記事にされた方のブログを読んだ。

必要だから買う(実需)のではなく、儲かるor儲かりそうだから買う。実態価値とは無関係に需要が生まれ、価格が形成され、売れるから供給が加速する。それがグローバリズムと結びつくことで、政府の規制や社会制度を越えて、世界中に広がる。
やがてそれがバブルとなり、必然として崩壊する。バブルの規模はどんどん大きくなり、はじけた時の衝撃は甚大となる。100年に一度の危機はこうして起きた。

なるほど、分かりやすい表現だ。

ただ、アメリカ企業や投資家、顧客がすべてそのような考えに基づいて動いているかというとそうではなさそうだ。APPLEや、Zappos、Disneyなどを観ていると日本企業以上に徹底してお金以外のなにかにこだわった姿勢がみえてくる。幾度となく業務上、USの社内関係者と話をして心が折れそうになった経験をしているが、とくにZapposなどの事例をみるにつけ自分の視点を広く持つ必要性を感じる。

Zapposがいかに凄い会社か。どれほど僕の気持ちを揺さぶってくれるか。に関しては、また後日述べてみたい。Common Goodを追い求める企業しかこれからは残れないのかもしれない。

ではでは。
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