青臭い企業だけが成功する時代。賢慮(フロネシス) 紺野登 [講演会・セミナー]

紺野登先生の名前を見つけて多摩大学大学院の模擬授業に参加した。多摩大学大学院に興味があることもあったが、何となく記憶に残っていたどこかで見かけた先生の名前が気になって聴講を希望した。

ラッキーだった。いい授業だ。やはりいろんな人の話を聞く機会を持っているのはいい事だ。

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「再現性が無いのが経営学」

「日本企業の最近の傾向として、自分で現地、現場に行かず、調査会社に任せぱなし。」反して、インドのゴデレジなどは、リサーチに自ら出向いて魂のこもった会話が出来ている。事例としては、カスタマー調査(インタビュー)した場合、その訪問先の人の名前を覚えているくらいだそうだ。頭がいいとか悪いとかの話ではなく、現場に自分で出向いているか否かの違い対比を言っている。)

「最近の会社の中を見渡すと。。。。」
2タイプの人に分けられる。

傍観者タイプ:勉強はものすごくしている。でも何もしない人。

業務頑張っているタイプ:現場でひたすら腕まくりしてものすごく頑張っている。でも勉強していない。

→この2つのタイプの真ん中を狙うのがよいのでは。
勉強をして頭でっかちになるのでは意味がない。しかしながら、現場、現場一辺倒だと日常業務に忙殺されて埋没されてしまう。実践も体系的なものにできるのではないか。

経営においては、「実践」がカギになっている。それは戦略を実行するということではなく、知を創り価値を提供するプロセスそのものである。実践することは、単なる現場主義ではない。

■理論から実践へ vs 実践的論理的実践。

”理論から実践へ”は、理論と実践を分けて考えていた。「私、戦略創る人。あなた実践する人。」これではうまく進まない。
”実践的論理的実践”は、理念の共有がベースにあり、その理念に基づく知識創造活用の実践をおこなう。
昔の日本は、実践的論理的実践が強かった。。。。


美徳の経営

美徳の経営

  • 作者: 野中 郁次郎
  • 出版社/メーカー: NTT出版
  • 発売日: 2007/05
  • メディア: 単行本



「分析的思考の方法論の限界」と「実践的思考の方法論の要請」

 結局は顧客•現場からの思考。 個別現場の現実が飛躍的演繹法。

•グランドセオリーの適用(上から下へ。ロジカルシンキング)ではなく、帰納法的(下から上へ)にその場に有効なモデルや理論を生み出して適用する。

•現場の問題を起点にする「理論。」
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コメント 1

某ドカタ


Hしてお金もらえるって最高だな!!!!
ぶっちゃけテキトーにやっても月30万越えとか余裕だし(笑)

もう仕事辞めて、これ一本で食ってくわ!!!!(* ̄ー ̄)v
http://kna-enz.fukushima.coresy.net/kna-enz/
by 某ドカタ (2011-04-02 08:22) 

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