偶然ですが、たて続けに自己啓発本を2冊を読みました。 [書籍・雑誌]

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ここ最近、マーケティング系の本それも専門書よりのものを読む事が多かったのですが自己啓発系を読みました。友人とも本に関して話す事が多いのですが「本との出会いも縁だよね。」なにが切っ掛けで手にするか分からないし、手にとったとしても読むかどうかは分からない。そういう事もあってこれいいな。この人に薦めたらいいかも。と思ったらその本を紹介するようにしています。
テレビで桑田さんが少年野球の監督をやっているシーンが出ていてそこでの発言や、振る舞いを観ていて大変感心して、彼の事が気になっていました。考える野球を少年に指導するという点でまず感心したのですが、野球が上手になるように指導している以上に人としての躾みたいな部分を大切にして少年たちと接している様子に心を奪われました。

心の野球―超効率的努力のススメ

心の野球―超効率的努力のススメ

  • 作者: 桑田 真澄
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/06
  • メディア: 単行本



以前は、桑田真澄という選手がハッキリいって好きではなかったです。目に見えて闘志あふれる選手、マスコミに対しての発言、アピールが上手な選手、ルックスがいいプレーヤーに目がいく方なので(おそらく大多数の方が僕と同じだと思いますが。)どうも、印象よくなかったのです。
ただ、今回この本を読んで、彼の野球に対しての真摯な考え方や、謙虚な態度というのが彼の偉業と密接につながっている。彼自身はそう考えて取り組んでいる。ということを知り桑田真澄さんを見る目が大きく変わりました。
これも、偶然が重なっただけなのですが(HRインスティテュート代表取締役の野口吉昭さんの紹介で)「原因と結果の法則」ジェームス・アレン著を略、同時進行で読んでいました。桑田さんの本と言っている事は酷似していました。こちらの本は、デール・カーネギー、オグ・マンディーノなど、現代成功哲学の祖たちが、もっとも影響を受けた伝説のバイブル『AS A MAN THINKETH』。聖書に次いで一世紀以上ものあいだ多くの人々に読まれつづけている、驚異的な超ロング・ベストセラーらしく、普遍的な記述です。一方桑田さんの本は、実際的かつ桑田さんの体験談を引用して書いてあって肉筆っぽい仕上がりです。(本の構成を見て感じましたが察するに桑田さん自身もこの原因と結果の法則に影響されたのでは?すくなくとも桑田さんの本を制作した出版社の方は影響されていると推察します。これはいい事だと思いますよ。)

「現実がままならないのは、すべて悪しき思いによるもので、環境のせいではないと説く。結果としての成功も失敗も、その原因は必ず人間の心の奥底にある支配的な思いにある。」そうです。
ちょっと自分自身を見直すときなのかもしれません。

桑田真澄さんの言葉を幾つか紹介します。

「原因があって結果がある。サボったらサボっただけの結果しか出ない。野球に携わる人の全てが、スポーツマンシップを意識したい。」(「原因と結果の法則」との共通性を感じた切っ掛けがこの言葉です。ここだけでなく全体を通じて共通性を感じました。成功、成果を出しているかたの共通の認識なんでしょうね。)

「プロ野球は弱肉強食の世界だからこそ、勝利至上主義ではいけない。ビジネスの世界だからこそ、金銭至上主義ではいけない。勝ったとしても、きちんとしたプロセスを経ていなければ価値がない。たとえ負けたとしても、大事なのはそこからどうやって起き上がれるかだ。」

「努力は、量でなく質である。短時間で効率的、合理的に積み重ねてこそ成果がある。そして「表の努力」と「裏の努力」を両立できてこそ、努力は報われる。」

まずは、部屋の掃除、机の上の整理から初めて見ようと思います。僕の場合は、こういうところ、つまり「裏の努力」に課題がありそうですから。


「原因」と「結果」の法則

「原因」と「結果」の法則

  • 作者: ジェームズ アレン
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2003/04
  • メディア: 単行本



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