ドミナント式という戦略に関して [よもやま話]
今年のGWは、久しぶりに思う存分帰省出来た。話の流れが続かなくなるので言っておくと実家は富山県高岡市にある。そこでの話。
昨年末にも帰省して”おやっ”と思っていた事がある。コンビニに関して発見があった。以前聞いた事があるのだが、セブンイレブンは、富山、石川、福井の北陸３県には、出店していない。しない。とまで聞いていたのだが、09年年末に帰省した際にセブンイレブンを富山で発見したのだ。北陸で出店しない理由の一つは、北陸人の財布の紐の固さにあるとそのとき聞いた。確かに日常は、質素だと思う。別にそんなに所得水準が低い訳でもないようだが、華美な生活を良しとしない風潮がある。反面、冠婚葬祭に関しては名古屋に負けず劣らず派手な振る舞いをする気質であることも間違いない。コンビニという多少割高感のある業種がビジネスをエンジョイするには、不向きな土地柄故、利益率重視のセブンイレブンは北陸を敬遠していた。反面、全国に店舗を広げて日本国全体での売り上げ、露出度でセブンに勝ちたいと考えていたローソンは、北陸にも積極出店を続けていたと言う説。おそらく正しいと思う。
で、なぜ、今になってセブンイレブンが北陸に出店し始めたかだが、まずやはり売り上げが欲しい。ご存知のように以前は、右肩あがりだったコンビニエンスストアの売り上げも下降気味。さすがのセブンも出展数をのばして売り上げを確保する戦法に出たと思われる。１店舗あたりの売り上げが下がっているのであれば、全体として売り上げを回復させるには店舗数を増やさざるを得ないというところ。
今回新聞記事になっていたのでデータが入手出来たが、その記事によると（多少先ほどのセブンイレブンが北陸に出店しなかった理由の説明と矛盾がある話になるが）富山県は、対人口比では全国で８番目にコンビニエンスストアが多い県だそうだ。そこにセブンイレブンが割って入ろうというのだからこれはかなりの地殻変動が起こると想像出来る。実際、セブンイレブンが09年１月から富山に出店開始したことによって、地元資本のコンビニエンスストアのかなりが閉店に追い込まれたとの事。
目下、ローソン、ファミマに水を空けられた形になっているが急激に店舗を増やす計画をしているそうだ。一旦やるとなると徹底的にドミナントしにくるのがセブンイレブンのやり方だそうだ。
出店したどの市でも先ずは、主要駅の付近に必ず第一号店を出しているらしい。また、輸送コスト効率と短期で知名度を上げるために、地理的に集中（富山市でも高岡市でも南部にいまのところ店舗が多いようだ。）おそらく彼らの配送拠点が南部にある。新興住宅地が南部に伸びている。というのが背景にありそうだ。これは、セブンイレブンが東京で創業当時に行った手法と全く同じ。このドミナント法は、他のコンビニエンスストアからすると脅威だろう。実際、”フランチャイズ店募集”の看板も今回は、良く見かけた。売り上げは当然、利益もしっかり取りにくるところは、セブンイレブンらしいところかもしれない。と勝手に関心してしまった。
そうそう、いつものようにちょっと話がそれるがドミナントで思い出したんだけど、日本のTVCFってやたら芸能人を使うというのは認識があったけど、どうも気になってしょうがないのが出てくる芸能人が限られているという事。上戸彩ちゃんなんか２０社と契約しているらしい。それもここ５年間連続。そこまでの境地に達しなくても仲間由紀恵、浜崎あゆみ、天海祐希、松下奈緒、福山雅治などなど複数のスポンサーと契約してTVCFもバンバン出ている。これもある種のドミナントなんだろか。と思う。日本の大手広告代理店は、広告エージェントという位置づけは弱く広告ブローカー的な存在だからじゃないかと思うんだがどうだろうか。要は、放送枠を大手広告代理店が買い上げてそれをスポンサーに売るのが主体でTVCFなどのクリエイティブ、ましてや販売戦略にたいしてのコンサルは二の次という体質だからじゃないかと思うのだ。日本の広告代理店とは付き合いがなく、本で読んだ内容から推察しているに過ぎないので反論、異論もあると思う。僕は、海外でマーケティング業務に従事していたときつき合っていたの広告代理店からは、考えにくい現象なのです。（東南アジアのローカルのエージェント、英国の大手エージェントら何れからも想像出来ない現象。進んでいるのか、ただ単純に日本の市場がほかとは違うだけなのかわからないけど。）まあ、これも推察だがこの不況の最中、みんな思い切った勝負に出れないこともあって、知名度、好感度の高い芸能人を使いたがるから同じ芸能人が複数のブランドアンバサダーとして採用されてしまうのだろうが。それにしても、異様じゃないですか？日本の広告って。
昨年末にも帰省して”おやっ”と思っていた事がある。コンビニに関して発見があった。以前聞いた事があるのだが、セブンイレブンは、富山、石川、福井の北陸３県には、出店していない。しない。とまで聞いていたのだが、09年年末に帰省した際にセブンイレブンを富山で発見したのだ。北陸で出店しない理由の一つは、北陸人の財布の紐の固さにあるとそのとき聞いた。確かに日常は、質素だと思う。別にそんなに所得水準が低い訳でもないようだが、華美な生活を良しとしない風潮がある。反面、冠婚葬祭に関しては名古屋に負けず劣らず派手な振る舞いをする気質であることも間違いない。コンビニという多少割高感のある業種がビジネスをエンジョイするには、不向きな土地柄故、利益率重視のセブンイレブンは北陸を敬遠していた。反面、全国に店舗を広げて日本国全体での売り上げ、露出度でセブンに勝ちたいと考えていたローソンは、北陸にも積極出店を続けていたと言う説。おそらく正しいと思う。
で、なぜ、今になってセブンイレブンが北陸に出店し始めたかだが、まずやはり売り上げが欲しい。ご存知のように以前は、右肩あがりだったコンビニエンスストアの売り上げも下降気味。さすがのセブンも出展数をのばして売り上げを確保する戦法に出たと思われる。１店舗あたりの売り上げが下がっているのであれば、全体として売り上げを回復させるには店舗数を増やさざるを得ないというところ。
今回新聞記事になっていたのでデータが入手出来たが、その記事によると（多少先ほどのセブンイレブンが北陸に出店しなかった理由の説明と矛盾がある話になるが）富山県は、対人口比では全国で８番目にコンビニエンスストアが多い県だそうだ。そこにセブンイレブンが割って入ろうというのだからこれはかなりの地殻変動が起こると想像出来る。実際、セブンイレブンが09年１月から富山に出店開始したことによって、地元資本のコンビニエンスストアのかなりが閉店に追い込まれたとの事。
目下、ローソン、ファミマに水を空けられた形になっているが急激に店舗を増やす計画をしているそうだ。一旦やるとなると徹底的にドミナントしにくるのがセブンイレブンのやり方だそうだ。
出店したどの市でも先ずは、主要駅の付近に必ず第一号店を出しているらしい。また、輸送コスト効率と短期で知名度を上げるために、地理的に集中（富山市でも高岡市でも南部にいまのところ店舗が多いようだ。）おそらく彼らの配送拠点が南部にある。新興住宅地が南部に伸びている。というのが背景にありそうだ。これは、セブンイレブンが東京で創業当時に行った手法と全く同じ。このドミナント法は、他のコンビニエンスストアからすると脅威だろう。実際、”フランチャイズ店募集”の看板も今回は、良く見かけた。売り上げは当然、利益もしっかり取りにくるところは、セブンイレブンらしいところかもしれない。と勝手に関心してしまった。
そうそう、いつものようにちょっと話がそれるがドミナントで思い出したんだけど、日本のTVCFってやたら芸能人を使うというのは認識があったけど、どうも気になってしょうがないのが出てくる芸能人が限られているという事。上戸彩ちゃんなんか２０社と契約しているらしい。それもここ５年間連続。そこまでの境地に達しなくても仲間由紀恵、浜崎あゆみ、天海祐希、松下奈緒、福山雅治などなど複数のスポンサーと契約してTVCFもバンバン出ている。これもある種のドミナントなんだろか。と思う。日本の大手広告代理店は、広告エージェントという位置づけは弱く広告ブローカー的な存在だからじゃないかと思うんだがどうだろうか。要は、放送枠を大手広告代理店が買い上げてそれをスポンサーに売るのが主体でTVCFなどのクリエイティブ、ましてや販売戦略にたいしてのコンサルは二の次という体質だからじゃないかと思うのだ。日本の広告代理店とは付き合いがなく、本で読んだ内容から推察しているに過ぎないので反論、異論もあると思う。僕は、海外でマーケティング業務に従事していたときつき合っていたの広告代理店からは、考えにくい現象なのです。（東南アジアのローカルのエージェント、英国の大手エージェントら何れからも想像出来ない現象。進んでいるのか、ただ単純に日本の市場がほかとは違うだけなのかわからないけど。）まあ、これも推察だがこの不況の最中、みんな思い切った勝負に出れないこともあって、知名度、好感度の高い芸能人を使いたがるから同じ芸能人が複数のブランドアンバサダーとして採用されてしまうのだろうが。それにしても、異様じゃないですか？日本の広告って。
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