広告媒体のいろいろ。 [屋外広告・ビルボード]

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OOH(Out Of House)いわゆる、屋外広告。ビルボード広告なんて言い方もしますね。このビルボード国によって広告効果、広告コストがまちまち。このビルボードなんて香港の一等地なんだけどおそらく世界でも1、2を争う広告費が高いビルボードの筈。ここの場所を契約するのも至難の業。予約待ち状況らしいです。中国本土からのお客様や世界各国からの観光客の購買がかなりの比率を占めるのでTVCFなどよりも余程効果的なんです。観光客ってそんなにジックリTV観ないでしょ。反面、繁華街をやたら出歩いていて衝動買いをする。Impuls purchaseってやつですね。そういう時にやはり有効だとういうのは想像に固くない。また、インドやナイジェリアのような住民であってもTVなんてあまり観ていない。人が多いって国でもビルボードの有効性は高いと言われます。で、広告費も高い。(まあ、当然ちゃ、当然ですね。)で、効率的といわれるのが新聞。メディアとしては、古臭いようだが、コスト効率、利便性を追求すると
新聞が一番かも。ターゲットのエリア顧客層(たとえば富裕層の住むエリア、購読している新聞でお客様の層を限定する。)、知らせたいときにピンポイントで広告投入できる。限定エリア、限定期間だからコスト対投資効果としては、高くなる。ってシナリオです。

■ナイジェリア(食品、携帯電話Bizが広告主)
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■インド(雑然としながらも、ビルボードはそうとう有効らしい。ブランドそのものが未上陸で
もブランドのロゴ広告ありますからね。ちょっと前のNikonなんてそうだった。)
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そうそう、日本の野外広告でブランドの本気度測定のバロメーターにしているのが東急東横線の渋谷駅ホーム。ここって乗客のプロファイル(ニッチ層、インフルエンサー:影響力の大きい人)、話題の作りやすさからして広告投資効果の高く期待できる場所。それだけに高額な広告費用のようですが。ただ、高いからってチミチやっているようだと効果なしってところで
まあ、大体こんな感じですね。(それにしても広末涼子の露出度が最近凄い。)
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ここから本題です。これ気付かなかったな~。恥ずかしながらって話です。最近広告も急激に変化をしていて、単なる写真媒体から動画コンテンツの活用が進んでいるように思います。静止画にくらべて断然情報量が多く出来る。目を引きやすいという効果もあるでしょう。広告に限らず動画化が進んでいる。インフラ整備が進んでいる結果ともいえますが。
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デフレ、不景気で広告投下費用が抑えられている現状で広告費用単価を下げない。広告主からの依頼件数をすこしでも増やそうという努力ともとれますね。おなじスペースで何社分も流せますし、新しい媒体ってことで広告費用もDiscoutしなくてもよいし。

■動画だと言葉を使わなくても伝えられたりもする。(多数の国、国籍の層に対応する際にも効果的。という例ですね。)各メーカーのInstruction Manual もますます動画コンテンツが増えるでしょう。すでにその動きは活発化されているようですが。
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最近、品川駅でもこんな広告が現れました。LEDパネルをずらっとならべた広告。左右におのおの11基のパネルが(目測で)50メートルにおよんで設置されている。僕が毎日通勤する道すがらなので設置しはじめから注目していました。設置工事しはじめてから稼動まで約2週間ほど費やしていた気がするんですが、そんときは「まあ、動画広告か。まあ、時代のながれだね~。それにしても沢山パネルつけるんだな。」ぐらいにしか思ってませんでした。で、画面が稼動し始めて初めて見て感じたのが「綺麗じゃん。おうおう、順繰りでコンテンツ繰返し再生すればやっぱり複数のブランドの広告も出来るしね。」ぐらいが感想。それから数日なにも思わずに会社の行き帰りの際、眺めていたのですが気付きました。(ようやく。お恥ずかしい。)

DSC06290.JPGなぜあんなに(片側11パネル*両側(2)*往路復路(2)=)44パネルも設置されているかが。流すコンテンツの多くが動画。歩きながら観ているわけです。画面がたとえば1枚しかないと歩きながら首をまげるなりして画面をおいかけつづけなくてはいけない。何枚もパネルを設置することで歩行者は、あるきながら自然に動画コンテンツ(広告)の内容を追いかけられるのです。これもザックリなのですが距離と人の流れの速度を計測してみました。パネルが見え始めるところから最後のパネルまで歩行に要する時間は1分間。(50メートル)。それを装丁して画面の設置とコンテンツのつくりこみをしているのでしょう。歩行者が何気に見る広告もじつは様々な工夫がされているんでしょうね。(今回内容殆どが洞察なので真偽のほどは、保証できませんが。これいつものこと?)

ではでは。
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