ヤンミ・ムンさん。注目ですね。 [書籍・雑誌]

友人・知人に紹介して大いに盛り上がった話題です。ハーバード大学ビジネススクールの人気教授が始めて書いた本、「ビジネスで一番、大事なこと」。これ面白かった。同じような事を表現している人はいますが、たとえの引用の仕方、表現方法など含めて興味深い一冊でした。文中にもありましたが読んで理屈を理解するというより自分で感じる。そんな内容の本ですね。

スライド1.JPG


これは、通常のコンサルティングとか一般的なMBAの授業とは異なるアプローチかもしれません。真面目に戦略論を勉強した人に響く内容なのかもしれない。と思いました。

皮肉にもプロフェッショナルとして知恵を絞れば絞るほど、消費者のこころを見失ってしまう「差別化の罠」
スライド3.JPG
スライド4.JPG
スライド5.JPG
スライド6.JPG
スライド7.JPG
スライド8.JPG
スライド9.JPG
スライド10.JPG

Michael Sadel ( マイケル・サンダル)さんも層ですが質の高い授業をやっている。流石にハーバード大学ですね。先日からNHKで放送しているMichael Sadel@東京大学もなかなか見所あります。後編が今週末10月10日放送予定なので楽しみです。

ハーバード大学に話が偏ったのでついでに。ビジネススクール教授陣のなかには、ハーバード大学の評価が下がり気味。名物教授のマイケルE・ポーターさんもClayton M. Christensen(クリステンセン)さんも高齢で次に続く有望な教授が居ない。とかコメントされているのを聞いたことがありますがそんなことないのでは?とヤンミ・ムンさんの本に触れて感じました。実際、ヤンミ・ムンさんに関しての情報は日本では限られていますが、実際ハーバード大学ではそうとうな人気授業らしいですから。実態を把握できる情報は、やはり限られているということでしょうか。(日本にいると世界の出来事に関する情報入りにくいのは確かです。出張先でTVなどを観ていてツクヅク感じます。僕ももっと英語に精通していてUS,UKなどの記事を苦も無く読みこなせれば良いのでしょうが。。。)

ちなみにこの「ビジネスで一番、大事なこと」という本、本当に偶然に本屋で手にとって購入したものです。最近ほとんどの本は、Amazonなどのインターネットで購入することが多いのですがたまには、池上彰さんなどもおっしゃっているように本屋に行って俯瞰的に本棚をみつめ、ちがった出会いを求める行為も大切なんだなと実感しました。

マーケットに対して真摯であろうとしかつ、真剣にお客様の声に耳を傾け、競合他社に先んじようとする。その結果、コモディティ化がより進み、さらにはお客様にとって価値が見出せない多様性(選択肢)が増え、顧客にとって必ずしも心地よいとはいえない状況を作っているのが実態。だからといってやはり市場で起きていること、顧客の意見に耳を傾けないというのではないと思っています。実態、Demandを知った上で一歩ひいた位置から俯瞰的に物事をとらえどのようなアプローチをするかを考える。そいう離れ業をこなせる。そういうブランド、企業が生き残っていけるそういう時代に益々なっていくのではないかと思いました。

より突っ込んで表現すると、この野中郁次郎さん(一橋大学名誉教授)の「跳んだ帰納法」 だったり、「知的体育会系リーダー」がこの課題解決のヒントなのではないかと思うのです。

スライド11.JPG
スライド12.JPG そうそう、どこかのSiteで見かけたのですが、サッカー元日本代表の中田英寿さん、ハーバード大学のビジネススクール進学を目指しているそうですね。いい刺激をこの閉塞感あふれる日本にあたえてくれそうで楽しみです。 ではでは。
ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業

ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業

  • 作者: ヤンミ・ムン
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2010/08/27
  • メディア: 単行本

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。