”事業戦略”と”ブランド戦略”との関係 〜 その②〜 [講演会・セミナー]
先日、首記主題にそって記事を書き始めたが、話が膨らみすぎて1つの記事に収まりきらなくなってしまった。ということで続編。
”事業戦略”と”ブランド戦略”との関係 〜 その①〜で見て来たように、事業戦略の一部でありコアであるエリア戦略、昨今叫ばれているグローバル経営・戦略にも様々なタイプがあり、それとブランド、広告戦略とが密接にからみあうことは容易に理解出来るかと思う。(そういう前提で文脈をまとめた)
では、どのブランド戦略が正しいか。といえば、どれも正しいし、間違っている。戦略は、あくまで仮説の上に成り立っている。また、事業戦略に沿ったものであれば、それは正しいブランド戦略と言える。そうでなければ、間違っている。あくまで基準は、事業戦略と矛盾がないか。である。
逆に、こんなブランド戦略を進めたい。という思いがあったとしてもそれに見合う事業戦略が立案できてそれを実行するだけの企業体質がないとやはり矛盾を生じてしまう。そこまで密接なものだという認識が必要。どうも日本企業は、この辺に関して徹底出来ていない、もしくは軽視しているのでは。と思ってしまうことが多い。(中には優れた企業もある。あくまで全体傾向である。)
また、企業も生き物。戦略も時代や、経営者によって変化して行くものである。意識的に変え、それをブランディング戦略、メッセージ(タグライン)で表現している企業も多い。
たとえば、ソニーを例にとると
①It's a Sony ( 岡崎茂生さんもコメントされていたが、これは世の中に見事に衝撃をあたえた。)
当時は、たしか盛田昭夫さんが経営責任者。
②Digital Dream Kids(Re-generation ソニーはDigital時代を迎えて生まれ変わります。これもメッセージ性とビジョンを感じさせるものだった。)当時は、出井伸之さんが経営責任者
③like no other
④make.believe
⑤BE MOVED そして今現在。 現在の経営責任者は、平井一夫さん。
では、次回はブランド戦略は、ビジネス(商売)においてどのような影響を生むのか。平たく言うとブランド戦略=ブランドイメージは、消費者の購買行動に影響を及ぼすのか。に関して考察してみたいと思う。
ではでは。
[1]相葉 宏二 (著), グロービス経営大学院 (著)『グロービスMBA事業戦略』
”事業戦略”と”ブランド戦略”との関係 〜 その①〜で見て来たように、事業戦略の一部でありコアであるエリア戦略、昨今叫ばれているグローバル経営・戦略にも様々なタイプがあり、それとブランド、広告戦略とが密接にからみあうことは容易に理解出来るかと思う。(そういう前提で文脈をまとめた)
では、どのブランド戦略が正しいか。といえば、どれも正しいし、間違っている。戦略は、あくまで仮説の上に成り立っている。また、事業戦略に沿ったものであれば、それは正しいブランド戦略と言える。そうでなければ、間違っている。あくまで基準は、事業戦略と矛盾がないか。である。
逆に、こんなブランド戦略を進めたい。という思いがあったとしてもそれに見合う事業戦略が立案できてそれを実行するだけの企業体質がないとやはり矛盾を生じてしまう。そこまで密接なものだという認識が必要。どうも日本企業は、この辺に関して徹底出来ていない、もしくは軽視しているのでは。と思ってしまうことが多い。(中には優れた企業もある。あくまで全体傾向である。)
また、企業も生き物。戦略も時代や、経営者によって変化して行くものである。意識的に変え、それをブランディング戦略、メッセージ(タグライン)で表現している企業も多い。
たとえば、ソニーを例にとると
①It's a Sony ( 岡崎茂生さんもコメントされていたが、これは世の中に見事に衝撃をあたえた。)
当時は、たしか盛田昭夫さんが経営責任者。
②Digital Dream Kids(Re-generation ソニーはDigital時代を迎えて生まれ変わります。これもメッセージ性とビジョンを感じさせるものだった。)当時は、出井伸之さんが経営責任者
③like no other
④make.believe
⑤BE MOVED そして今現在。 現在の経営責任者は、平井一夫さん。
では、次回はブランド戦略は、ビジネス(商売)においてどのような影響を生むのか。平たく言うとブランド戦略=ブランドイメージは、消費者の購買行動に影響を及ぼすのか。に関して考察してみたいと思う。
ではでは。
[1]相葉 宏二 (著), グロービス経営大学院 (著)『グロービスMBA事業戦略』
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