何のカテゴリーなんでしょうか、ラーメン二郎って。 [よもやま話]

これがラーメン二郎.jpg

ラーメン二郎.JPG

久しぶりに行ってきました、ラーメン二郎。店舗面積拡張工事のためにしばらく営業していなかったこともあって本当に久しぶりに行きました。品川店。
いつも行列なので、早く行くか、遅くいくかでなやんで結局おそめの2時ごろに行きましたがそれでも30分近く待ちました。営業ストップしていたこともあって普段以上にお客様が多かったのではないかと思ってます。

新装オープンしたということもあり、入り口付近に3つほど小さな花輪がありました。その一つがさわやか信用金庫さんでした。メインバンクはここなんですね。品川店の場合は。

新しい店舗の様子ですが、以前となりにあったインド料理屋さんが閉店してそのエリアも取り込んでお店全体を拡張したというのが今回のリノベーションの内容です。座席数などは以前のまま据え置き。(調理するのは、以前と同じお二人なので生産能力が変わらないから増やさなかったのでしょうね。

店舗内スペースがトータルでは2倍になったのに、厨房を若干広めにして、座席スペースも拡張。あとは、物置なのか休憩スペースなのかStaffルームらしきものを新規でつくってました。
こじんてきには、あのギュウギュウのお客様座席スペース好きだったのでちょっぴり寂しかったです。(下記、改装前の店舗の様子です。どなたかのWebから拝借しました。)
ラーメン二郎 品川店 改装前.jpg


ちなみに(飲食)店を繁盛させる秘訣のひとつは、繁盛している状態を来客にも通行人などにも認知、体験してもらうことだそうです。人気が人気を呼ぶ。品薄だと聞くと益々てに手にいれたくなる。という消費者心理をくすぐるということなのでしょう。実際、行列ができていることはこういう食べ物商売の場合大切なことで、処理能力をあげて行列を解消してしまったとたんにガックっと客足が落ちるというのはよくある話のようです。
一般のお客様のみならず、BtoB,社内での製販などでも良く似たことが起きますね。実際。品薄だとセールチームにアナウンスしたとたんにオーダーが増える。で、商品在庫の供給が十分になったと情報出しした途端にオーダー激減。以前欲しいといっていたセールス、Dealerまでもが要らないと言い出す。それに似ています。よく販売会社内での製販でなやまされたものです。僕は、それを逆手に利用して販売実績を伸ばしたこともありますがとにかく難しいものですね。個人個人の心理は、当然ミクロ視点で見る必要がありますが、それをマクロで捉えるコントロールするにはどうするかが見えていないといけなかったりする。同じ出来事を視点や、分析軸をかえて捉える必要をこういうところでも感じるわけです。)

で、お店の状況に話を戻します。通常昼は、14時30分でいったんCloseするのですが、この日は16時になっても店は開きっぱなしでした。行列もずっとありました。新装開店の投資を一日でも回収しようというのか、しばらくの間閉店していたので、すみませんでした。という意味合いなのか分かりませんが相変わらずの人気ぶりには、恐れ入りました。

それにしても、ラーメン二郎のラーメンってカテゴリー的には何に属するんでしょうか。名前はラーメンでも決してラーメンじゃない気がします。あの麺にあのスープ。完全な独特なものです。あまりたとえようがなくくらい。だからなんでしょうね。時時、無償に食べたくなるのは。あそこでしか食べられない味、ガッツり感。僕自身は、さすがに女性を連れて行くのは躊躇してしまうのですが、最近は結構女性客も行列に入られています。ターゲット客以外の客層も取り込まれ始めているってことですね。まるでFranc Francみたいですね(笑)。

カテゴリーもそうですが、ラーメン二郎ってどの差別化軸なのでしょうか。手軽軸でないことだけは確かです。IndividualっていうかOnly Oneってことだけは言えますね。
差別化軸のいろいろ.jpg

そうそう思い出しました。シンガポールにもラーメン二郎の流れを汲んだ(実際の関係は知りません見た目はしっかり踏襲しています。)その名も「新二郎」(ロバートソンキーにある麺屋しんちゃん。)ってのがあります。ラーメン二郎をいろいろ食べ歩いたかたでも、新二郎まではなかなかいらっしゃらないのでは。(写真ではわかりづらいですが、若干ボリュウムは二郎にくらべて少なめです。シンガポール人は小食なのでそれに合わせたのかな。これ勝手な推測です。)
新二郎.jpg

尚、ラーメン二郎の分析に関しては、下記大変興味深いです。興味のある方はどうぞ。
http://diamond.jp/articles/-/4445

ではでは。



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