スポーツグッズの場合は、影響度が相当高い筈です。 [よもやま話]

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以前、テニスラケットで見かけたマーケティングアプローチです。最近注目しているバドミントンでも遣っているようです。(今でもテニスラケットでもやっているようですが最近はモニタリングしていないので詳しいことは言えませんが。)バドミントン用具では、YONEXが絶大なるマーケットシェアを有しているのが現状ですが、以前にも記事にしたようにLi-Ningという中国ブランドが最近健闘しているようです。世界一強い中国ナショナルチームのオフィシャルスポンサーかつサプライヤーになっていて全員のラケット、シューズなどを提供している。それに向けての対抗策がこの3選手のサイン、名前を冠したモデルの発売です。テニスラケットなどの場合(Wilson)は、恒久的なモデルとして発売していましたが、今回の場合は限定モデルとしての発売だそうです。

このLi-Ningの攻勢までは、YONEXは、アドバイザリースタッフという名前でどの選手がどの自社ラケットを使っているかを表示していたのに過ぎなかった。(1つのラケットでも複数の選手が使用している。というのも表現出来たし中国選手ふくめて殆どの選手がYONEX愛用者ということで良かったのかもしれません。)今回は、このラケット=この選手という図式をしっかり打ち出したということです。

この競合は、しばらくは決着はつかないと思います。加えて、中国ナショナルチームの選手の戦績が以前ほど好調じゃないなどの影響もあって複合要素をどのように読むかなども難しい状況です。個人的には、YONEX派ですが他人とちょっと違ったラケットを使っている。っていうのも「通っぽい」のでLi-Ningや、GOSENなどにも興味がありますね。そういう顧客の取り合いってのも注目したいところです。(それほどデータがAvailableじゃないので考察分析は難しいですが。)でも、シューズだけはやっぱりMIZNOかな。アンバサダーとして、田児や潮田を使われたらいい歳してそのモデル買っちゃうかも。年甲斐もなく、そういうマインドがあるのでこういうマーケティング手法にとても興味があるのです。

先日訪問した、シンガポールの高級かつトレンド発信地iOnの地下にあるアンテナショップです。日本では、露出度が低いので面白いから買っちゃおうかな。ってちょっとだけ迷いましたがグッと我慢しました。(こわいこわい、以前だったらそんなこと思わなかったのに。。。)
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