奥が深い国。何事にも多面性はありますね。(シンガポール) [出張・旅行]
シンガポールに遊びに行って、いまは実家でボーっとしながらマーケティングの事考えててます。もうすこしシンガポールのことにつにて書いてみましょう。 8月9日はシンガポールのNational Day(建国記念日)。僕が今回滞在したのが8月11日&12日なのでその直後。8月14日から約2週間は、Youth Olympic Gamesがシンガポールで開催される。そんなタイミングでの訪問でした。建国して45年しか経っていないのに凄い勢いで発展しています。期せずして僕の生まれた年にマレーシアから独立した国です。シンガポール人やシンガポールに住んでいる友人マレーシア人の友人を何人かいますが皆優秀です。勉強するのが当たり前という環境で素直に育った。そんな友人ばかりという印象を受けます。国土が琵琶湖ぐらいしかなく、人口も400万人程度。資源もないので頼れるのは知力のみ。というのを徹底して心得ています。国としてのまとまりも良いですね。一直線に発展しています。ご存知のように1人あたりのGDPももやは上。GDPの成長率も今年は中国より上だそうです。勉強不足ながらも、リー・クアンユー(Lee Kuan Yewシンガポールの初代首相、現顧問相)の巨人ぶりをひしひしと感じますね。
近代化、観光国という側面と将来の投資を明確に進めている国でもあります。観光都市国家の促進として有名なのがF1開催やカジノですね。屋上に船の形をしたものが乗っかっていますがこの建物がカジノだそうです。
高級店からトレンド店まで揃えた09年にオープンした話題の店iOn.こういう店をこのオーチャードに多数展開していくのも政府の方針。観光客は必ずここに立ち寄る。
将来の投資として力を入れているのが水。大量の水をマレーシアから輸入しているシンガポールは、海水から水を作るなどして生活用水、工業用水を確保する研究を積極的に進めているそうです。なによりも感心するのが、こういう研究に大切なのは人材であることを理解していて、優秀な人材を正解各国から集める工夫と努力をしている点ですね。十分な報酬と住環境の提供はもちろんの事、研究に予算もふんだんに用意しているそうです。
教育面でもNational University Singaporeは、もちろんのことNanyang Technological UniversityなどのMBAもアジアNo.1の高い評価を受ける教育機関とのことです。実際にこれらの学校の施設に足を踏み入れたとこがありますが、豪華です。生半可じゃないお金のかけ方をしているが人目でわかります。教授陣にも十分な研究費や設備を与えていることは想像に難くありません。
で、目線をちょっと庶民に戻します。日常生活が一番反映されるのってやはり衣食住。ですね。先ず、衣料。
赤道直下で一年中夏のシンガポール。みんなラフな格好しています。重宝されているのがアディダスやナイキなどのスポーツブランドのTシャツや、トレーニングシャツ。それにサンダル履きが普段スタイルですね。そういう背景もあって日本よりずいぶん前にCROCSがおお流行してました。4年前にシンガポールに赴任した際に、シンガポール人の大半がCROCSは居ているのをみてなんだこりゃ。と思った記憶があります。さすがに通学時の学生は、みんな制服を着用していますし、会社員は、それっぽい格好をしています。
食事。かなりの食事を外食で済ませる国民性のようです。ホッカーセンターやフードコートと呼ばれる屋台村で食事をすませることが多いようです。ぼくも忘れられない味がいくつかあって先日もフードコートでフライドホッケンミーを食べました。ホッカーセンターやフード子イーとのメニューっていうなれば定番メニューをさまざまな個人商店(屋台)が提供してくれるお店で値段も安い。というのが売りです。人気店は行列が出来たりします。僕の今回立ちよったお店もかなりの人気有名店です。(フライドホッケンミー:なにやらゲロっぽい様子ですがスペインのゴミ煮込みパエリア同様、見た目とちがって絶品です!)
住に話を移します。たいていのシンガポール人は、HDBという集合住宅に住んでいます。いわゆる団地ですね。普通に生活していれば誰でも購入可能なシステムになっているらしく社会保障制度が出来ている国という印象がここからも受けます。(写真は、Ang Mo KioというエリアでHDBが無数に乱立しているエリア。こういうエリアがシンガポール内にいくつもあります。エリアごとの開発時期の違いにより、居住している世帯のGenerationに違いがあります。HDBのみならずMRT駅や駅ビルなどの開発も同時に行うのでエリアごとのGeneration色が町全体に現れているとも言われます。確かにショッピングモール毎に客層の違いを感じます。)
このHDB、国が計画的に建設しているだけあって単なる箱物でなく、街全体をデザインしていて食事、クリニック、Gymなどの施設やコミュニティの場を提供できる設計になっていて便利なようです。
ただ、こういう生活、開発をささえる労働力の確保にも割り切りを見せているのがこの国のすごいところ。現場を支える力は、海外労働者に頼っている。それを方針として進めている。だからこそ一直線の成長が継続できているんだと思いますね。だからこういう部分を陰の部分とは表現したくない。Globalで世界が大きくかわっていく途上では裂けられない、必要な部分なんだろうと思うのです。BRICsやそれに続くといわれる新興国の発展におけるなにかヒントになると思いながらの訪問&視察でした。 ではでは。
近代化、観光国という側面と将来の投資を明確に進めている国でもあります。観光都市国家の促進として有名なのがF1開催やカジノですね。屋上に船の形をしたものが乗っかっていますがこの建物がカジノだそうです。
高級店からトレンド店まで揃えた09年にオープンした話題の店iOn.こういう店をこのオーチャードに多数展開していくのも政府の方針。観光客は必ずここに立ち寄る。
将来の投資として力を入れているのが水。大量の水をマレーシアから輸入しているシンガポールは、海水から水を作るなどして生活用水、工業用水を確保する研究を積極的に進めているそうです。なによりも感心するのが、こういう研究に大切なのは人材であることを理解していて、優秀な人材を正解各国から集める工夫と努力をしている点ですね。十分な報酬と住環境の提供はもちろんの事、研究に予算もふんだんに用意しているそうです。
教育面でもNational University Singaporeは、もちろんのことNanyang Technological UniversityなどのMBAもアジアNo.1の高い評価を受ける教育機関とのことです。実際にこれらの学校の施設に足を踏み入れたとこがありますが、豪華です。生半可じゃないお金のかけ方をしているが人目でわかります。教授陣にも十分な研究費や設備を与えていることは想像に難くありません。
で、目線をちょっと庶民に戻します。日常生活が一番反映されるのってやはり衣食住。ですね。先ず、衣料。
赤道直下で一年中夏のシンガポール。みんなラフな格好しています。重宝されているのがアディダスやナイキなどのスポーツブランドのTシャツや、トレーニングシャツ。それにサンダル履きが普段スタイルですね。そういう背景もあって日本よりずいぶん前にCROCSがおお流行してました。4年前にシンガポールに赴任した際に、シンガポール人の大半がCROCSは居ているのをみてなんだこりゃ。と思った記憶があります。さすがに通学時の学生は、みんな制服を着用していますし、会社員は、それっぽい格好をしています。
食事。かなりの食事を外食で済ませる国民性のようです。ホッカーセンターやフードコートと呼ばれる屋台村で食事をすませることが多いようです。ぼくも忘れられない味がいくつかあって先日もフードコートでフライドホッケンミーを食べました。ホッカーセンターやフード子イーとのメニューっていうなれば定番メニューをさまざまな個人商店(屋台)が提供してくれるお店で値段も安い。というのが売りです。人気店は行列が出来たりします。僕の今回立ちよったお店もかなりの人気有名店です。(フライドホッケンミー:なにやらゲロっぽい様子ですがスペインのゴミ煮込みパエリア同様、見た目とちがって絶品です!)
住に話を移します。たいていのシンガポール人は、HDBという集合住宅に住んでいます。いわゆる団地ですね。普通に生活していれば誰でも購入可能なシステムになっているらしく社会保障制度が出来ている国という印象がここからも受けます。(写真は、Ang Mo KioというエリアでHDBが無数に乱立しているエリア。こういうエリアがシンガポール内にいくつもあります。エリアごとの開発時期の違いにより、居住している世帯のGenerationに違いがあります。HDBのみならずMRT駅や駅ビルなどの開発も同時に行うのでエリアごとのGeneration色が町全体に現れているとも言われます。確かにショッピングモール毎に客層の違いを感じます。)
このHDB、国が計画的に建設しているだけあって単なる箱物でなく、街全体をデザインしていて食事、クリニック、Gymなどの施設やコミュニティの場を提供できる設計になっていて便利なようです。
ただ、こういう生活、開発をささえる労働力の確保にも割り切りを見せているのがこの国のすごいところ。現場を支える力は、海外労働者に頼っている。それを方針として進めている。だからこそ一直線の成長が継続できているんだと思いますね。だからこういう部分を陰の部分とは表現したくない。Globalで世界が大きくかわっていく途上では裂けられない、必要な部分なんだろうと思うのです。BRICsやそれに続くといわれる新興国の発展におけるなにかヒントになると思いながらの訪問&視察でした。 ではでは。
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