学習意欲にますます火がつきました。早稲田大学ビジネススクール。 [講演会・セミナー]
早稲田大学のビジネススクール(WBS)説明会に行ってきました。いい刺激を一杯もらってきました。今日もあらためてもっと若いときに目覚めればよかったなとツクヅク感じました。が、反面、いまが最後のチャンスかもとも思いました。日曜の昼から夕方まで教授陣からの説明や、修了者からの経験談など盛りだくさんでした。大学側も学生獲得に一生懸命なのが良くわかりました。熱心です。
説明会に行く前からお目当てがしっかりあって出かけました。内田和成先生と遠藤功先生。そして恩藏直人先生。著書や、講演会などを通じて多少なりとも存じ上げていたのでお会い出来てよかった。進学希望で説明会に出かけましたが益々進学希望を強くした一日でした。
いつもは、内田先生のお話にかんして触れることがおおいですが、今回のWBSフェアでの基調講演をされた遠藤先生を中心に記事にしてみます。
題名は、「今考えている事&ビジネススクールとの関係」時間は、約40分間と短めでしたが内容は濃かったです。
「日本が元気がないのはどうして?」「構造的なところに問題はないの?」
■現状を「終焉」と見るのか、次の50年の成長のための「入り口」なのか。
企業の寿命は、50年。30年もすぎると成長がとまり終焉に向かう。物事は、捉えかた次第。次の成長曲線を描いて行くための入り口にあると思えば、まだまだ出来ることがある。その成長曲線を誰が描いて行くか。というと若い世代であるkとは間違いない。
ただ、今までと次の成長曲線とは状況が違いすぎる。例えば、「環境」とか「CSR」とかなんて過去には無かったし、インド、中国などの企業の存在もなかった。そのなかでどう成長していくかを描かないといけない以前とは異なった難しさがある。(がむしゃらだけでは駄目ということか。byマイク島田)
■今、何がおきているのか。鳥の眼、虫の眼、2つの眼が必要。
①鳥の眼(潮流、風を読む)
・世界的な富の偏在が変化。
・新たな利権争奪戦。
・巨大新興国におけるジャイアントプレーヤーの登場。
②虫の眼(土の匂いを嗅ぐ。)
・足元の競争力(現場力)の溶解。
・自信喪失、思考停止してしまっている現場。
・競争力の原点を見失っている。
■起きていることの事例。
粗鋼生産量のTop10(企業)に中国企業はすでに5社も入っている。中国には、鉄鋼メ ーカーが約800社もあって、さらに再編して巨大化していく。
ちなみに、2009年度で新日鉄が8位、FEFで9位。どんどん下がっていくのは明白。
エアコンに関して。
まずは、市場規模。中国のエアコン市場サイズは、8000万台規模。
(まだまだ伸びる。)対して日本の市場規模は、700万台に過ぎない。
中国の珠海格力(グリー)は、年間2000万台を生産している。
このスケールの違いが現実。
→この現実をを冷静に客観的に見よ。(鳥の眼)
→日本の現場力はまだあるのか。失われているのか?見極めよ。(虫の眼)
■日本の企業がやるべきこと。
①大胆な戦略転換。
脱コモディティ
プレミアム立国
「体格」でなく「体質」で競う。(質に拘る。)
②足元の競争力の強化
現場力復権(いいサービス、いい商品を提供するためには不可欠)
「体質」を作り出すのは現場。
「人」中心の経営
コストセンターでなく、バリューセンターへ。
→全体は見直すが、変えてはいけないものは守る。
「変」と「常」このバランスをとるのが経営。
「現場」をコストと見るか。バリューと見るか。日本本来の強さは現場を
バリューセンターと見て来たところにあった。
■「体質」勝負
・国も企業も個人も体質で勝負する。
中途半端に「体格」で競争すべきではない。
(先の鉄鋼業や、エアコン、電子レンジなどの業界をみればそれは明らかですね。)
■WBSは個人の「体質」強化を支援します。
グローバルに通用する本物の力を身に着けさせる。それぞれの人のニーズや考えに合った 多彩なコースの提供。一人で体質を磨くのは難しい。一流の教授陣に一流の友人が得られ ます。一流のそして違う質と出会うことで未知の自分と出会いましょう。
ん~、やっぱり僕もここWBSで学んでみたい。と感じたのでした。通い始めたら鍵になるのが、お金、時間、そして家族の理解。たしかにそうだと思います。僕の場合は、家族の理解ってのが一番おおきな鍵になりそうです。なによりも娘がね~。おっとそれよりも試験にいかにパスするかも課題ですね。試験にパスしてから考えるか。
ではでは。
説明会に行く前からお目当てがしっかりあって出かけました。内田和成先生と遠藤功先生。そして恩藏直人先生。著書や、講演会などを通じて多少なりとも存じ上げていたのでお会い出来てよかった。進学希望で説明会に出かけましたが益々進学希望を強くした一日でした。
いつもは、内田先生のお話にかんして触れることがおおいですが、今回のWBSフェアでの基調講演をされた遠藤先生を中心に記事にしてみます。
題名は、「今考えている事&ビジネススクールとの関係」時間は、約40分間と短めでしたが内容は濃かったです。
「日本が元気がないのはどうして?」「構造的なところに問題はないの?」
■現状を「終焉」と見るのか、次の50年の成長のための「入り口」なのか。
企業の寿命は、50年。30年もすぎると成長がとまり終焉に向かう。物事は、捉えかた次第。次の成長曲線を描いて行くための入り口にあると思えば、まだまだ出来ることがある。その成長曲線を誰が描いて行くか。というと若い世代であるkとは間違いない。
ただ、今までと次の成長曲線とは状況が違いすぎる。例えば、「環境」とか「CSR」とかなんて過去には無かったし、インド、中国などの企業の存在もなかった。そのなかでどう成長していくかを描かないといけない以前とは異なった難しさがある。(がむしゃらだけでは駄目ということか。byマイク島田)
■今、何がおきているのか。鳥の眼、虫の眼、2つの眼が必要。
①鳥の眼(潮流、風を読む)
・世界的な富の偏在が変化。
・新たな利権争奪戦。
・巨大新興国におけるジャイアントプレーヤーの登場。
②虫の眼(土の匂いを嗅ぐ。)
・足元の競争力(現場力)の溶解。
・自信喪失、思考停止してしまっている現場。
・競争力の原点を見失っている。
■起きていることの事例。
粗鋼生産量のTop10(企業)に中国企業はすでに5社も入っている。中国には、鉄鋼メ ーカーが約800社もあって、さらに再編して巨大化していく。
ちなみに、2009年度で新日鉄が8位、FEFで9位。どんどん下がっていくのは明白。
エアコンに関して。
まずは、市場規模。中国のエアコン市場サイズは、8000万台規模。
(まだまだ伸びる。)対して日本の市場規模は、700万台に過ぎない。
中国の珠海格力(グリー)は、年間2000万台を生産している。
このスケールの違いが現実。
→この現実をを冷静に客観的に見よ。(鳥の眼)
→日本の現場力はまだあるのか。失われているのか?見極めよ。(虫の眼)
■日本の企業がやるべきこと。
①大胆な戦略転換。
脱コモディティ
プレミアム立国
「体格」でなく「体質」で競う。(質に拘る。)
②足元の競争力の強化
現場力復権(いいサービス、いい商品を提供するためには不可欠)
「体質」を作り出すのは現場。
「人」中心の経営
コストセンターでなく、バリューセンターへ。
→全体は見直すが、変えてはいけないものは守る。
「変」と「常」このバランスをとるのが経営。
「現場」をコストと見るか。バリューと見るか。日本本来の強さは現場を
バリューセンターと見て来たところにあった。
■「体質」勝負
・国も企業も個人も体質で勝負する。
中途半端に「体格」で競争すべきではない。
(先の鉄鋼業や、エアコン、電子レンジなどの業界をみればそれは明らかですね。)
■WBSは個人の「体質」強化を支援します。
グローバルに通用する本物の力を身に着けさせる。それぞれの人のニーズや考えに合った 多彩なコースの提供。一人で体質を磨くのは難しい。一流の教授陣に一流の友人が得られ ます。一流のそして違う質と出会うことで未知の自分と出会いましょう。
ん~、やっぱり僕もここWBSで学んでみたい。と感じたのでした。通い始めたら鍵になるのが、お金、時間、そして家族の理解。たしかにそうだと思います。僕の場合は、家族の理解ってのが一番おおきな鍵になりそうです。なによりも娘がね~。おっとそれよりも試験にいかにパスするかも課題ですね。試験にパスしてから考えるか。
ではでは。
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